年賀状シーズン真っ只中。年賀状にバタバタされている方も多いかもしれませんね。パソコンのツボ本館でも今年の ”はがきデザインキット2022” についてご紹介しましたが、別館ではテンプレートを使わないパターンでの作成方法をご紹介します。






・今年の “はがきデザインキット2022” は、Web版とスマホ版のみ Part 1
・今年の “はがきデザインキット2022” は、Web版とスマホ版のみ Part 2
・今年の “はがきデザインキット2022” は、Web版とスマホ版のみ Part 3
基本的な使い方は、本館でご紹介している方法で問題ないわけですが、真っ白な紙に、好きなイラストや文字を配置してオリジナルのデザインを作成したい場合などちょっとわかりずらいところもありますので、オリジナル作品を作る上で便利な素材サイトも含めてご紹介いたします。
【テンプレートを使わないで作成する】
テンプレートは非常に便利ではありますが、題字があまり好みでなかったり、そこに入っている文章が今一つな感じだったりして、自分が作成する上で今一つ気に入ったものがないケースも多々あります。
そんな場合、白紙から題字やイラスト、文章を入れて作成…ということになるわけですが、現在のはがきデザインキットには、何もデザインされていない、いわゆる ”白紙” の類のものがありません。
さらに言えば、イラストの場合でも、背景を活かしてきれいにフチなしで印刷したい….それもできません。上記の画像にもあるように、イラストのみのテンプレートを選択すると、”普通紙で作る(フチあり)” しか選択できず、またテンプレートを選択して編集画面に入ると、イラストの追加はできず、さらに文面をちょっと変更する程度にとどまってしまいます。
— 白紙のテンプレートとして写真用のテンプレートを使用する:
フチなし印刷、そして好きなイラストや文字を利用して作成する場合には、”全面写真” のテンプレートを利用します。




すると上記にもあるように、全面写真の、縦・横用のテンプレートが表示されます。このテンプレートであれば、”写真用紙でつくる(フチなし)” が選択可能です。そしてクリックして進むと、写真の追加する画面になります。
— 素材はあらかじめ用意しておこう!:
ちょっと順番は逆になりましたが、実際の作業は上記までのような工程で進むわけですが、作成にあたって予め素材は別途用意する必要があります。インターネットで検索するといろいろなものがありますが、お勧めはプリンターメーカーの提供する素材。プリンターメーカー各社ともに、自社のプリンターを活用してもらおうと様々な素材を提供しています。今回ちょっと便利だな?と思ったのが、ブラザーのサイト。



年賀状以外にも、この季節にも利用できる クリスマスカードなどの素材も提供してくれているので、便利かもしれませんね。今回はこちらの素材を利用して、年賀状を作成してみます。


素材を選択して、ダウロードしておきます。保存先は指定していない場合、通常はダウンロードフォルダに保存されますので、保存したけど画像が見当たらない~という場合には、ダウンロードフォルダをご確認ください。
— いざ作成!:
さて順番が前後しましたが、ここからが作成作業になります。
全面写真のテンプレートで、今回は縦用のものを選択してみましたが、”ファイルを選択する” をクリックして、保存されている場所から画像をクリックし、開くとクリックすると画像が挿入されます。


挿入された画像の大きさや、位置を調整し、問題なければ →をクリックして進みます。
続いてメッセージの入力画面。”メッセージを新規追加する” をクリックすると入力枠が表示されます。簡単なメッセージや、デザイン面に自分の住所や名前などを入力する場合にはこちらで作業をします。そして完成したら、→をクリックして進みます。



最後は確認の画面。実際に印刷を郵便局に依頼する場合には、ここで表示される赤枠の部分には注意も必要かもしれませんが、ご自分で印刷する場合には特に問題ないので、そのまま “保存する” をクリックして終了です。
— 印刷する:
“保存する” をクリックすると、テンプレートの選択画面に戻ります。先ほど保存したデータは、”マイデザイン” をクリックして呼び出します。


そして “自宅プリント” をクリックします。画面をスクロールして、”利用規約に同意する” をクリックすると、”PDFダウンロードに進む” がクリックできるようになります。



“PDFダウンロード機能” のところでは、”デザイン面のPDFを生成する” をクリックすると、以下の画像の手順で、PDFファイルのダウンロードができるようになります。
この後印刷で注意したいのは、ダウンロードしたPDFファイルを印刷するわけなので、年賀状作成ソフトの様に自動的に用紙サイズをハガキにしてくれません。
印刷の際には、プリンターのプロパティなどから、用紙サイズをハガキに変更してご利用ください。
また自宅プリントではなくて、コンビニプリントなども選択できます。何らかの事情で、プリンターが利用できない場合にはコンビニ印刷も可能です。
“はがきデザインキット2022” 上手に利用したいですね。