月別アーカイブ: 2021年11月

Microsoft 365 Personal が2割引きとお得!

今週末は Black Friday と称していろんなネットなどの通販サイトでセールをやっています。

ぼちぼち自分が使用している Microsoft 365 Personal も更新しておいた方がいいのかな?それとも、例年行われている3000円キャッシュバックキャンペーンってやるんだろうか?と思いつつ Amazon を覗いていたら…

なんと、11,565円 と普段よりお安め。これも Black Friday だからかな?と思いつつよくよくみると、なんと “注文時に20%割引” 何てあります…
これなら、3000円キャッシュバックに匹敵するぐらいお得なんだろうな?とも思いつつ、注文時になってみないとは、ちょっと心配でした。

— そして注文を決行:

恐る恐る注文… あぁ~、やっぱりキャッシュバックキャンペーンを期待したほうがよかったのかな?なんて思いつつでした。

そして、えいゃぁ~….と。もう人柱になった気分で。

無事購入が完了して、請求額を見て一安心….まぁ、こんなキャンペーンやってたりすると案外今年は、これを逃すと定額で買わないといけないのかな?と思ってのことでしたので、この金額を見て、胸をなでおろしました…. 金額的にはほぼキャッシュバックキャンペーンと同じになりますね。今年は、6月にキャッシュバックキャンペーンをやってたので、このあとやるんでしょうかね?

コンシューマー向けの Office の単体製品値上げへ

ちょうど本日、Office の単体製品の値上げの話をパソコンのツボ本館の方で取り上げたわけですが、こうした状況だと、もはや単体や永続版の統合パッケージって割高に感じられますね…

<参照>

コンシューマー向けの Office の単体製品値上げへ

Office アプリのフィードバック先

Windows 10 などには、フィードバックHUBがあったりするので、そこを通じて、日本語で、Windows 10 の不具合や、機能に対する要望をフィードバックすることが可能です。
ただしこのフィードバックHUBを利用してフィードバックするものは、Windows の機能に限定されています。

同じ Microsoft 製品であっても、Office 製品や、Microsoft Edge といったブラウザなどはまたフィードバック方法が異なってきます。

さて今回、Microsoft 365 向けに新たなフィードバック先が追加されたりしていますので、改めて、Microsoft 365 の Office 製品についてのフィードバック先について確認してみました。

【基本的なフィードバック】

基本的には、各アプリから行います。以下は、PowerPoint(Microsoft 365 Personal)の例です。

PowerPoint を起動して、ファイルメニューから、フィードバックをクリックする。
あるいは、ヘルプメニューから、フィードバックに入ります。

【その他のフィードバック方法】

それ以外にも、Tech Community などフィードバック先が用意されています。従来では、uservocie.com なんてところもあったんですが、uservoice.com でのフィードバック受付は終了して、別途 Microsoft 365 向けのフィードバックサイトが用意されています。

もともとランゲージボードは、文字通り各アプリの日本語訳などに間するフィードバック再度としてスタートしていますが、現在は機能的な要望なども多々上がっており、フィードバック先としても活用されているようです。日本語のままフィードバックできるので、気軽にフィードバックできるところです。

Welcome to Feedback (Preview)” のサイトについては、つい先日からオープンしたサイトで、タイトルに “Preview” とあるように、まだ Preview版 です。
ですが、すでに各アプリ毎にかなりにフィードバックが上がっています。但しこちらについては英語でのフィードバックになります。

【2021/11/26更新】

Feedback Portal サイトについては、Office Insider Blog においても、先日以下の様に情報が公開されております。

Introducing the preview of Feedback for Microsoft 365

フィードバックポータルサイトもぜひご活用ください。

<参照>

Welcome to Feedback (Preview)
ランゲージボード/TechCommunity
Introducing the preview of Feedback for Microsoft 365

コンビニのマルチコピー機でPDFファイルが印刷できない

出先で、どうしてもメールで送ってもらったPDFファイルを印刷しないといけなくなった時や、自宅で作業をしていて、いざ印刷しようとしたらプリンターが故障して印刷ができない….

そんな時に便利なのがコンビニのマルチコピー機。コンビニによっても印刷できるものも多少違うと思いますが、PDFファイルやJPGEの画像などは、たいてい印刷は可能でしょうし、最近は24時間開いているところも減っているかもしれませんが、夜遅くまであいてたりするので、いざという時には非常に助かるものです。

そんなコンビニのマルチコピー機で、PDFファイルを印刷しようとしたらバージョンが古いからバージョンあプしないとダメとなって、エラーになって印刷ができないケースがあります。今回はそんなトラブルの事例をご紹介します。

【PDFファイルのバージョンが古い?】

セブンイレブンを始め、ファミリーマート、ローソンといったコンビニ大手のマルチコピー機では、PDFファイルは問題なく印刷できるようですが、今回の事例は、セブンイレブンのマルチコピー機でPDFファイルを印刷しようとしたら、PDFファイルのバージョンが古いのでバージョンアップしないと印刷ができないとエラーになった事例です。

— PDFファイルにもバージョンがある:

最近は、Adobe Acrobat を利用しなくても、様々なソフトがPDFファイルへの書き出しの機能を搭載していたりするので、以前よりだいぶ気軽にPDFファイルを利用できるようになりました。

PDFファイルに書き出すには、PDF Print Engine というPDFへの書き出しをするためのレンダリングエンジンが必要になるわけですが、これ自体も古いものから新しいものまでありますので、PDFへの書き出しに対応したアプリにどのバージョンと互換性のあるエンジンが搭載されているか?によって、生成されるPDFファイルのバージョンが異なります。
PDFバージョン(種類)一覧” というサイトで確認させてもらうと、Adobe Acrobat Reader との関連で紹介されていますが基本的には、Adobe Acrobat と置き換えてもいいと思いますので….

  • Ver.1.2 → Acrobat 3
  • Ver.1.3 → Acrobat 4
  • Ver.1.4 → Acrobat 5
  • Ver.1.5 → Acrobat 6
  • Ver.1.6 → Acrobat 7
  • Ver.1.7 → Acrobat 8

などのようになっています。それ以降、PDFフォーマットについては、Ver.1.7 をベースに ISO 3200-1 として標準化されているようです。

— PDFファイルのバージョンを確認する:

ファイルバージョンは、Adobe Acrobat Reader DCなどを使って簡単に確認できます。

Adobe Acrobat Reader DCにて、該当のPDFファイルを開き、ファイル>プロパティ とクリックします。そうすると、詳細情報のところに、PDFファイルのバージョンが表示されます。

【コンビニのマルチコピー機にも対応できるバージョンがある】

当然ながら、コンビニ設置されているマルチコピー機にも対応可能なバージョンがあります。例えば以下の例は、セブンイレブンのマルチコピー機の例です。

セブンイレブンのマルチコピー機の場合、PDFでは、Ver.1.3~1.7 が対応バージョンのようです。3枚目の画像はローソンのコピー機ですが、こちらも同様でした。
つまりそれより古い、Ver.1.2 とかだと印刷ができないわけですね。実際にエラーになって、バージョンアップするように求められるようです。

— PDFに書き出すソフト:

業務用の見積書や請求書を作成するようなソフトで、PDFに書き出す機能があったりするものなどの場合、これが古かったりすると、生成される PDFファイルのバージョンが古いなんてことになります。

ちなみに、Microsoft Office 製品で、PDFファイルに書き出した場合には、Microsoft 365 Personal などであれば、Ver.1.7 として書き出されるようです。なのでよっぽど古いサポート期限が切れているようなものでない限りは問題ないはずです。

— 古いバージョンをバージョンアップするには?:

幸い、Windows 10 などであれば、仮想プリンターとして、Microsoft Print to PDF というPDFへ書き出す機能が搭載されています。

なので、Microsoft Edge や、Adobe Acrobat Reader DCなどで、PDFファイルを開いて、印刷の際に、プリンター名を “Microsoft Print to PDF” に変更し、改めてPDFファイルとして書き出ししてあげれば、Ver.1.7 のPDFファイルにすることも可能です。

こうして改めて書き出せば、コンビニのマルチコピー機でも印刷が可能になります。

<参照>

もっと便利に!マルチコピー機/セブンイレブン
マルチコピー機/ファミリーマート
新型マルチコピー機について/ローソン
PDFバージョン(種類)一覧/CMAN

Windows 11 へのアップグレード

ちょっと前に、うちのPCでもついに Windows Update にて、Windows 11 がやってきたことを、パソコンのツボ本館の方でご紹介しました。

Windows 11 が Windows Update に登場 !

以前よりご紹介しているように、Windows 11 の場合にはその動作仕様が、従来までと比べて厳しくなっています。ちょっと古いPCだと仕様を満たさないと Windows Update の画面上に表示されてたりするケースでは、Windows Update 経由では、Windows 11 へのアップグレードはできません。

仕様を満たさないPCに、Windows 11 はインストールできるのか?

ただし上記でもご紹介したように、動作要件を満たさないからと言ってインストール自体ができないわけでもありません。
さらに言うと、インストールできたからと言って、まともに動作するという保証もありません。各種ドライバが対応していない、ドライバの不具合などが要因でインストール当初は何とか動いていても、ある日突然 BSoD エラーになって停止してしまうなどのトラブルに見舞われる確率は数段高くなっています。対応していないような古いドライバは、メーカーでも不具合を修正されることもないため、結果的にWindows 11 は利用できない…ということにもなりうるわけです。

なぜか? 動作要件を満たしていないからです。

【仕様を満たしているPC】

動作仕様を満たしているPCの場合には、順次、Windows Update に到着しています。

この画面が表示されるようになると、タスクバーの右下の通知領域には、Windows Update の更新が完了して、再起動待機中の時に表示されるアイコンが表示されます。青いポッチがついていますね。Windows Update の再起動待機中の場合には、オレンジ色のポッチが付いてます。

— これが表示されたインストールすべきなのか?:

必ずしもそういう意味ではありません。あくまでも、Windows 11 をインストールする準備が整っていますよ?という意味にすぎません。この段階では、Windows 11 のダウンロードも行われておりません。

Windows 11 の既知の問題と通知

上記にもあるように、様々な問題も確認されております。ただし順次解決になっております。今後も問題などが発生することもありますので、その場合には上記サイトにてご確認ください。情報は随時更新されております。

そうしたことを踏まえて、Windows 11 へのアップグレードは、急がなくても問題はありません。ご自身のタイミングでお試しください。

【仕様を満たしていないPC】

基本的にはお勧めいたしません。

仕様を満たさないPCに、Windows 11 はインストールできるのか?” の中でも紹介していますが、トラブルに相対したときにご自身ですべて対応ができる、あるいは、トラブルになったらリカバリできることは最低限の条件です。動作仕様を満たさないPCなわけですから、当然ながら PC メーカーも、Microsoftもサポートしてくれません。
こうした点は、Microsoft でも、”最小システム要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールする” といったサイトを用意しています。

Windows 10 で問題なく使えているのであれば、Windows 10 のサポートも、2025年まであるわけですし、その PC は Windows 10 として全うさせてあげてもいいかと思います。

— TPM について:

TPMモジュールについては、よくBIOSを調整したり、レジストリを変更してTPMのチェックを外したりといった方法が紹介はされています。
ただしコンシューマー向けのPCの場合、古いものはTPM自体を搭載していなかったりするケースもあったりします。もちろん、搭載されていても、BIOSの設定上有効になっていないだけのケースもありますので、その場合には設定を変更するだけなのですが….

そんな中で、TPMが Windows のどんな機能にかかわってくるものなのか?

TPM の推奨事項

それが上記のサイトでも紹介されています。この辺りは上記サイトをご確認ください。

こうしてみると、古いPCに Windows 11 を入れるのって容易じゃないわけですよね?
対応していないPCではそれだけして入れても、一瞬にしてその苦労も泡と散るっていうことも考えられるわけで、無理する必要はないですよね?

<参照>

最小システム要件を満たしていないデバイスに Windows 11 をインストールする
Windows 11 が Windows Update に登場 !
Windows 11 の既知の問題と通知
仕様を満たさないPCに、Windows 11 はインストールできるのか?
PC で TPM 2.0 を有効にする
TPM の推奨事項
トラステッド プラットフォーム モジュール