月別アーカイブ: 2020年5月

ZOOM のアップデートをお忘れなく!

コロナウィルスの関係もあって、在宅勤務が増えて一気に注目を集めた感のある ”ZOOM”。 グループチャットアプとして、一躍有名になった感のあるソフトではありますが、当初よりセキュリティの問題など複数の問題が指摘され、それに伴い、アプリ自身もどんどん改善されて、バージョンアップを繰り返していました。

さてそんな “ZOOM” ですが、古いバージョンが使えなくなるようです。
Zoom 5.0が登場しました!” によると、セキュリティ機能強化のため、GCM暗号化への移行の準備が整い、これに対応していない、4月27日にリリースされた Ver.5.0以前のものは、2020年5月30日以降、アップグレードしないとミーティングに参加ができなくなります。

インストールしていても、アップデートなどしておらず古いままでご利用の方はアップデートをお忘れずに。

古いバージョンの Zoom をご利用の方、くれぐれもご注意ください。

<参照>

ZOOMヘルプセンター
Zoom 5.0が登場しました!

持続化給付金での再登録

前回取り上げた “特別定額給付金” についてもまだまだ問題はあるようですが、今回はもう一つの事業者向けの “持続化給付金” について、わかったことをちょっと整理してみます。

特別定額給付金のオンライン申請でもそうですが、メディアでの報道を見ていると誤入力や、添付ファイルの間違いなどで修正を求められるケースは多いようです。

特別定額給付金” に比べると提出する書類が多くなる “持続化給付金” ですが、修正が必要と戻されてきてもなかなかスムースにいかないところも多々あるようです。

— 提出書類の誤り:

提出書類の誤りによる再提出の場合には、そのデータを再度アップロードしなおすのですが、例えば預金通帳(表面と1・2面の画像)の場合には、これを変更した場合、再度金融機関のところも再設定しないと先に進めないようです。
記入機関の登録は問題ないし、提出する書類だけ、”ファイルの選択” をクリックして選択すればいいんだろう…と進めて、”次へ” をクリックするとエラーで進めない。
システム的なもののようですが、この部分のケースでは、書類を変更した場合には、再度、金融機関の検索と選択もやり直す必要があるようです。

— 金融機関の検索:

これがどうも、Internet Explorer 11 (以下、IE11と略)だとうまく反応しないことがあるようです。IE11のポップアップブロックが要因なのかな?とも思いましたが、これを解除しても出てきません。一方では、何も問題なく出てくることもあったり…
Windows 10 であれば、IE11にこだわらずに、悩むよりMicrosoft Edge などで試す方がスムース。他のブラウザがあれば他のブラウザで行ってしまうのが簡単かと思います。

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気が付いたことがあればまた取り上げてみたいと思いますが、中々この “持続化給付金” も慣れない人にとっては大変でしょうね。

ぴったりサービスと特別定額給付金の申請サイト Part 1

コロナウィルスの影響で、日本に住む人に一律10万円の ”特別定額給付金” の実施が決定し、申請に向けに Webサイトもオープン。
これに伴い、これまで全く気にすることもなかった “マイナポータル” というサイトがいろいろ注目されだしてきました。”ぴったりサービス” なんていうサイトもあったりと、今更いろいろあるもんだ…と改めて認識してます。

【”ぴったりサービス” 利用の動作環境チェック】

さて実際に、10万円の給付金の申請に使用されるのが ”ぴったりサービス” のサイトになるわけですが、そちらに、”動作環境チェック” なるものがあります。

要するに、このサイトを利用する上で必要な環境のチェックっていうわけですが、”STEP3 マイナポータルAPのインストール” といったものがあります。

こんなもの入れないといけないんですね… 

いわゆる UWAアプリが必要になるわけですが、これも必ずしもこれでないといけないわけではありません。
このサイトにどのようなブラウザを利用してアクセスしたか?によって、求められる機能が変わってきます。

【Windows 10 の場合】

Windows 10 の場合、通常は、Internet Explorer、Microsoft Edge(Legacy) といったブラウザが搭載されています。
日本の場合、確定申告の関係もあって、さらにそれも今回のコロナウィルスの関係もあって期間が延び延びになっているため、新しいMicrosoft Edge の自動配信はまだ行われていません。しかし、いち早く 新しいMicrosoft Edge に乗り換えていらっしゃる方も多いかもしれませんね。ということからすると、OS搭載の標準ブラウザという意味では、3つあることになります。

・Internet Explorerの場合:マイナポータルのアドオンを追加します
・Microsoft Edge Legacyの場合:UWAアプリのインストールが必要になります
・Micrsooft Edge の場合:Google Chrome 用に提供されているブラウザ拡張機能を追加します

さてそこで問題なのが、まだ Microsoft Edge を Update していない… そんな場合。この場合、UWAアプリを取得するわけですが、これには Microsoft アカウントが必要になります。つまり Microsoft Store にサインインしないといけないからです。
まずここでこれまで Micorosoft アカウントなんて持ってなかった~という人にとっては最初の壁があります。
ただし、上記にもあるようにその場合には、まだ Internet Explorer でもいいので、そちらでアドオンを入れて行っていただければOKです。あるいはこの際だから Microsoft Edge を最新のものにしてしまおう….というのでもOKなわけです。

–その他のブラウザ、OSでは?
ではその他のブラウザではどうなるのか?

上記にもあるように、
OS:Windows 8.1/10、macOS10.12 Sierra 以降
ブラウザ:Internet Explorer11、Microsoft Edge Legacy、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari
以外では、以下の様にはじかれてしまいます。

まだ正式には自動配信されていないためブラウザに Microsoft Edge とはありますが、これはあくまでも Microsoft Edge Legacy(旧 Micorosoft Edge) のことを指しています。
現在すでに提供がスタートしている新しい Microsoft Edge のことではありません。一応、Microsoft Edge の場合で進めば、新しいMicrosoft Edge の場合についても説明がありますが、Google Chrome と同じ、Chromium ベースのソフトになるため、Google Chrome の拡張機能で対応が可能なわけです。

ということで、ブラウザとしても、IE、Edge、Chrome、Safariといったものに限られるようです。

さっ、これでPCの動作環境はクリアできた…というところで、PCで申請するには次のステップとして、マイナンバーカードを読み取るための、カードリーダーが必要になります。確定申告ですでにご使用の方であれば、それでいいわけですが…そんなの持ってない…という場合には、次にカードリーダーを買って、PCに設定しないといけない….
そんな壁が待ち構えています。

いろいろあるもんですね。

聞くところによると、「マイナンバーカードの読み取り時に、電子証明書の有効期限が切れていないにも関わらず次のエラーメッセージが表示されます。「エラーメッセージ:電子証明書の検証に失敗しました。お住まいの市区町村の窓口で電子証明書を更新してください。(El123-2303)-(MPA-lS-l05)」」というエラーになって接続できないなんて言うトラブルも発生しているようです。

STEP4のところにもありますが、”署名用電子証明書の暗証番号” が必要になりますが、すっかり使っていなかったので、私の場合もそれって何?っていうところから。
これは個人カード申請の際に、自治体の窓口にて手続した際に決めた電子証明書の暗証番号になります。当然マイナンバーカードに書いてあるわけでもないので、その申請の際に控えとしてもらっている書類があると思いますのでそうしたもので確認してください。
そしてその番号を入れたときのエラーが発生しているということのようですが、通常、その書類にも有効期限が書いてあるようなのでその有効期限内であれば、システム側の問題で一時的にエラーになってしまっている可能性も大きいみたいで、時間を空けてアクセスするようにとあるようです。

ところで、特別給付金の申請受付がスタートしたとはいえ、自治体によってまだ受付が開始されていないところもたくさんあります。

こうしたチェックをすると同時に、まずは地元の自治体が受付を開始しているかどうか?そちらから確認してみてください。