月別アーカイブ: 2020年1月

テンプレートを活用してみてください

ぼちぼち確定申告のシーズン。自分もそろそろ重い腰を上げないとな?とかんがえはじめているところですが、こうしたシーズンを控えて、データの整理がもっと上手にできないかな?と思われている方も多いかと思います。

そんな時に、活用したいのが Word や Excel などのテンプレート。いわゆる “ひな形” です。自分でいざこうしたものを作ろとしたときには、一苦労ですよね?
現在、Microsott のコンシューマー向けサイト、 “楽しもう Office” では、”サラリーマンの確定申告 特集” という特集を組んでいるようです。

現在、”経費/領収書管理表”、”収支管理表”、”医療費集計シート” といったテンプレートが紹介されております。

サラリーマンの確定申告特集/楽しもう Office

せっかく Excel もあるんですし、確定申告に役立つテンプレート、ぜひ活用したいですね。

プリンターの紙詰まり

この時期は特にそうなのかもしれませんが、寒くて暖房をつけてたり、さらには加湿器が回ってたりして、プリンターで使用している用紙も湿気を帯びてたりすると、起こりやすくなる紙詰まり。

紙詰まりの要因になっている用紙を排除していざ再度印刷という時になっても、プリンターでは、相変わらず紙詰まりのサインが消えない….もっとも、ちゃんと紙を取り除けばきれいに排除できるはずですが、無理やり引っ張ったりしてしまうと、紙の破片が残ってしまうことがあります。

今回はそんなケースで大騒ぎに。1万円未満と手ごろな値段だったの NEC の カラーレーザープリンター。MultiWriter 5600C。でも修理になると、逆に高くついてしまう。こういう安いプリンターはまさにそんな感じです。

【分解して…】

背面カバーを空けても詰まっている紙は見当たりませんが、紙詰まりのエラーサインが消えません。
であきらめて分解してみることに…

— 前面のカバーの取り外し:
実はこれが一番大変。まずは排紙トレイのカバーを外して、ねじを外す。
そこまでは何でもありませんが、その後の全面カバーを外すのに一苦労。ネットで検索しても、繊細かつ大胆になどそれらしいことは書いてあるけど、簡単に外れません。力任せにすると、プラスチックですから当然、爪が折れてしまったり、カバー自体が壊れたりしてしまいます。でも、バキッと…なかなか外れないんですね。
で繊細かつ大胆に外しました… 何とか。 (w

そしてカバーが外れたら、手前上部のねじをさらに外して、上部のカバーを取り出します。

そしてよくよく覗くと、右の画像のように紙の破片が…..
こいつが犯人か?と犯人発見。

取り出してみるとこんなもんなんですね。1cmにも満たない紙が詰まっていた….

もっともゆっくり、やさしぃ~く紙を取り除けばこんなことにもならなかったんでしょうね。

Internet Explorer のご使用にはご注意下さい

先日公開された、Internet Explorer の脆弱性問題。内容としては割と深刻なはずなんですが、どうしてか?あまり話題になっていないような気がします。

Internet Explorer の脆弱性とその対策/パソコンのツボ(本館)

本館の方では、上記のリンクにあるように早速取り上げさせてご紹介させていただいております。

— 何が問題なのか?

もちろん、脆弱性が問題なわけですが、今回の対象になっているのが、”Jscript.dll” という互換性のためのだけに残されているスクリプトエンジン。
現在の Internet Explorer 11 などでは、既定では “Jscript9.dll” というスクリプトエンジンを参照するようになっているので、普通に使っているのであれば問題ないわけです。

ただし、悪意のあるサイト、つまり、Jscript.dllを読み込ませるように仕組まれたサイトなどにメールのリンクやHP上のリンクから誘導されて飛ばされたり、こうしたスクリプトを読み込ませるようなメールの添付ファイルを開かせたりして、この “Jscript.dll” を読み込んでしまうとまずいわけです。

普段使用していても、特別問題もない普通のWeb閲覧をしていても、突然わけのわからない警告の画面が出てくるサイトに飛ばされてしまう…ということはよく聞く話。
そんなパターンで、こうしたサイトに誘導されてスクリプトが実行されてしまう… そんな可能性ってありうることだと思います。

Windows 7 のサポートが終了して間もなく発見された脆弱性。その影響範囲は、Windows 7 もさることながら、Windows 8.1 や、Windows 10 にも及びます。
サポートが終了した、Windows 7 向けに更新プログラムが提供されるのかどうかはわかりませんが、少なくともその可能性は低いと思った方がいいでしょう。

サポートが終了したからと言って、実際のところまだまだ Windows 7 を使っていらっしゃる方は多いようです。だからこそ、もっと注意喚起すべきかと思うわけです。

パソコンのツボ本館の記事の中では、暫定的な対策として、”jscript.dll” へのアクセス権を変更する設定方法もご紹介しています。

Microsoft Internet Explorer の脆弱性対策について(CVE-2020-0674)/IPA

しかし、IPAのウェブサイトでも紹介されていますが、一般のユーザーにとってみれば、やはり一番簡単な方法は、Internet Explorer 11 を使用しないこと。

今回の脆弱性を機に、Internet Explorer から、 Microsoft Edge など他のブラウザへの移行を検討した方がいいですね。
New Microsoft Edge も登場しているわけなので….

Internet Explorer をご利用の方、くれぐれもご注意ください。

<参照>

「Internet Explorer」にゼロデイ脆弱性、Microsoftは2月の月例セキュリティ更新で対処/窓の杜
Internet Explorer の脆弱性とその対策/パソコンのツボ(本館)
Microsoft Internet Explorer の脆弱性対策について(CVE-2020-0674)/IPA
ADV200001 | Microsoft Guidance on Scripting Engine Memory Corruption Vulnerability

待ったなし! Windows 7 のサポート終了まであと2日

Windows 7 のサポート終了の日が刻々と迫ってきています。1月14日のサポート終了まで、あと2日。待ったなしです。

意外とメディアなどでも報じられている割には、ぼちぼちどうするか?対処しなくっちゃな?とゆるーく構えていらっしゃる方も多いようです。

さてサポートが終了するということは当然動かないという意味ではないのですが、実際にどんな影響があるのか? 改めて、確認してみました。

【動かなくなるわけではありません】

先ほどもちょっと書きましたが、

ということは、何度も触れている通りです。

では何が問題か?というと、サポートが終了した製品を使用するということは、セキュリティリスクが高まるというのが一番の問題です。

このリスクは、プログラム本体の問題なので、ウィルス対策ソフトで防御できるものばかりではありません。

また、サポートが終了した段階でそうしたリスクを抱えることになりますが、もちろんサポートが終了したからといって、すぐにセキュリティホールがぞろぞろ出てきてリスクにさらされるわけでもありません。

【リスクを認識してください】

OS にはサポート期限があります!
Windows 7 サポート終了/NEC
Windows 7のサポートが終了したらどうなるの?/富士通
Windows 7サポート終了迫る!パソコン買い替えガイド/HP
複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起

上記のNECのサイトなどにも具体的に説明があるとおりです。サポートが終了した製品を使い続けることのリスクをしっかり認識してください。

セキュリティホールから侵入されて個人情報が漏洩してしまった、ウィルスに感染してしまったなど、極端な言い方をすれば自分のPCが動かなくなるのはあくまでも自己責任の範疇なので、Updateしなかったのがいけなかったのね?で済まされても仕方ないことですが、そのPCに保存されていたアドレス帳のデータやら、住所録のデータなどの自分以外の個人情報が漏洩したらどうなると思いますか?
大丈夫だろう?” という安易な考え方が、そうした他の方の個人情報を漏洩させてしまうことにもつながるわけです。

【PCを買い替えるべきか? Windows10 にアップグレードすべきか?】

ここが難しいところです。

ただし、現在Windows 7 の入っているPCであれば、Windows 10 へのアップグレードよりは、新しいPCへの買い替えをお勧めいたします。

– 理由:
・PCで使用されている各パーツも、Windows7 仕様のもので古く、経年劣化もあること
・PC自体もPCメーカーの方でUpgradeを推奨していないケースが多いこと
・OSのみ購入して自分でアップグレードできればOSの代金のみですが、購入したお店などにインストールなども依頼するとなるとさらにお金がかかること
・昨今、用途にもよるもののPCの価格はだいぶ昔に比べて手ごろなものも増えていること
など

いろいろ考えていくときりがないかもしれません。

* 中古のPCには注意!:
PCを買い替えるとなった時に少しでも予算を抑えたい。この辺りは皆さん一緒かもしれません。そこで、中古でいいものがないか?と物色されている方もいらっしゃるかもしれません。
でも中古のPCは、Windows 10 が入っているからと言って、多くのケースでは、もともと Windows 7 や Windows 8 だった PC に、Windows 10 を入れて販売しているだけのケースもあったりします。
CPUが古い、メモリが少ない、ドライブの容量が小さいなど購入にあたっては注意が必要になります。Windows 10 であっても、動きが遅かったり、すぐにフリーズしてしまうなど、そうした場合に自身でしっかり対処できるスキルが必要です。

安いから… といった理由で安易に中古に手を出すと、結果的に高い勉強代になってしまうこともありうるわけです。

<参照>

2020 年 1 月 14 日に Windows 7 のサポートが終了します
OS にはサポート期限があります!
Windows 7 サポート終了/NEC
Windows 7のサポートが終了したらどうなるの?/富士通
Windows 7サポート終了迫る!パソコン買い替えガイド/HP
Windows 7のままじゃダメって本当?/東芝
【Windows7 サポート終了】今使っているパソコンは大丈夫?買い替え必須?使い続けるリスクや移行方法について解説/So-net
複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起

同一アカウントでインストールできるデバイスは10台まで

Microsoft ストアからダウンロードして利用する UWP(ユニバーサルWindowsプラットフォーム)アプリ。時には、UWA(ユニバーサルWindowsアプリ)と呼ばれたりと呼び方はいろいろです。

さてこのUWPアプリって、何台のデバイスまでインストールできるのでしょうか? PCにしても、タブレットなどにしても、何十台も所有しているケースというのはまれでしょうから、あまり気にする必要はないわけですが、一応、同一アカウントでインストールできる台数には制限があります。

PC向けには、Windows 8 の時代に登場したUWPアプリであり、その提供場所として登場した Microsoft ストアですが、もっとさかのぼると今はなき Windoows Phone の時代がその始まりになります。

【インストールできるのは10台まで】

何台のデバイスにもインストールしてもかまわないわけではなく、1つのアプリについては、1つのアカウントでインストールできるのは、あくまでも10台までになっています。

ではどこで管理されているのか?というと、Microsoft アカウントで以下のサイトにサインインすると表示されます。

Microsoft Store のデバイス管理

【購入したコンテンツ】

アプリは10台までなのですが、Microsoftストアで購入した映画などのコンテンツはちょっと異なります。こちらは、5台までとなっています。

Windows 10 で映画・ テレビのアプリとデバイスを関連付ける方法

またレンタルの場合にはダウンロードしたデバイスでのみしか利用できません。

同じアプリを異なった自分のデバイス10台以上にインストールするなどということは、そんなにあるものでもないと思いますが、注意しておく必要があります。

<参照>

Windows 10でMicrosoft Storeからアプリをインストールする方法/NEC
Windows 10 で映画・ テレビのアプリとデバイスを関連付ける方法