ウイルスバスターから「お使いのバージョンはサポートが終了しました」と表示されて無料バージョンアップに進むもののバージョンアップできない

ある時期から Mac を起動すると ウイルスバスターから、「お使いのバージョンはサポートが終了しました」と表示されて、無料バージョンアップの案内が表示されたので、案内をクリックして、バージョンアップを試そうにも、再度無料バージョンアップの案内のページに戻ってしまいアップデートができないといった相談がありました。

このメッセージのみ見ていると、インストールされているウイルスバスターの更新ができていないのか?と思ってしまうわけですが、実は「利用環境」自体に問題があったようです。

【いまだに古い macOS を使うユーザーも多い】

macユーザーすべてがそういうわけでもありませんが、比較的古い物を大切に使用されている方も多いのも事実。Windows の場合には、サポート期限もはっきり謳っており、IPAをはじめ様々なセキュリティ対策を推奨する会社などから、期限切れのOSにはセキュリティリスクが伴うのでバージョンアップや、PCの買い替えをと、薦められるケース多い。これ対し、Apple の macOS の場合には、サポート終了を明確にしていない分、動けばまだ大丈夫と思って使っている人も多い。

でもサポート期限切れの OS のセキュリティリスクは、Windows だろうと、Mac だろうと一緒です。

例えば上記の画像は、昨日配信されてきた macOS の更新プログラム。もちろん現在サポートされている Big Sur 向けの Ver.11.6.6 の修正プログラムです。悪意のあるアプリケーションにより root 権限を乗っ取られる不具合や、悪意のあるイメージを処理することで任意のコードが実行されるといった不具合などに対するかなりの数の修正が入っています。今回は特に多いです。

そんな状況ですから、サポートが終了して修正プログラムの修正がストップしたら実質サポートが終了したという形で使用していかないといけない macOS については、アップデートが来ないけど、動くなら問題ないと言って、インターネットにつないで使い続けること自体に問題があるわけです。

【macOS 上で動作するアプリにもサポート期限がある】

実際にその OS 上で動作するアプリの場合にもやはりサポート期限があります。

当然ながら、Apple が更新プログラムを提供しなくなった macOS 向けには、きちんとした会社であればなおさらそうした製品に対しての製品の提供をしなくなります。

今回拝見した例は、macOS 10.13 High Sierra を利用中だったので、2021/12/31 でサポートが終了していたわけです。使用中の mac 自体は、確認し所、macOS 10.15 Catalina までは更新できるので当然更新すれば、引き続きウイルスバスターは利用できるわけですが、もう一つ macOS には問題があります。

–macOS10.15 以降は、64ビットアプリしか動作しない:

macOS10.15 からは、ご存じのように 64ビットアプリしか動作しないように仕様が変更されました。32ビットアプリは、自動的に削除されたり、あるいは使用できなくなってしまいます。32ビットアプリが動作する最後の macOS は、Ver.10.14 Mojave まで。
でも Ver.10.14 だと、今回のウイルスバスターは利用できないわけですね。

今回拝見したPCを見ると、やはりサポートが終了したとはいえ、Office 2011 をまだ使用中だったりしてたので、Catalina にアップグレードすると、Office 製品は削除されてしまいます。
Office 製品は、Office 2016 まではじめぐらいまでは、32ビット版しかなかったので、当然 Office 2011 は、Catalina上では動作しませんから、OSをアップグレードするということは、Office 製品も買いなおさないといけなくなります。Mac 向け Office 製品の 64ビット版は、Office 2016 の途中から始まっていて、当然ながら現在は64ビット版しかありません。

Office 製品に限ったことではありませんが、OSをアップグレードできたとしても、アップグレードするにあたってはそうした他に利用中のアプリの状況もよくよく考えないといけないわけです。

今回のケースでは、mac 自体も古いので mac自体の買い替えを検討するということでしたが、mac のようにこのハードはこのバージョンまでしか更新できないとバッサリ切ってしまうようなところの場合には、その辺もしっかり理解して使用していく必要があります。

<参照>

製品のサポート終了案内 (個人向け製品)
ウイルスバスター for Mac 1年1台版 の動作環境
macOS Big Sur 11.6.6のセキュリティコンテンツについて

Zoom の有料化

ここ数年続くコロナ禍。このコロナ禍の渦中、おそらく一番急伸した IT 分野といえば、Meeting アプリでしょう。
もちろん、Skype などの Meeting アプリは以前からありましたが、利用している人、さらには利用している企業も比較的ごく一部に限られていましたが、コロナ禍とともに、在宅ワークや、オンライン授業などの流れが一気に加速。

この中で大躍進したのが、まざに 「ZOOM」といっても過言じゃないでしょう。
さてそんな “ZOOM” ですが、ちょうど先週まで続いたGWの真っ只中の5月2日より、アプリの一部 有料化がスタートしました。

2022 年 5 月 2 日 – 無料アカウントでのミーティングの時間制限の変更” の中の “よくあるご質問(FAQ)” や “プランを選択” の中の “プランを選択” の画面にもあるように、無料のプランがなくなった?という意味ではなく、あくまでも今まで無料で利用できていた機能が、有料プランでないと利用できなくなった…という内容になります。

— 40分以上のミーティングが有料に:

無料プランでも、従来から、40分という時間制限はありました。ただしこれまでは、3名以上のミーティングでは、無料プランだと結構シビアに時間が来ると “バシッ” と終了してしまうのですが、1 対 1 のミーティングについては、これまでは比較的シビアに制限はされてきていなかったようです。

個人でお仕事をされている方などさほど多くの方と打ち合わせをする必要のない人にとっては、”パーソナルミーティング” の “ベーシックプラン(基本プラン)” で事足りていた方も多いようです。

そんな中での 5月2日からの有料化の話で、急遽どうするのか?を迫られている方が結構いらっしゃったりしてます。
今回、プラン内容をみると、一番安いコースで

  • 参加者最大100名をホストできる
  • 大規模ミーティングアドオンで最大1000名に増加も可能
  • 1Gb分のクラウド録画機能 などなど

それなりに本当に Zoom Meeting を活用している人にとっては魅力的な内容なのかもしれませんが、1 対 1 のミーティングの40分制限がネックになってプラン変更をせざるを得ない人にとって見れば、100名規模なんて必要ないし、クラウドストーレッジだっていらない。ただ40分以上つながっていたいだけなので、プロプランの 2,000円/月の対価にしり込みされている方もいらっしゃるようです。

とりあえず現在はちょうどこの有料化に伴い、Zoomでもキャンペーンを展開していて、いくばくか?割引価格も提示されているようです。

でも無料のプランって、Zoomに限らず往々にして、こうして制限がかかってくるようになるのは仕方ないことなんでしょうね。「無料」なわけですから…

【その他のミーティングアプリ】

別に有料化されるなら、別のアプリに乗り換えればいいわけですが、取引先が利用していないとか、使い勝手がわからないとか、他のアプリに乗り換えられない理由は様々なんでしょうね。
しかし、こういったタイミングで、他のアプリの良さを見直してみるというのも一つです。ということで、Skypeなどについて確認してみました。

–Skype:
言わずと知れた 「Skype」はまさに Meeting アプリの先駆けともいえる製品です。

Windows 10 以降には、Windows の OS 標準アプリとして搭載もされていますし、Skype の機能を利用した「今すぐ会議」という自分専用の無料の会議室は、相手の方が Skype を利用していなくてもブラウザのみで参加もできたりします。
そしてPCやタブレット、スマホなどの端末同士であれば、無料から利用できます。
1対1のミーティングであれば、十分 Skype も選択肢としてはありですよね。

Zoom みたいに 40分と短いわけではありませんが、もちろん Skype の場合にも、ビデオ通話には制限があります。詳細は、”Skype の 公正使用ポリシー” などもご参照ください。

–Microsoft Teams:
もう一つの Microsoft のミーティングアプリといえば 「Microsoft Teams」でしょう。

Skype よりビジネス的なイメージが強いアプリですが、もちろんこれも一般ユーザーの方が無料でも利用可能です。無料の Microsoft アカウントさえあれば利用できるので、Word や Excel などの Office 製品は、必ず Microsoft アカウントとの紐づけが必要になるのでこうしたものがプレインストールされているPCの場合にはすでに利用可能な環境が整っていることになります。

–Google Meet:
Google が提供しているのが、「Google Meet」というアプリになります。

これにも有料プラン・無料プランがあります。詳細は「Google Meet」をご確認ください。

–その他:
これらのアプリの他にも、「Webex」や、LINE、Messenger など様々なアプリがあったりします。

こうした機会に、Zoom にこだわることなく、他のアプリについても検討してみてもいいのかもしれませんね。

<参照>

2022 年 5 月 2 日 – 無料アカウントでのミーティングの時間制限の変更
プランを選択
Skype の 公正使用ポリシー
Microsoft Teams
Google Meet
Webex

iPad でサポート詐欺のページが表示された

パソコンのツボ本館でも、この別館でもちょくちょく取り上げることがある「サポート詐欺」。ちょうどGW中ともあって、結構いろんなところで被害が出ているようです。こうした時期には増えてきますね。

上記にもあるように、警察や消費者庁、Microsoft などが注意するように情報は発信していても減ることは決してありません。

【タブレットやスマホも例外じゃない】

さてこうしたWebサイトを利用して表示されるサポート詐欺は、その対処法を見るとほとんどの場合PCでの対処法だったりします。しかし、決してスマホやタブレットなどは大丈夫。Windows じゃないから大丈夫…. というわけではありません。

スマホやタブレットでも同様にウィルスに感染したとか、サポートに電話しろとか、さらには電源を切ったらデータが失われる可能性があるから電源を切るなだとかいったことを、音声やポップアップ画像によって表示させたりします。例外じゃありません。

ということで今回は、iPad や iPhone を例にその対処法を見ていきます。

— まずは画面を閉じること:

結構この画面が出てきたりすると、次々にポップアップ画面が表示されたり、音声でいろいろ危ないことを言ってきたりと、アプリ自体が終了できないことが多いのですが、まずはアプリ(ブラウザ)が終了できるか?試してみます。
決してポップアップで表示された “次へ“、”キャンセル“、”閉じる” といった ポップアップ表示された画面内のボタンは押してはいけません。”キャンセル” や、”閉じる” で終了することもできるケースもあるかもしれませんが、逆にこれを押したことでさらなるポップアップ画面が表示されたり、何かがインストールされてしまったりするケースもありますので、アプリ自体を強制終了するようにしましょう。

仮に、アプリの強制終了がもしできなければ、次の方法としては、端末自体を強制終了させるしかなくなってきます。

iPhone を再起動する
iPad を再起動する

方法は機種によっても異なるので詳細は上記のサイトなどをご参照ください。

–閲覧履歴は削除すること:

さて強制終了し、さらにはアプリもいったん終了したことで再起動後に表示されなくなった…. でもこれで安心してはいけません。
なぜなら、閲覧履歴に情報が残っているからです。ここに情報が残っていることでまた表示されることがあります。

iPhone、iPad、iPod touch で Safari から閲覧履歴と Cookie を消去す

上記の画像は、Safari の例ですが、閲覧履歴もきちんと削除しておくことをお勧めいたします。Google Chrome などほかのブラウザをご利用の場合には、キャッシュの削除方法も確認しておくことをお勧めいたします。

楽しいはずの GW が一瞬にしてガッカリ…なことにならないように、くれぐれもご注意ください。

<参照>

マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください
テクニカル サポート詐欺から身を守る
ウイルス感染の警告とサポートへの電話番号が表示された/警視庁
サポート詐欺とは|仕組みや偽警告の消し方を解説/Nifty
「Microsoft」のロゴを用いて信用させ、パソコンのセキュリティ対策のサポート料などと称して多額の金銭を支払わせる事業者に関する注意喚起/消費者庁
iPad で App を終了する方法
iPhone や iPod touch で App を終了する方法
iPhone を再起動する
iPad を再起動する
iPhone、iPad、iPod touch で Safari から閲覧履歴と Cookie を消去する

迷惑メール対策を考える

「パソコンのツボ」本館では、現在 「迷惑メール対策を考える」シリーズを紹介しています。

  1. 迷惑メール対策を考える (1) ~ 迷惑メールとは?
  2. 迷惑メール対策を考える (2) ~ Microsoft Outlook の迷惑メール対策機能
  3. 迷惑メール対策を考える (3) ~ Outlook for the web の迷惑メール対策機能
  4. 迷惑メール対策を考える (4) ~ 迷惑メール対策に定評ある Thunderbird

現在、第一回から第四回まで進んでいます。本日は、Thunderbirdについてご紹介しました。

Thunderbird の迷惑メール対策機能は調べてみて、そして自分で使ってみると、かなりのもんなんですね。改めて実感しました。

このシリーズ、今後は迷惑メールフィルターの肝にもなる「ベイズ理論」や、それを利用し個人でも利用可能なスパムメールフィルターの利用方法へと展開していこうと思っています。

迷惑メールにお困りの方、本館の記事もぜひご参照ください。

<参照>

  1. 迷惑メール対策を考える (1) ~ 迷惑メールとは?
  2. 迷惑メール対策を考える (2) ~ Microsoft Outlook の迷惑メール対策機能
  3. 迷惑メール対策を考える (3) ~ Outlook for the web の迷惑メール対策機能
  4. 迷惑メール対策を考える (4) ~ 迷惑メール対策に定評ある Thunderbird

Office の各アプリの製品名

その昔、Office の各製品には年度の表示もあったので、どのバージョン? というのが比較的わかりやすかったんですが、現在は年度表示がなくなって、バージョンやビルド番号でその製品を見ることに変わってきたため、その正確な製品名がわかりずらくなっています。

でも決して正規の製品名がなくなったわけではありません。というのも、以下にもあるようなサポート情報を提示するには、対象製品をはっきり提示するためにもその正規の製品名が必要になるからです。

【製品名の移り変わり】

私が初めて Microsoft の Office 製品に触れたのは、Word 5.0、Excel 4.0 と、製品名の後ろにバージョンナンバーが付いた形で、製品名となっていました。

その後、統合パッケージ製品となってとなって販売されるようになり、Office 95/97/98のように西暦の下二桁が製品名につくようになり、Office2000/2002(XP)/2003/2007/2010/2013/2016/2019/2021と西暦四桁が製品名につくようになりました。

そして、Office 2013 がでたあとには、”Office 365” というサブスクリプション形式の Office が登場。その後 Microsoft 365 となって今日に至っています。

–単体製品の名称:

統合パッケージ版はそんな形で推移してきましたが、Office を構成する各単体製品も似たような形で、その製品名が推移してきています。

例、Word の場合:

Word 5.0 → Word95/97/98 → Word 2000/2002/2003/2007/2010/2013/2016/2019/2021

となっています。

–サブスクリプション製品の名称:

さて永続ライセンス版などの場合にはこれでいいわけですが、Microsoft 365 などのように今でいう “サブスクリプション” という形で提供されている製品 の場合はどうなんでしょう? 

サブスクリプションでの提供が開始された当初からすると製品名も変わりました。
Office 365 Personal → Microsoft 365 Personal
のように、”Office~” から、”Microsoft ~” に変わっています。

最初にご紹介した2枚目の画像にもありますが、Microsoft 365 に搭載されている “Word” の場合、”Word for Microsoft 365“ あるいは ”Word for Microsoft 365 for Mac” のようになっています。決して、”Word 365” とかじゃないわけですね。

昨今使われているバージョンやビルド番号だと、その製品の違いってわかりずらいのでどうしても年度表示などの数字で見がちですが、決して、正式には、”Word 365” ではないわけです。

もちろん “Word for Microsoft 365” なんて長くなるとどうしても面倒ですよね? そんな時には、”Word 365″ だとか、”Microsoft 365 の Word” といった形で省略してしまうんでしょうね…. 
でもこうして省略して使用する中でも、きちんと “正式名称” は別であることはしっかり把握しておく必要はあるわけですね。

<参照>

ご利用中の Office 製品を確認するには/楽しもう Office
Improve accessibility with the Accessibility Checker
使用している Office のバージョンを確認する方法

最近 “プライバシーポリシーの変更” といったメールが多い

最近、いろんなところから “プライバシーポリシーの変更” といったような内容のメールが届いていたりしませんか?

これは、2022年4月1日から施行される “改正個人情報保護法” により、企業側の責任・義務が増えて、その取扱いにおいて、これまでの個人情報の取り扱いではだめになったため変更が余儀なくされたためです。

この法律は、2020年6月に成立・公布された改正個人情報保護法で、全面施行が、この4月1日となったものです。

【インターネット上での取引のサービスは国境も超える】

もう日常生活とは切っても切り離せなくなっているインターネットを介した様々な商取引。そしてその際に行われる契約など個人情報のやり取りはインターネットの普及により一気に増えてきました。

もちろんネットを介したやり取りだけではありませんが、企業と個人の間で行われるこうしたやり取りにおいて、規模の大小を問わず企業側に問われるのが、こうした取引で入手した個人情報の取り扱い。そしてその適切な取扱いをしっかりするために設けられている個人情報保護法

ヨーロッパでは “GDPR” のように、国境を越えて海外であっても自国民の保護を目的にしっかり規制していこうという動きもあります。

Microsoft に限らず、Apple、Google、Twitter、Metaなどのような国際規模でビジネスを展開しているような企業にとっては、国内に限らず、海外で法律が変わってそれに合わせて利用規約などの見直しが必要になると、世界中のユーザーとの間の利用規約の見直しが必要になるケースもあるため、今回のように日本の法律の改正などがなくても、突然こうした案内が届いたりするケースもあったりします。

もちろん同意できなければ、サービスを利用しなければいいだけなわけですが、日常使用しているサービスだったりすると使用しないわけにもいきません。基本的には消費者を守るための法律ではありますが、サービスを引き続き利用しようという場合には、やはり一度しっかり内容を見た方がいいかもしれませんね。

普段からちょくちょくサービス内容などのPRのメールなどが来たりしますがそうしたものと一緒と、見逃して、内容を見ずにうっかり削除してしまわないように注意したいですね。

【フィッシングメールにもご注意を!】

こうしたことに装って フィッシングメールなどもよくあったりします。これもいまだに減らないですね。

特に今回のような法律の改正があったりすると、それに便乗し、それに寄せた内容の文面で詐欺師たちはいかにユーザーを騙して個人情報を盗み出そうとするか?画策してきます。

以下のリンクをクリックして、ユーザー名、パスワードを入力してログインして確認してください…」なんてあったりした場合には安易にクリックせずに、その内容文面送信者名なども確認して、本当にその会社から送信されてきたものなのか? 確認することも怠らないようご注意ください。

<参照>

令和3年 改正個人情報保護法について(官民を通じた個人情報保護制度の見直し)
GDPR(General Data Protection Regulation:一般データ保護規則)
2022年4月施行の個人情報保護法改正をわかりやすく解説
改正個人情報保護法が4月1日施行、漏洩発生時に企業は「5日」で本人通知できるのか/日経XTECH
2022年4月施行の改正個人情報保護法とは 改正点と企業に必要な対応

Microsoft 365 Personal の自動継続の有効・無効

本日たまたま Microsoft サポートのツイートを見ていたら、こんな話題がツィートされていたのでご紹介させていただきます。

Microsoft 365 Personal をご利用の方も多いかとお思いますが、うっかり自動継続が有効のままで、継続する意思はなかったのに請求が来てびっくりした… といった相談は、Microsoft コミュニティを覗いていても時々見かけるもの。そんな時にはこのツィートの中で紹介しているリンク先を参照して、自動継続の有効・無効を切り替えます。

ちょうど今月いっぱいまで、Microsoft 365 Personal はキャッシュバックキャンペーンなんてやっていますが、私の場合にはそうしたお安い時に、さらに割引率の高い Amazon で購入して更新しているので、当然ながらこうした自動更新は無効にしてあります。

そういった使い方をするのであれば、まずは一度、現在どうなっているのか? 確認しておくことをお勧めいたします。

ちなみに、mac や iOS で Microsoft 365 Personal をご利用のケースで、App Store 経由で購入された場合、その契約はすべて App Store 経由になります。こちらの場合も、通常は自動更新が有効になっているはずなのでご注意ください。

<参照>

家庭向け Microsoft 365 の継続請求を有効または無効にする

Office の Viewer ソフト

一昔前、Word、Excel、PowerPoint といったアプリで作成されたデータを、表示・印刷するために、無料で提供されていた Viewer ソフト。

  • Word Viewer
  • Excel Viewer
  • PowerPoint Viewer

といったアプリがありました。
その後、これらのアプリの提供は終了し、現在はこうした Office 製品で作成したデータを表示させるための Viewer ソフトは Microsoft からは提供されておりません。

確認してみると、
・Word Viewer :2017年7月
・Excel Viewer:2018年4月
・PowerPoint Viewer:2018年4月

で提供が終わっておりました。

【代替製品を考えてみる ~Microsoft 編】

現在こうした Viewer 製品に変わるものは、MS の各サイトでも紹介されていますが、

  1. Office Mobile
  2. Office for the web

となります。

1) Office Mobile:Office Mobile は、Mobile デバイス向けの Office アプリになります。Android や、iOS はもとより、Windows 10 でも利用が可能です。

モバイルデバイス向けには、画面サイズによって、無料版・有料版に分かれ、閲覧のみか?編集までできるかが変わります。Microsoft 365 のサブスクライバーは、閲覧・編集ともに利用が可能になります。
Windows 10 のPCでご使用のケースで、Microsoft 365 のサブスクリプションをお持ちの方は、閲覧・編集ともに可能になりますが、仮にサブスクリプションは持っていなくても、閲覧は可能です。つまり、Viewer として利用することは可能なわけです。

2) Office for the web:Web版の Office アプリとして展開されている Office for the web

基本的にデータはすべて One Drive 上に保存されることになるので、Microsoft アカウントは必要になりますが、Microsoft 365 のサブスクリプションは持っていなくても利用は可能です。サブスクリプションの有無により機能的な違いもありますが、その基本的な機能はどちらでも利用可能です。こちらは閲覧のみではなく、編集も可能になります。

【代替製品を考えてみる ~MS以外の製品 編】

さて巷には、 様々な Microsoft Office の互換製品があります。

  • Open Office
  • Libre Office
  • WPS Ofice
  • Google Workspace(旧 G suite)などなど

Open Office や、それから派生した Libre Office のようなものは、昔から多くの方にも利用されている無料で提供されている Office 互換アプリになります。
また最近、法人向けには有料で提供されるようになった 旧 G suite 、現在は Google Workspace と言っていますが、これらも個人向けには引き続き Office 互換の ドキュメント、スプレッドシート、スライドといったWeb アプリは無料で提供されています。Microsoft の Office for the web 同様、データは一旦 Google Drive にアップロードしないといけませんが、互換アプリとして利用されている方も多いアプリです。

こうしてみると Viewer ソフトの提供がなくなった背景には、これらがなくなっても、それをカバーできるような環境が、十分整っているということもあるんでしょうね。

<参照>

Microsoft Office Word Viewer
最新のオンライン Excel Viewer をダウンロードする
プレゼンテーションを表示する
PowerPoint Viewerが廃止! 代替アプリと閲覧方法/AllAboutデジタル
Office Mobile – 楽しもう Office
Office Mobile とは
Office on the web では Word、Excel、PowerPoint などを無料でお使いいただけます
Office for the web サービスの説明
Office for the web および Office アドインで動作するブラウザー

この時期に増える “Officeを更新しています” の表示とエラーメッセージ

ちょうど、今週の水曜日は Windows Update の日。ここ数か月、Office の更新は、Windows Update よりも一日前の第二週の火曜日に到着していましたが、今月は、Windows Update と同じ日に到着しておりました。

さてそんな Update があると、決まって増える相談が、今回のタイトルにある “Officeを更新しています” というオレンジ色の画面が表示され、その後、アプリケーションエラーが表示されて、Office の各アプリが起動できないというトラブル。

もう毎月恒例といってもいいようなエラーとなっています。

【なぜエラーは発生するのか?】

Windows Update と Office Update は、それぞれ別々に実行されます。ボリューム的には、Office Update よりは、Windows Update の方が大きいはずなので、Office Update よりも Windows Update が先に終わってしまう….そんなことはあまりないと思いますが、Update がかかるタイミングによっては、Windows Update の方が早く終わって、”今すぐ再起動する” なんてメッセージがでてきて、思わずクリックしてしまうということはありうることです。
意識的に、自身で Update を実行している場合には比較的少ないかもしれませんが、すべてお任せで自動で Update をやっているといった場合には、どんなタイミングで、どちらの Update が行われているのか?は、タスクマネージャーでもあえて開かない限り、画面上では見えないのでわかりません。

当然、Officeの更新が終わっていれば問題ないわけですし、更新していてもまだダウンロード中だったり、確認中といった状況であれば、その段階で再起動がかかっても問題ありません。そんな場合には、再起動後にもう一度やり直せばいいだけのこと。
ただしこれがインストール中だったりするとタイミングによっては、アプリがすべて消えてしまうなどのトラブルに見舞われます。
またOffice の更新は、更新の適用後、”更新が完了しました” と表示されるまでの間にちょっと時間がかかることがあったりします。やはりこの何も表示されていないタイミングで、更新が終わったものと勘違いして、Officeの各アプリを起動しようとして、こうしたエラーに見舞われることもあります。

【対処法】

さてそんなエラーで、Office が起動できなくなった。例えば、Excelや、Word、PowerPoint などのアプリを起動しようとすると、今回ご紹介したオレンジ色の “Office を更新しています。しばらくお待ちください” といった画面が表示されて起動できなくなったという場合、次にご紹介する手順で確認していきます。

  • PCを再起動してみる
  • Office のクイック修復を実行する
  • Office のオンライン修復を実行する
  • Office をアンインストールして再インストールする

といった手順で対処していきます。
エラーの要因になった操作やタイミングにもよりますが、PCの再起動だけで改善するケースもあります。なのでまずは、PCの再起動からお試しください。
また、Office を修復する場合にも、クイック修復とオンライン修復の2種類があります。

まずは、クイック修復から。修復が完了した場合には、念のためいったんPCの再起動もしておいてください。
そしてクイック修復でも改善しない場合には、オンライン修復ということになります。オンライン修復は、プログラムデータなどを再度インターネットを介してダウンロードしなおしながら修復するというもので、時間もかかります。加えて、Office製品を初回インストールする際に使用された Microsoft アカウントの入力を求められることもありますので、あらかじめそうした情報をお手元にご用意いただいたうえでお試しください。

そして、それでもダメ…という重症の場合には、Office の再インストールということになりますが、この場合には通常のアンインストールではうまくいかないケースも多いので、”Office アプリケーションを修復する” の中でも紹介されている、”アンインストールサポートツール” を使用されてきっちり削除した上で、初回インストール時に紐づけされた Microsoft アカウントにて、”サービスとサブスクリプション” の画面にサインインして行います。

**なお、プレインストール版の、Office 2013 の場合には、Microosft アカウントとの紐づけは行われませんので、”https://setup.office.com/” にアクセスして行います。インストール時に、Microsoftアカウントの入力は求められますが、Microsoftアカウントとの紐づけは行われません。

【エラーに見舞われないために】

なかなかすべて Update はなすがまま….といった形でお任せで、勝手にやってくれるのを待っているだけだと、こうしたエラーに遭遇する機会は多くなります。

なので、毎月第二水曜日以降はアップデートの日と決めて、手動で、Windows Update や、Office Update をかけてしまい、早々に終わらせてしまう….というのが一番です。手動で Update をかけた場合には、きちんと Update の進行状況が画面にも表示されるので誤って更新中に電源を切ってしまう…そんなことは避けられます。

また、Windows Update や Office Update などがバックグラウンドで走っていたりすると、インターネットも遅いし、パソコンの動きも悪い…そんなことにもなりえます。当然ダウンロードしていればネットの回線に負荷がかかりますし、インストールの作業がバックグラウンドで走っていると、PCの動きも悪くなります。もちろんそれも、PCのCPUやメモリの搭載容量、インターネットの回線速度などにもよるので、一概にも言えませんが、いざ作業しようとしたら、今日はPCの動きが極端に悪くて、まったく作業にならない….そんなことは、事前に Update を済ませておけば回避できるわけですね。

Windows や Office の更新って月に一回とは限らず、急ぎのものは随時更新が配信されてきます。でも月一度の定例の更新については、そのために月に一回、1-2時間程度、時間を取ってあげられるといいですね。

<参照>

Office アプリケーションを修復する
[Office Premium] オンライン修復の実行方法を教えてください/富士通
クイック修復とオンライン修復

いよいよあと3か月。Microsoft Edge への乗り換え進んでいますか?

パソコンのツボ本館でも、別館でも、たびたび取り上げている Internet Explorer 11 のサポート終了まで、とうとうほぼあと3か月となります。
Microsoft Edge などへの乗り換えの準備は進んでいらっしゃいますか?

あえて狙ってこの日本語訳のブログが投入されたわけでもないのかもしれませんが、この時期にこの半年以上前のブログの和訳が Japan Windows Blog に投入されるっていうのは、憶測にすぎないかもしれませんが、やはりどことなく Internet Explorer 11 の終了を後押しする意図もあるんでしょう。

Windows 10 向けの Internet Explorer 11 のサポート終了が、2022年6月15日とほぼあと3か月を残すのみとなりました。

このサポートにより影響を受けるプラットフォーム(OS)は、”Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート” の中でも紹介されているとおりです。

とりあえずコンシューマー向け製品に絞って言えば、Windows 10 Home / Professional に搭載された Internet Explorer 11 はその対象となります。ご存じのように、Windows 11 についてはすでに Internet Explorer 11 単体での動作は不可になっており、あくまでも Microsoft Edge の Internet Explorer モードでの動作用として残っているのみになっています。

【Windows 8.1 はもうちょっと先?】

さてこれまでにもご紹介していますのですでにご存じだとは思いますが、この6月にサポートが終了するのは、あくまでも、Windows 10 に搭載の、Internet Explorer 11 です。なので、現在も OS としてサポートが続いている Windows 8.1 や、Windows 7 ESU など一部の製品については、その OS のサポート期限までサポートされることになっています。

ただし忘れてはいけないのは、仮にサポートが続いていたとしても、Webサイト側が Internet Explorer をサポートしていなければ、Webページを閲覧する上ことにおいては、正しく利用できなくなります。

上記のように、Twitter や Facebook をはじめ、YouTube など様々なサイトがすでに Internet Explorer をサポートしなくなりました。Microsoft の Office.com ですら、現時点では利用できますが、Internet Explorer でアクセスすると、サポートされなくなったというバーが表示されたりします。

おまけに、昨今は、Internet Explorer を起動すると、画面下部に、「Internet Explorer 11 は、2022年6月15日に廃止されます。….」なんてポップアップも出るようになりました。

サポートも終了する、Webサイトも対応していない…..やはり乗り換えるべき時期なんですよね?

— Windows 7 ESU について:

さて今回、「Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート」を見ていて気になったのが、Windows 7 ESU の Microsoft Edge のサポート終了日。

Windows 7 ESU は、法人向けに展開されている Windows 7 Extended Security Updates (拡張セキュリティ更新プログラム)です。現在も会社によってはこのプログラムを利用して Windows 7 を使用しているよ?というところもあるんでしょう。

Microsoft Edge は、当初、Windows 7 向けにも提供されていましたので、個人の方でもサポート期限が切れてしばらくたちますが、Microsoft Edge さえ入っていれば問題ないだろう?と相変わらず Windows 7 を使用されている方を時々お見受けますが、このブログの中で、この Windows 7 向けの Microsoft Edge のサポートが終了していることが紹介されておりました。

Window 7 の Microsoft Edge のサポートは 2022 年 1 月 15 日に終了しました。IE モードのサポートもその時点で終了しました。IE11 デスクトップアプリケーションは、Windows 7 ESU の一部として、オペレーティングシステムのサポート終了日である 2023 年 1 月 10 日までサポートが継続される予定です。

実は、2022年1月15日をもって、Windows 7 向けの、Microsoft Edge のサポートも終了していたんですね。当然ながら、Windows 7 の Microsoft Edge における IEモードのサポートも終了しているわけです。ただし、Windows 7 ESU としてご利用の場合には、OSのサポート期限でもある、2023年1月10日まではやはり引き続きサポートはされるわけです。この辺りは、Windows 8.1 と一緒っていことですね。

Internet Explorer 11 のサポート終了まであと3か月。くれぐれもご注意ください。

<参照>

Internet Explorer 11 デスクトップ アプリケーションのサポート終了 – 発表に関連する FAQ のアップデート
Internet Explorer 11 desktop app retirement FAQ
Windows 7 拡張セキュリティ更新プログラム (ESU)
FAQ about Windows 7 ESU