月別アーカイブ: 2017年12月

Surface が大集合 ~ マイクロソフト 新製品 Touch&Try イベント

12月6日、日本マイクロソフト品川本社にて、アフェリエイターとして活動されている方々を集め、”マイクロソフト 新製品Touch&Tryイベント” が開催されました。

会場には、Marimekko for SurfaceSurface LaptopNew Surface ProSurface Studio、さらには最新の Surface Book 2、そして Xbox One X が展示されました。

イベントの初めは、Surface担当者、Xbox担当者からの Surface、Xbox の各製品について、改めて紹介、説明がされ、今回新製品が出そろったラインナップが紹介されました。

【今年、Surfaceは5周年!】

最初に行われた Surface 担当者からの説明の中では、Surfaceが今日に至るまでの経緯や、開発秘話などを紹介したホームページを交えて紹介。さらに、今年、Surfaceが5周年を迎え、現在 “Surface 5 周年記念プロモーション” を実施していることも紹介されていました。

Surface 5 周年記念プロモーションを発表

— 人気の Marimekko スキン

Surface と言えば、最近人気の “Marimekko スキン“。
会場にも、さまざまなスキンに彩られた New Surface Pro が展示されていました。

Microsoftでも、そのアンバサダープログラムの中で、女性限定イベントを展開していますが、こうしたイベントを通じて、女性の間でも人気となっていることがよく伺えるものでした。

女性限定特別イベント 「Surface ブランチ会」 イベントレポート

ちなみに、このスキンにコラボした、タイプカバーも用意されています。

– 魅力の Surface ペン そして、Surface Dial

Surfaceと言えばタッチペン。Surfaceペンがあってこそ、他のノートPCとの差別化もできているところもあります。

さてこの、Surfaceペン。これも New バージョンになって進化しています。
新しいSurfaceペンは、4,096段階の筆圧レベルを感知してくれます。傾きの検知やその精度も向上。Surfaceにはなくてはならないデバイスでもあります。

そしてさらに Surface Dial。まだまだなじみのない Dialというデバイスではありますが、今後さまざまなシーンで登場してくるデバイスになりそうです。

– 一体型の概念を変えるかも?

Surface Studioは、”Studio” という名称がついているようにどちらかと言えばクリエータ―向けのデバイスという印象が強い。

Surface Studio

今回のイベントで、ちょうど席に着くと目の前に、Surface Studio が….
こんなに間近で見るとは思ってもみませんでした。担当の方の説明をしている最中も、仕様を確認したり、ディスプレイの角度を調整してみたりと、すでに “タッチ&トライ” が勝手に始まってました。

目の前にしてみると、意外に、28インチのPixelSenseディスプレイは思ったよりも大きな感じもなく、ちょっと大きめの一体型PCという感じ。

その “ゼログラビティ ヒンジ” によって、Surface Pro などの様に、ふわぁ~っと動くこのディスプレイ。Surface Proの様に、平面状態にした スタジオモードにすると、Surface の真価が発揮されます。

現在の一体型PCでは、こうした画面を寝かせて使用できるようなタイプはありませんが、今後一体型PCにもこうしたヒンジが自由に稼働するようなタイプが増えているのではないかな?と思わせられました。

先日、”Microsoft Whiteboard Preview” が公開されました。

もともとは、Surface Hubでテストされていたホワイトボードアプリでしたが、今回 Preview版として、Windows 10 向けに展開されました。まさに、Surface Studio はもとより、New Surface Pro といった Surface ペンが活用できるデバイスに向けた製品かもしれません。

 

【Xboxは、4K・HDRでさらに進化!】

Surface に続いて、Xboxの担当者から、これまでの Xbox の概要に始まり、現在の Xbox の製品構成について説明がありました。

 

先日、Xbox 史上最強といわれる “Xbox One X” が日本でも販売が開始されましたが、この新しい、”Xbox One X” を始め、”Xbox One S“、そして、”Xbox One” の製品仕様の違いなどにも触れ、現在展開されている Xbox の製品が紹介されました。

昨今、4K対応テレビが増えつつある状況の中で、この “Xbox One S“、そしてそれをさらに強化した “Xbox One X” の、4KHDR 対応のすごさはとにかく見れば圧巻と言わんばかりのものでした。

今回こうして実際に Surface が勢ぞろいしての “タッチ&トライ” イベントでの参加でしたが、店頭で触れるだけではなく、直接担当の方からお話が聞けるいい機会でした。

Surface では、”Surface Book 2” が日本市場にも投入され、Surface LaptopNew Surface Proと、Surfaceシリーズが一新。
またXbox では、従来の Xbox One S に加え、11月に Xbox One X が投入されました。

今後それぞれのデバイスがどんな形で展開されていくのか? 引き続き注目していきたいと感じさせられるイベントでした。

<参照>

— Surface:

Surface絵描きの三種の神器
Surface開発秘話
Surface アンバサダープログラム
Surface Book スペシャルサイト
Surface ファミリー 最新情報まとめ
Surface Studio

— Xbox:

Xbox
Xbox Japan Blog
Xbox One X
Xbox One S
Xbox One X と Xbox One S の比較

SKYPE — Facebook アカウントでのサインインオプションが、2018年1月で終了!

へぇ~、そんなこともできていたんだ?と改めて思ってた次第ではありますが、来年1月には終了とのことでしたので、ご紹介させて頂きました。

ちょっとイレギュラーな使い方なのかもしれませんが、Facebookアカウントを利用して、Skypeをご利用の方は、ご注意ください。

<参照>

Facebookアカウントを使ってSkypeにサインインできますか?

Office 製品のサポート期間 ~メインストリームと延長サポート

Microsoftの製品は、”Microsoftライフサイクルポリシー” に基づいて提供されています。
つい先日も、Windows版で言えば、Office2007 が、また Mac版で言えば、Office2011 のサポートが終了しました。

2018年にサポートが終了する製品

上記サイトにもありますが、2018年にも当然ながらサポートが終了する、あるいは延長サポートに入るものが多数あります。

さて今回は Office 製品のライフサイクルとそのサポートについて確認してみました。

現在サポートが続いているのは、

Windows版:Office 2010/2013/2016
Mac版:Office 2016

となります。

それぞれのライフサイクルについては、ライフサイクルポリシーのところから検索していただければ、ご確認いただけると思います。

Windows版:

Office 2010 SP2 メインストリーム:2015/10/13 延長サポート:2020/10/13
Office 2013 SP1 メインストリーム:2018/04/10 延長サポート:2023/04/11
Office 2016   メインストリーム:2020/10/13 延長サポート:2025/10/14

Mac版:

Office 2016 for Mac  メインストリーム:2020/10/13 延長サポート:対象外

Windows版か? Mac版か?でも多少異なります

さて、Windows 版に限って言うと、通常 メインストリーム(5年)+延長サポート(5年)になっています。メインストリームは、ライフサイクルの開始日から換算して、5年です。

 

【メインストリームと延長サポートの違い】

このメインストーリーム延長ストリームどのような内容に違いがあるのか?

— メインストーリーム:

無償サポート
有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト

が提供されます

— 延長サポート:

有償サポート (インシデント サポート、時間制 サポート)
セキュリティ更新プログラム サポート (無償提供)
セキュリティ関連以外の修正プログラムのリクエスト

が提供されます

更新プログラムの提供という観点から、簡単に言ってしまえば、新機能などの追加や仕様変更、セキュリティ更新プログラムの提供などが続くのがメインストリームの段階で、延長サポートに入ると、機能の追加などはなくなりますが、引き続きセキュリティ更新プログラムは提供されます。

【最終のご案内】Office 2007 および Exchange Server 2007、Windows Vista の延長サポート終了【4/5 更新】(Microsoft Partner Network ブログ) の中でも触れられていますが、”延長サポート終了後であっても引き続き脆弱性が発見される懸念があり、IPA では サポート終了後のソフトウェアを継続使用しない、サポートされているソフトウェアに移行する、ソフトウェアは常に更新プログラムを適用し、最新の状態で使用する、ということを推奨しています” とあるように、常に最新の状態で使用することが推奨されます。

延長サポート終了後になると、以前に配信されていた修正プログラムも入手できなくなったりもします。なぜならサポートできないからです。

セキュリティ上のリスクが高まるということは、こういったことからもよくご理解いただけると思います。

つい先日も、数式エディタの脆弱性を悪用したマルウェアが登場して騒がれました。10/10にサポートが終了した Office 2007 も対象だったわけですが、この時には、Office 2007 向けにも修正プログラムが例外的に配布されましたが、こうした例外が続くわけではありません。

Office数式エディタのRCE脆弱性を悪用したマルウェアが登場、IPAが注意喚起/Internet Watch

当然、上記のニュースでも触れられていますが、さすがに、Office 2003 以前のものには、修正プログラムは配布されておりません。

当然ながら、動ないわけではないで、動くうちは何とか使おうという気持ちもわかりますが、こうしたセキュリティのリスクは、自分の PC の問題だけでは済みません。

知らない間にウィルスに感染して、PC内に保存されていたお客様や知り合いの人の情報が洩れていたり、あるいは知らないうちにウィルスを送信していたりなどなど、被害者ではなく加害者になりうることもありうることをよく理解していただく必要があります。

メインストリームの終了から、延長サポートへの移行は、そろそろ次の新しいバージョンに乗り換える時期が近付いているんだな?と理解し、その準備のための期間と思ってください。

まだ5年使えるではなく、5年のうちに、新しいバージョンに乗り換えるための移行期間と理解すべきでしょうね。

 

<参照>

Microsoft ライフサイクル ポリシー
2018年にサポートが終了する製品
Microsoft Office 製品のサポート ライフサイクルについて
ご存知ですか? OSにはサポート期限があります!
Office2007/サポート終了の重要なお知らせ
Microsoft Office 製品に関する各 OS のサポート状況(Office2010まで)
Office 製品のサポート期限/パソコンのツボ本館
【最終のご案内】Office 2007 および Exchange Server 2007、Windows Vista の延長サポート終了【4/5 更新】/Microsoft Partner Network ブログ
サポート終了後のOSやソフトを使い続けてはいけない2つの理由/トレンドマイクロ
サポート期間が終了するソフトウェアに注意/総務省
Microsoft Office の脆弱性(CVE-2017-11882)について/IPA