カテゴリー別アーカイブ: Windows

閉じるボタンなどがクリックできない場合

以下の画像は、Microsoft Edge の例ではありますが、こうしたものに限らずいざ開いているウィンドウを閉じようとしたときに、閉じるボタン(×)が、画面の領域外にあるために押せない…. そんなケースでの相談って、意外と多いようです。

2枚目の画像にあるように右上の部分ですね。例えば、Microsoft Edge の場合だと、この状態だとお気に入りも開けないし、何かダウンロードしたときのダウンロードも表示されません。

もちろんある程度慣れた方であれば、マウスでドラッグして元の位置に戻せばいいんですが、こんな状態で画面を終了しても、再度開けば最後に開いた位置情報をもとに起動してくるので、また同じ場所に表示されるのでまた同じ場所に出てくるだけで、結局終了したり、PCを再起動したからと言って改善するものではありません。

【ドラッグして正しい位置に移動する】

これができれば一番いいわけですが、ただ闇雲にドラッグしてもこうして表示されたウィンドウを移動できるわけではありません。

もしドラッグして移動するのであれば、上記の画像にあるように赤枠で囲われたようなタイトルバーの部分にマウスポインタ(矢印)を載せて、左ボタンを押したままドラッグする必要があります。
タブがたくさん開いていたり、ブラウザ以外のアプリだったりすると、結構ものによって微妙な位置になったりするので、慣れない方だとなかなかうまくいかないケースもあるかもしれませんね。

【ウィンドウサイズを最大化するには?】

どうしてもうまく移動できないけどなんとか、閉じるボタンなどを押せるようにしたい….そんな場合には、ウィンドウサイズを最大化してしまうのが簡単です。操作方法はいろいろありますが、以下のようなショートカットキーが利用できます。

Windowsキー + ↑(上矢印キー)

— その他のショートカットキー

Windowsキー + ↓(下矢印キー):最小化
Windowsキー + ←(左矢印キー):ウィンドウを左寄りに配置する
Windowsキー + →(右矢印キー):ウィンドウを右寄りに配置する

こうした操作の中でも、Windowsキー+左右の矢印キーでも、ウィンドウの配置がいったん移動しますので、閉じるボタンや、最大化ボタンなどが押せるようになります。

【タスクバーを利用する】

タスクバーを活用する方法もあります。アプリが起動していると、画像にもあるようにアプリのアイコンが、タスクバーに表示されています。

仮に上記のように、ウィンドウが完全に隠れてしまって移動が難しいような場合には、タスクバーのアプリのアイコンの上マウスをポイントすると、サムネイル画像が表示されますので、サムネイル画像の上で右クリックすると、最大化などが可能になります。
“移動” を選択すると、キーボードの上下左右の矢印キーのみで、ウィンドウを自由に移動することも可能になります。

ウィンドウがずれて画面の領域外に移動してしまって思うように操作ができない… そんな場合にはぜひご確認ください。

<参照>

画面からはみ出して動かせなくなったウィンドウを移動する方法/できるネット
効率化に役立つ! 今すぐ使える Windows 10 ショートカット キー
画面外に行ってしまったウィンドウを移動する/富士通

サポート詐欺の被害が過去最高に! 

先日、朝日新聞のWebページでも「「サポート詐欺」にご注意 1月の特殊詐欺被害」(朝日新聞)な記事が出てましがが、”サポート詐欺”の被害、1月は特に多かったようです。

インターネットを利用してして、普通のWebページを見ているだけなのに、突然ウィルスに感染したというメッセージとともに、次々に警告の画面が出てきて、閉じようとしても閉じられない。そして専門のサポートに電話するようにと電話番号が表示されたりする….

ご経験のある方もいらっしゃるかもしれませんね。このブログでもたびたび取り上げております。

偽セキュリティ警告(サポート詐欺)の月間相談

本日、上記にもあるようにIPAでもその状況が公開されました。

例年であれば年末年始を過ぎると落ち着いてくるはずが、確かに今年は年明けの1月・2月になっても、普段以上にちょくちょく相談も多かったので何となく多いな?と思っていましたが….

朝日新聞のサイトで報じられていたのは、長野県警の発表によるものでしたが、それでも “5225万円” もの被害が出てるんですね。

【対処法】

こんな画面が出たりするとみなさん慌ててしまうようです。周りでこれだけ騒いでいるので、”詐欺” と頭の中でわかってても電話してしまったりしているケースもあるようです。

いろいろなところで対処法は紹介されていますが、一応こちらでもご紹介しておきましょう。

— まずが画面を消すこと:

1)画面が表示されたら、まずは画面を消しましょう! 警告音や、音声によるメッセージが出てくる場合には、音量を絞るなりしていったん音を消してしまいます。

2) 続いて画面を消します。マウスでは消すことはできませんので以下の順でキーボードからの操作を多ないます。

  • Altキー+F4 でブラウザを閉じてみる。Altキーをおしながら、F4キーを押すことでプログラムを終了します。”移動” するか?と表示されたら移動するをクリックします。
  • Ctrl+Alt+Del の3つのキーを押して、画面が変わったら、いったんサインアウトします。タスクマネージャーを起動して、プログラムを終了するという方法もありですが、タスクマネージャーを開いたところで、どこをクリックしてプログラムを閉じたらいいのかわからないケースがほとんどだと思いますので、いったんサインアウトするほうがいいでしょう
  • こういったキー操作が一切効かないケースも当然ながらあります。その場合には、電源ボタンの長押し(10秒ぐらい押し続けます)をして強制終了せざるを得ないでしょう

— この後が大事です:

こうしたサイトが一度表示されると、当然ながら、そのデータがPC内に閲覧データとして保存されています。
上記の方法で画面を強制終了しても、次回ブラウザを開いたりすると、Microsoft Edge の場合には、直前まで開いていたページを復元機能があったりするので、”ページの復元” というメッセージが右上に表示されますが、この段階でこれをクリックしてしまうと “閲覧履歴” として残っているデータを利用してまた同じ画面が表示されてしまいますので、絶対に復元をクリックしてはいけません。

そしてさらに閲覧履歴に残っているこうした詐欺サイトのデータにはプッシュ通知の機能が組み込まれていることが多いので、Windows の通知の機能が利用されて、同様の画面が、右下などにちょくちょく表示されるようになってしまいます。

なので、閲覧履歴などのデータはきっちり削除しておく必要があります。

— 閲覧データの削除:

1) Microsoft Edge の場合:

  • […]> 設定 > プライバシー、検索、サービス と開きます。
  • 「閲覧データをクリア」の、”今すぐ閲覧データをクリア” にある “クリアするデータの選択” をクリックします。
  • 時間の範囲を選択し、削除対象の項目にチェックを入れたのち、”今すぐクリア” をクリックします。

時間の範囲:適宜ということになりますが、表示されてどのぐらいたっているか?にもよりますが、過去1時間か? 過去24時間のいずれかでいいと思います。
削除対象のデータ:閲覧の履歴、Cookieおよびその他のサイトデータ、キャッシュされた画像とファイルは最低限チェックを入れます。
過去に閲覧したデータを履歴からたどって医療する…何て使い方をしていないのであればもこの際、パスワードやフォームなどのデータを除いてすべて削除して、余計なデータをクリアしてしまってもいいかもしれませんね。

2) Google Chrome の場合:

  • […]> 設定 > プライバシーとセキュリティ > 閲覧データの削除 と開きます。
  • 基本設定のところで、期間を選択し、さらに詳細設定を開いて、”キャッシュされた画像とファイル” にもチェックを入れてから “データを削除” をクリックします。

今年は2月に入っても普段以上にこうした相談が多いような気もしますので、くれぐれもご注意ください。

今後どうなるか?は何とも言えませんが、現段階でこうしたサポート詐欺の場合、画面が表示されても、さらに電話番号が表示されても、電話さえしなければこちらの情報は相手のは漏れませんので、慌てないで対処することが大切です。

<参照>

偽セキュリティ警告(サポート詐欺)の月間相談件数が過去最高に/IPA

タスクバーのアイコンをクリックしても全く反応しない

PCを使ってたりするとよく経験するシーンですね。特に、搭載しているモリが少ない、HDDの書き込みなどの処理速度が遅い、CPUの処理能力が低いといったスペックの低いPCなどの場合は避けらないことかもしれませんね。

まさに今使用している自分のPCがそうだったりもします…. 2008年から使っているDELLのマシンですからね。仕方ない….

まぁ、そこまでスペックが低くないとしても、タスクバーをクリックしても反応しないなんてことはよくあることです。

【「Windows キー」 を押してみる】

タスクバーをクリックしても、反応しないとなった場合、みなさんどうされていますか?

とりあえずは一度何とか?PCを再起動できないか?と思うわけですが、スタートボタンをクリックしても反応しなければ電源を切ることもできませんよね?

そんな時には、ただやみくもにクリックするのではなくて、まずは一度キーボードの 「Windows キー」を一度押してみてください。実はこれだけで反応しだしたりすることもあるんです。

実はこれ、意外と効果あったりします。特にどこかにそう説明されているというわけではなく実体験に基づく対処法になります。

作業が終わって、さてPCの電源を切るか?ということで、ALT+F4 で Windows のシャットダウンの画面を呼び出そうとしても反応しない….

自分のPCでは特に顕著で、「Windows キー」を押した後だったりすると、それまで全く反応しなかったキー操作や、プログラムアイコンも途端に起動してきたりします。

Windows キー」は、Ctrlキーや、Altキーなどと一緒で、様々な機能を呼び出すショートカットキーとして頻繁に利用できるキーの一つです。ただし「Windowsキー」は、”スタートメニュー” を表示するためにも使用されるキーなので、これ単体でも動作するキーです。ここが、Ctrlキーや、Altキーなどと違う点です。

タスクバーが応答しないので、PCを再起動したいけど、マウスでスタートボタンをクリックしても反応しない… そんな時にはまずは「Windows キー」を押してみましょう! そしてスタートメニューが表示されたなら、もう一度「Windowsキー」を押して、メニューを非表示に戻して、タスクバーのプログラムアイコンをクリックしてみます。

もっとも「Windows キー」を押しても反応しないとなると….
Ctrl+Alt+Del を試すとか、Alt+F4キーを試すなど、次の段階に進むことになります。

— 様々なショートカットキー:

上記サイトをご覧いただければ、Windows キーを利用したショートカットキーだけでもいろいろあるのがご覧いただけると思います。

今回の例は実体験に基づいたTIPということになりますが、
私の場合 Windowsキーは、

  • Windows + “.” (ドット):絵文字を呼び出す
  • Windows + “v”:クリップボードの履歴を呼び出す
  • Windows + Shift + “s”:切り取りとスケッチの呼び出し

なんてシーンでもよく使用するキーだったりもします。この機会に是非ご使用になってみてください。

<参照>

Windows のキーボード ショートカット
Windows キーを使ったショートカットで作業効率をアップ

DCIMフォルダとは?

スマホやデジカメなどからPCにデータを取り込もうとすると表示される「DCIM」というフォルダ。

先日これっていったいどういう意味ですか?と聞かれたんですが、改めて考えたこともなかったので、確認してみました。

【”DCIM”フォルダとは?】

DCIM = Digital Camera IMages
の略称でした。
まぁ、特別不思議なことでもないし、わかってみればなるほどな?ということですね。

電子情報技術産業協会(JEITA)と、カメラ映像機器工業会(CIPA)によって策定されたデジタルカメラ用のファイルシステム規格 DCF(Design rule for Camera File system) に基づいて、ファイル名のつけ方、フォルダ構成、ファイルフォーマットが規定されており、それに基づいているもののようです。

【”DCIM” フォルダ直下のファイル名やフォルダ名にもルールがある】

DCIM フォルダを開くとさらにサブフォルダがあったりします。このフォルダの名称もDCFの規定では、先頭数字3桁+5文字の英数字で構成されます。

例:
100ANDRO、100APPLE、100CANON など

今回参照させていただいた OLYMPUS の「Q:DCF (Design rule for Camera File system) とは ?」にもありますが、こうした統一規格や標準規格といったものに基づくことで、様々なデバイス間での互換性が取れなくなるなんていうトラブルを回避しているわけですね。フォーマットが統一すれば、デバイス間でのデータ転送などにもメリットが大きいわけです。

ということで、今回は豆知識でした。

<参照>

ダイレクトプリントやプリントで出てくるDCF準拠画像とは?/日経XTECH
【デジタル一眼レフカメラ】カメラ内で画像を管理する方法(フォルダの作成/画像番号の付け方)(EOS Kiss X5)
Q:DCF (Design rule for Camera File system) とは ?/OLYMPUS

Microsoft Edge で印刷ができない【まとめ】

パソコンのツボ本館の方では、先日来このトラブルで多数のアクセスをいただきました。トラブル自体はその後の Microsoft Edge の Update をもって解決にいたって、無事完了。こちらの別館でも、簡単にその対処法についてご紹介させていただきます。

Microsoft Edge で PDFなどを読み込んで印刷しようとしても反応しない
Microsoft Edge で PDFなどを読み込んで印刷しようとしても反応しない Part 2
Microsoft Edge の更新状況

【症状】

Microsft Edge で PDF ファイルを開いて印刷しようとすると、ぐるぐる待機中になって、印刷の画面にならない。

【経緯】

日本時間1月13日に Ver.109.0.1518.49 がリリースされてから PDF ファイルが印刷できない症状を確認。
その後、
Ver.109.0.1518.52
Ver.109.0.1518.55
とアップデートが続き、今度は、PDFだけじゃなく、普通にWebページを印刷しようとしても同様の症状が出るようになりました。
Ver.109.0.1518.55 になってからは、プリンター名に2バイト文字が入っていなければ、つまりは既存のプリンターの設定を開いて、”(ネットワーク)” とか、”(コピー1)” などの文字列を削除すれば通常通り印刷できるまでに回復。

そして昨日、
Ver.109.0.1518.61 
がリリースされ、特にプリンター名を変更しなくても従来通り印刷できるように回復に至りました。

【アップデート手順】

現在はトラブルは解消していますが、Update されないで使用していると印刷できない問題は解決しませんので、まだ印刷できないよ? という方は、以下の手順で更新し見てください。

  1. Microsoft Edge を起動
  2. 】> ヘルプとフィードバック > Microsoft Edge について とクリックします

“Microsoft Edgeについて” を開けば、自動的に更新のチェックが始まり、更新プログラムがあれば、Update が始まります。完了後、”再起動” ボタンが表示されたら、クリックして、Microsoft Edge を再起動して完了です。

Ver.109.0.1518.61 にバージョンアップできていれば、従来通り印刷できるようになっているはずです。

ということで、今回の顛末。こちらでも整理してみました。

<参照>

Microsoft Edge で PDFなどを読み込んで印刷しようとしても反応しない
Microsoft Edge で PDFなどを読み込んで印刷しようとしても反応しない Part 2
Microsoft Edge の更新状況

“自動保存” と “自動回復”

Microsoft の Office 製品には、データを自動的に保存してくれる仕組みも用意されています。これが ”自動保存” という機能になります。

ただしこの ”自動保存” が有効になるためにはいくつか条件があります。つまり基本的にデータが勝手に自動保存されることはないわけです。
そこでよく勘違いされるのが ”自動回復” という機能。 パソコンのツボ本館ではだいぶ前に一度取り上げましたが、今でもちょくちょくアクセスされる記事でもありましたので、今回別館の方で再び取り上げさせていただきました。

【自動回復とは?】

まずはすべての Office製品に搭載されている「自動回復」から確認していきます。

よくこの機能のことを “自動保存” と勘違いされている方もいらっしゃいますが、あくまでも “自動回復” なので、作業中などにトラブルになって、Word や Excel、PowerPoint などのデータを保存できないままに終了されてしまった際、再起動後、作業中だったファイルを復元・表示してくれるのがこの機能になります。

上記の画像は、PowerPoint の例ですが、ファイル>オプション とクリックして、”PowerPoint のオプション” ダイアログを開き、左ペインの “保存” をクリックすると表示されます。Word や Excel などでも同様です。
上記の画像にもありますが、10分毎など設定された時間に応じて自動的に “自動回復用データ” として保存してくれます。ただしこうして自動バックアップされる回復用のデータは増えすぎないようにするため、

  1. ファイルを手動で保存したとき
  2. [名前を付けて保存] を使用して、新しい名前を付けてファイルを保存したとき
  3. ファイルを閉じたとき
  4. Excelなどのアプリを終了したとき (ファイルを保存したかどうかは関係ありません)
  5. 現在のブックの自動保存を無効にしたとき
  6. [次の間隔で回復用データの自動保存を行う] チェック ボックスをオフして、自動バックアップ機能を無効にしたとき

に、ファイルが削除されます。

つまりいつまでも残っているものではありません。

【自動保存とは?】

では、”自動保存” とはどんな機能なのか?

上記の PowerPont のデータにもある 左上の “自動保存” がまさに該当します。Word や Excel にも同様に用意されています。

自動保存とは」にもありますが、これが利用できるようにするためには….

  1. Microsoft 365 のサブスクリプションがある
  2. OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint Online といったクラウド上にデータが保存されている
  3. インターネットに接続されている

といった場合に利用できる機能になります。つまりは、自分のPC内に保存されるわけではありません。
また日本ではよくあるPCにプレインストールでついてくるプレインストール版の Office 製品。永続ライセンス版として販売されている Office Home & Business 2021 などの統合パッケージ版や、Word や Excel などの単体製品では利用できません。

さらにいくつかのケースで自動保存が利用できない場合もあります。以下がその一例になります。

  • ファイルが以前の形式になっている (.xls、.ppt、.doc など)。
  • ファイルがローカルの OneDrive フォルダーに置かれており、OneDrive の同期が停止している。
  • ファイルが以前のバージョンの OneDrive 同期アプリ によって同期されています。

せっかく何時間もかけて作成したデータであっても、自動保存が利用できていないデータについては、やはり豆に保存することが必要になりますのでくれぐれもご注意ください。

<参照>

自動保存とは
Microsoft 365 ファイルを回復する
Word のファイルとドキュメントを復元する
Excel の自動回復関数の説明
Office for Mac でファイルを回復する
Office 製品の自動保存と自動回復用データ

Dynabook の一部機種でPCが起動できない

なんとなく Dynabook のサポートページを見ていたら、ちょっと古い情報ですが、Dynabook の一部機種で起動できないといったトラブルが発生していることが紹介されていたので取り上げてみました。

dynabook GCX83/G83/G6/G8/GS4/GS5/GZシリーズで起動しない場合がある現象について

更新日時的には、昨年4月末に最終更新されている情報なので、おそらく該当の方は順次トラブルなどに遭遇されても、Dybanook のサポートに相談されて回復済みだと思われますが、念のためご紹介させていただきました。

— 対象機種:

dynabook GCX83/G83/G6/G8/GS4/GS5/GZシリーズ

–トラブル:

“Date to time reset to default.~” などのメッセージが表示されて BIOS の画面から進めない

–対処法:

BIOS の更新が必要になります。

BIOSの更新方法など詳細な手順は、「電源スイッチを押しても起動しない/起動時に日時の再設定を促すメッセージが表示される<dynabook GCX83/G83/G6/G8/GS4/GS5/GZシリーズ>」にも紹介されておりますが、自身でWeb情報を見ながら更新するのが難しいな?という方は、Dynabook のサポートに相談することをお勧めいたします。

<参照>

電源スイッチを押しても起動しない/起動時に日時の再設定を促すメッセージが表示される<dynabook GCX83/G83/G6/G8/GS4/GS5/GZシリーズ>
dynabook GCX83/G83/G6/G8/GS4/GS5/GZシリーズで起動しない場合がある現象について

年末年始にかけて発生しているトラブル

2023年がスタートして、はや 6日。今回の年末年始もいろいろトラブルが発生していましたが、新年一発目は、パソコンのツボ本館で取り上げた現在発生中のトラブルについてご紹介させていただきます。

【PowerPoint】

まずは、PowerPoint から。Vimeo という動画サイトから、オンラインビデオを PowerPoint のスライドに挿入しようとするとエラーになるトラブル。

Vimeo から オンラインビデオを挿入しようとするとエラーになる【PowerPoint】

現在もまだ対応中です。

【Skype】

Microsoft 365 Personal などを利用の方向けに提供されているサブスクライバー特典の一つでもある Skype の 60分/月の無料通話特典。

SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない
SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない Part 2

2度にわたって取り上げました。Part 2 では、手動によるアクティブ化の方法についてもご紹介しています。
私もそうでしたが、これまで Microsoft 365 Personal などでサブスクリプションのご契約があった方の場合でも、そのサブスクライバー特典が表示されなくなっているケースもありますので、その場合にはアクティブ化を手動で行えば、すぐに利用が可能になります
急ぎでなければ修復されるまで待っていてもいいのですが、まだ時間がかかりそうです。

【iPhone】

パソコンではありませんが、「iPhone と TV をHDMIケーブルでつないでもAmazon Prime Video の音声が再生できない」というトラブルが発生しています。

iPhone と TV をHDMIケーブルでつないでもAmazon Prime Video の音声が再生できない

Amazon のデジタルデバイスフォーラムなどを見ると、かなり前から発生しているトラブルのようですが、いまだに解決には至っておりません。iOS 16 にアップグレードすると発生するトラブルのようです。

【Microsoft Edge】

Microsoft Edge には、Webサイトを画像としてキャプチャーする便利な機能がありますが、この機能において、一部サイトで不具合が発生します。
サイトのつくり(構造)などにもよるものと思われますが、背景画像が一部黒くなるため、せっかくキャプチャーしても、背景が黒くなるばかりか、ページによっては文字が読めなくなるようなところも出てきます。

Microsoft Edge で、Webキャプチャーすると背景が黒くなる

対応中の案件です。手元の環境で確認する限りでは、以前は Microsoft Edge の Insider 版 Canary Channel では発生していませんでしたが、それ以外の製品では発生中でした。
現在、やはり Insider版 Developer Channel の製品では Update がかかって改善したようです。通常版ではまだ改善には至っておりません。
またこちらは、Mac 版 の Microsoft Edge でも同様です。

今回ご紹介したトラブル、今後もその経緯については、パソコンのツボ本館にて取り上げていきたいと思いますので、その後の経過については、時々本館の方を覗いてみてください。

2023年も、パソコンに役立つ情報、トラブルの現状や、その解決策など様々な情報をご紹介してまいりたいと思いますので、パソコンのツボ、本館・別館 ともよろしくお願いいたします。

<参照>

Vimeo から オンラインビデオを挿入しようとするとエラーになる【PowerPoint】
SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない
SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない Part 2
iPhone と TV をHDMIケーブルでつないでもAmazon Prime Video の音声が再生できない
Microsoft Edge で、Webキャプチャーすると背景が黒くなる

“インクジェットはがき” にも対応したコンビニのマルチコピー機

年賀状シーズン真っただ中?というより、もうほぼ終盤でしょうね。昨年、以下のような記事をご紹介しました。

コンビニのマルチコピー機での年賀状印刷にはご注意を!

そして先日、yhさんより「セブンイレブンの新しいマルチコピー機はインクジェットハガキにも対応しているとのことらしいです。(インクジェット光沢写真用はがきは非対称)」といったコメントを頂きました。

ということで早速1年ぶりに確認してみました。

コンビニのコピー機も日々進化してますね。上記はセブンイレブンのマルチコピー機ですが、現在のマルチコピー機は、インクジェットはがきでもOKになったようです。

郵便局(日本郵便)が展開している “はがきデザインキット2023” だと、セブンイレブンのマルチコピー機プリントにも対応していますから、持ち込みで手持ちの “インクジェットはがき” が使えるようになったのは非常に便利ですよね?

yhさん、情報ありがとうございました。

<参照>

はがきデザインキット2023
コンビニプリントについて/はがきデザインキット

本日は、Windows Update の日

日本時間でいうと、毎月第二週目の水曜日は、”Windows Update の日“。まれに前後することもありますが通常は、第二週目 Bリリースと呼ばれる週に配信されてきます。

この第二週の水曜日は、”Office Update の日” でもあったりします。この他に、Microsoft Store の更新が重なったり、さらに Microsoft Edge の更新がかかったりすると、ちょうど今もこの記事を書いていて、キーボードから文字入力しても、数秒後に入力されるという非常にPCにとっては負荷がかかる時間帯になります。

もちろん、Microsoft の製品以外にも更新がかかったりすると、スペックの低いPCだったりすると発狂しそうになります。

なので、何か?PCで作業をされるのであれば、まずは Update を一通り先の終わらせてしまうのがおススメです。

これを書いていても、Update がかかるわ、TeamsでMeeting に参加しているわで、PCはフリーズ寸前なぐらいで、ストレスがたまりまくってます。

もっともPCスペックが低いのも要因なのは重々承知しているんで、あきらめてますが….