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小学生向けに、漢字ドリルのテンプレートが用意されるなど、豊富な Office 用テンプレートもさらに充実!

“Office テンプレート” というと、どうしても、履歴書や、家計簿など家庭向け、一般向けとは言え、大人向けのものが多いイメージが多いわけですが、このコロナウィルス騒動で、外出自粛になっているのは子供たちも同様。

そうした子供たち向けのテンプレートも充実しつつあります。
今回はこうした ”楽しもうOffice” で提供されている Office テンプレートについてご紹介します。

【Officeテンプレートとは?】

Office テンプレート は、Word や、Excel、PowerPoint などといった Office アプリをより活用してもらおうという趣旨で、Microsoft が無償で提供している ひな形 になります。


・Excel で家計簿を作ってみたいけど難しそうだな?
・Word で履歴書を作りたいんだけど、何から作ったらいいのかわからない
といったものから、最近では、小学生向けのコンテンツなども充実してきています。

当初は、どちらかというとお仕事などで活かすためのテンプレートが中心だったわけですが、今回のウィルス騒動に対応して、キッズ向けに在宅学習向けのコンテンツが充実しつつありますし、また大学生向けには、テンプレート以外にも、”大学生あるある”といったサークル募集のチラシなどのテンプレートも。

こうしたテンプレートぜひ活用してみてはいかがでしょうか?

Microsoft Teams の活用

コロナウィルスの影響もあって、突然、想定外の在宅勤務なんていう状況になった方も多いかと思いますが、そんな働き方の見直しを迫られる中で、Microsoft Teams をはじめとしたグループチャットアプリが注目されてきました。

導入されているソフトは、もちろん会社や学校などの組織によっても異なると思いますが、Microsoft Teams に限らず、最近何かと話題の多い ZOOM や Cisco の Webex、Google ハングアウト、V-Cube など、Web会議も利用できるようなものから、ビジネスチャット向けのSlack やら ChatWork、LinkWorks、WorkPlace などなど様々なものがあります。

ちょっと前までだと、教育機関などの利用は少なかったと思いますが、長引くウィルスの影響下において、小中高校や大学など、さらには、学習塾などでも積極的に利用が検討されるようになってきたこうしたシステム。

こうした事情を反映してということもあるんでしょうけど、”ホーム画面にヒントが表示!”のところで紹介したように、Word を開いたら、テレワークのためのヒントになるリンクが表示されたり、Microsoft の Web サイトにも、トップに Office 365 を利用したテレワーク利用のためのリンクがあったりと、様々なところで、リンクを見かけるようになりました。

【Microsoft Teams について】

Microsoft Teams は、Microsoft が、その信頼性のあるプラットフォームを生かして提供しているグループチャットアプリになります。
Office 365 という法人向けのプランに含まれている機能の一つではありますが、上記の画像をご覧いただくとお分かりの様に、機能に違いはありますが無料でも利用は可能です。
ビデオ会議をやってみたいという方は、クライアントアプリをダウロードして、インストール。グループを作成して、グループに招待するなどすればどなたでも利用が可能です。

【教育現場での活用】

さて、こうしたグループチャットアプリは、従来の一般企業などでのビジネスユースだけではなく、教育機関でもその利用が増え始めています。オンラインでビデオを流すだけの在宅学習向けの単なるオンラインレッスンから、リアルタイムに、そして双方向にやり取りができるオンラインレッスンへと変わりつつあります。

しかし突然オンラインレッスンを行わざるを得なくなった方も多いはず。あるいはそうしたものを利用しないといけないといことになって、ご家庭で、四苦八苦されているご両親の方も多いかもしれません。
そうした方々に向けて、Microsott でも、さまざまな手引書の提供に乗り出しております。

もちろん、一般のユーザー向けにも Microsott Teams を活用していただくための情報も提供しております。

是非、こうした情報を上手に利用して、テレワークにて活用してみてください。


YouTubeなどの動画でも、Office チームが動画で解説していたりしますので上手に活用したいですね。

<参考>

Microsoft Teams
Microsoft Teamsでオンライン授業をするための手引き書
「Microsoft Teams でオンライン授業をするための学習コース」を 12 本リリース

DVDドライブとリージョンコード

リージョンコード“ と言われて、何を今さら? と思われる方も多いかと思いますが、何それ? と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。

DVDドライブには、これが設定されていないと、DVDビデオが再生できません。DVDの映画をPCで観ようとドライブにセットしたけど何も起こならない…. DVDが悪いんじゃなくって、もしかしたらこのリージョンコードが設定されていないかもしれませんよ??

【”リージョンコード” とは?】

DVD や Blu-ray などの映画などで、販売および利用される地域の情報を記したコード番号になります。

DVD や Blu-ray ドライブなどで、こうしたビデオなどを再生する場合、こうしたビデオで指定されているリージョンコードと、再生するドライブのリージョンコードが一致しないと再生ができません。

  • DVD ドライブの場合

DVDの場合、世界を、リージョン 1 ~ 6 と、6つの地域に分類しています。日本は、リージョン 「2」になります。

  • Blu-ray ドライブの場合

Blu-ray の場合には、DVDよりは細かくなく、世界を、リージョン A ~ C に分類。日本は、リージョン「A」になります。

さらにそれぞれ、リージョンフリーといったものもあったりします。

【リージョンの確認と設定】

さてこのリージョンコード。私はすっかり、リージョンコードって、少なくとも大手メーカーのものなら、PCに搭載されているすべてのドライブには、あらかじめ設定されているんだろうな? と勝手に思っていましたが、どうもそうとは限らないようでした。
たまたま拝見した 買ったばかりらしいHPのノートPCでは、リージョンが未設定の状態でした。

つまり未設定のドライブだと、もちろんメディアとしては認識されているわけですが、DVDのビデオを入れても何も再生ができません。

– リージョンコードの確認:

まずは確認から。エクスプローラーを開いて、”PC” をクリックすると、PCのドライブ構成が表示されますので、DVDドライブを右クリックして、プロパティを開きます。

ドライブのプロパティが表示されたら、”全ディスクドライブ” の中から、該当のDVDドライブを選択して、”プロパティ” を開きます。
さらに “DVD地域” タブを開くと、今後変更可能な回数の他、現在の設定などが表示されます。

【変更は4回まで】

さてこのリージョンコードですが、設定変更ができるのは、4回までになります。未設定の場合には、残り変更回数が、”5″ と表示されております。

— なぜ変更しないといけないのか ?

日本にいて、日本のDVDの映画だけ見ている分だと変更する必要もないわけですが、海外で販売されている映画を買ってきたり、あるいはお土産でもらったりして再生する場合など、こちらの設定を変更する必要があります。
但し変更するたびに、回数が減っていき、”残り変更回数” が “0” になった場合には、変更ができなくなり、その時に設定されているリージョンが固定になります。
ですので変更するのは構いませんが、回数にはご注意ください。

<参照>

リージョンコード/ウィキペディア
リージョンコードの変更について/ドスパラ
HP ノートブック PC – DVD ビデオの地域設定について/HP

ホーム画面にヒントが表示!

毎日のように Word やら Excel やらを利用していると、ふと開いたときの変化に “はっ” としてしまうものです。それが特別たいしたことではなくても….

今朝、Word を開いてみたら、ホーム画面のトップに “ヒント” が表示されるようになってました。常に表示されるものではないようですが、今回表示されたそのヒントも、”初めて自宅で作業する場合” という、まさに Up-to-Date なもの。

このご時世。コロナウィルスの影響で在宅ワークで、ご自宅でPCを利用して作業する機会が増えている…。いや今後ももっと増えるであろうということから、Microsoft のサポートページへのリンクが紹介されているようです。

自宅からより安全に作業するための重要なヒント

在宅ワークでいうと、昨日の新聞でもちらっと出てましたが、会社のPCをご自宅に持ち込んだ場合のセキュリティの違い。
多くの場合、会社の場合は、会社のおおもとのサーバーのところで様々なセキュリティ対策が施されていますので、クライアントとして動作しているPC単体では、極端なことを言えば特に端末ごとにセキュリティ対策をしなくても問題ないこともあります。

ただし、こうしたPCをご自宅にお持ち帰りになった場合、ご自宅では丸裸状態ということになるので、自宅でPCで作業をして、何らかの形でウィルスなどに感染してしまうと、そのPCを会社にもっていっていざ起動して、社内にウィルスが….ということになりかねないということのようです。

総務省や経済産業省などでも、こうしたテレワークのガイドラインなどを公開しています。”テレワークガイドライン” やら “在宅勤務ガイドライン” などのPDFファイルを公開し、ダウンロードできるようになっていますので参照してみてください。

<参照>

テレワークに潜む、情報漏えいのリスクとは
テレワーク導入に“大慌て”の企業が、見直すべきセキュリティの基本 (1/2)
テレワーク情報サイト/総務省