パソコンのツボ本館で、2回にわたって、ブラウザとそこに保存されているパスワードの管理について取り上げさせていただきました。
上記は、Internet Explorer の例ですが、ログインしようとすると、画面下部にパスワードを保存するか?と聞いてきたりしますが、ここで、”はい” をクリックした場合パスワードがどこに保存されているのか?
また、パスワードを削除するなど管理するにはどうしたらいいのか?という内容の記事です。
1) ブラウザとパスワードの管理 Internet Explorer編
2) ブラウザとパスワードの管理 Microsoft Edge編
最終的に、Windows10 の場合、資格情報マネージャーにて管理されることになりますが、今回ちょっと気になったのは、
・どちらで保存されたパスワードも、資格情報マネージャー上では、”保存した人” がすべて、”Internet Explorer” として記録されてしまうこと
後から、資格情報マネージャーで確認すると、どちらで保存されたものかがわからない…ちょっと困ったもんですね。
こちらについて、フィードバックいたしましたが、いつになるかわかりませんが、Microsoft Edge で保存されたものは、ちゃんと “Microsoft Edge” と表示できるようになってもらいたいものです。
【パスワードの確認】
実は今回意外と、ブラウザに保存されていると時には役立つかな?と思われたことが一つありました。
例:メールパスワードがわからない
メールソフトに改めてメールアカウントを設定してみようとしたら、メールパスワードがわからない。よくあることかもしれません。
プロバイダーなどからもらった書類もみつからない…そんな場合通常はプロバイダーに相談するっていうことになります。
でも仮に、普段からWebメールなどを利用しているようなケースであれば、今回ご紹介したようにログインのパスワードがブラウザに保存されているような場合には、資格情報マネージャーから、ブラウザに保存されているパスワードを確認することが可能です。
コントロールパネルから、あるいは検索して、資格情報マネージャーを呼び出せば、そこの保存されているパスワードを確認することもできますので、困った時には以前に保存したことがあるかもしれない?という可能性も含めて確認してみるといいかもしれませんね。
IEやEdgeのブラウザの画面上からも個別に、パスワードを削除することも可能ですが、ブラウザを起動しなくても、この資格情報マネージャーからでもパスワードの削除は可能です。