月別アーカイブ: 2018年4月

Microsoft Inovation Award 2018

4月16日に開催されたMicrosoft Innovation Day 2018。今年ものぞいてきました。

 

サブタイトルにもありますが、まさに “新のテクノロジとイノベーションに触れる一日” でした。

このイベントは、Microsoft が学生向けに展開している Imagine Cup の日本予選最終選考会と、企業向けに展開している Microsoft Innovation Award の最終審査を目的とした、2つのイノベーションコンテスト。

会場には平日にもかかわらず大勢の学生・企業のみなさんが参加。会場前のスペースで展開されている Imagine Cup Booth では、Imagine Cup の最終選考会に残った学生のみなさんの作品について直接見て話を聞ける展示が行われており、こちらも大変な人でにぎわいを見せておりました。

【Imagine Cup最終選考会】

マイクロソフト榊原氏によるオープニングのあいさつの後、さっそく第一部である、Imagin Cup2018 日本代表最終選考会。Imagine Cup のファイナリストたち10組によるプレゼンがスタート。

1) 傘ほーだい Rein(慶応義塾大学/横浜国立大学)
2) CyberScope CyberTech(筑波大学)
3) BLOODピッと! BLOODピッと!(弓削商船高等学校)
4) Medicated Ear Medicated Ear(東京大学)
5) EDGE SPROUT EDGE SPROUT(立命館大学)
6) Recipio AIChef(大阪大学/京都大学/慶應義塾大学)
7) Emergensor Team Emergensor(東京大学)
8) Telewheelchair Telewheelchair(筑波大学)
9) EFFECT ezaki-lab(鳥羽商船高等専門学校)
10) HARO Team HARO(東京大学/電気通信大学)

高校生から大学生まで。審査員を務める方々からの具体的な質問に…学生たちも詰まるところもありましたが、ユニークな、そして今後実用化されていくであろうイノベーティブな製品や、サービスの数々が垣間見れました。

企業などともすでに提携して開発しているところも多く、また現場の声を反映した製品作りに取り組んでいるところなど、各団体の熱意などもよく伝わってきました。

【Microsoft Innovatioin Award2018】

こちらは企業の皆さんが現在すでに展開しているサービスや製品などが中心。12組によりMicorosoft Inovation Award 2018をかけてプレゼンがスタートしました。

 

1) 株式会社 UsideU
2) 株式会社 EmobodyMe
3) Origin Wireless Japan 株式会社
4) ストックマーク 株式会社
5) 株式会社 エイシング
6) メタルテック
7) 株式会社 アラヤ
8) 株式会社 データビークル
9) 株式会社 コージェントラボ
10) MDR 株式会社
11) DVERSE Inc.
12) 株式会社 Liberaware

 

【最終選考結果】

個人的には、弓削商船高等学校の、”BLOODピッと!” が気になってましたが、最終選考会で、Imagin Cupでは、3組が世界大会への切符を手にされました。

Imagine Cup 2018:
・ezaki-lab (鳥羽商船高等専門学校)
・Mediated Ear (東京大学)
・Team Emergensor (東京大学)

Microsoft Innovation Award 2018:
・最優秀賞:株式会社アラヤ
・優秀賞 :株式会社エイシング

 

それにしても、昨年に続いて、今年も参加させていただきましたが、年を追って、今年はどんな作品が登場するのか? 楽しみになってきました。

また来年もぜひ参加してみたいと思っています。

<参照>

最新のテクノロジとイノベーション、そしてコミュニティの力に触れる一日、Microsoft Innovation Day 開催

 

ご注意ください! 楽天を騙るフィッシングメールが増えています

ちょっと前にも、楽天や、Apple、Microsoftなどの大手の会社を騙るフィッシングメールが横行しました。

こちらでもご紹介させていただき、注意喚起させていただきましたが、昨日ぐらいからまた、楽天のショップを騙るフィッシングメールが増えつつあるようです。

楽天の場合、楽天の店舗の他にも、楽天銀行、楽天カードといったところから発信されているフィッシングメールも多いようです。

今回届き始めているのは、ちょっと前に流行ったものと同じように楽天市場内に出店している店舗名を騙ってのもので、メールに記載されている店舗名は、実際に楽天に出店している店舗名が使われています。ただしメールの内容、発信元などは、その店舗から発信されているものではありません。

警視庁のサイバーセキュリティ対策本部や内閣サイバーセキュリティセンターからも注意喚起のTweetが発信されていますが、日本サイバー犯罪対策センターのWebサイトにも、いくつかのサンプルが出ていますので、一度参照してみてください。

不正送金等の犯罪被害につながるメールに注意/日本サイバー犯罪対策センター

楽天のWebサイトでも案内もありますが、こうした身に覚えのないフィッシングメールが届いた場合には、メール内のリンクなどをクリックすることないよう、即座に削除していただくようにしてください。

皆さま、くれぐれもご注意ください。

<参照>

フィッシング対策協議会
【注意】楽天市場を装った不審なメールにご注意ください(注文内容ご確認メール)(2018年4月19日)
不正送金等の犯罪被害につながるメールに注意/日本サイバー犯罪対策センター
警視庁サイバーセキュリティ対策本部/Twitter
内閣サイバーセキュリティセンター/Twitter
IPA

IE と Edge におけるFlashの今後の対応予定

先日、Japan IE Support Team Blog にて、”Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応予定について” が公開されました。

このブログは、

The End of an Era – Next Steps for Adobe Flash

を受けて日本語訳されたものです。

さて、Adobe Flash については、Adobe社からも、

Flash & The Future of Interactive Content

【日本語版】
Flash とインタラクティブコンテンツの未来

のように、 “2020年末にFlash Playerのアップデートおよび配布を停止する予定” と発表されておりました。

こうした発表を受けての Microsoft からの発表でもあったわけですが、Flashの終焉。着々と進んでいるようです。

 

<参照>

Internet Explorer および Microsoft Edge での Flash の今後の対応予定について

ルーター内のDNSが改ざんされてインターネットにつながらない

最近、マスコミをにぎわせている

「Facebook拡張ツールバッグを取り付けて安全性及び使用流暢性を向上します」

というポップアップが出るケース。

NTTのルーター以外にも、Logitecのルーターでも同様の被害が広がっているといった事がメディアでも報道されておりました。

さらに、

「閲覧効果を良く体験するために、最新chromeバージョンへ更新してください。」

と、そんな亜種も登場したようです。

どちらにしても、ルーター内のDNSサーバーの設定を見直す必要があるようなので、ご不明な場合にはご利用のルーターメーカーのサポートにご相談になってみてください。

インターネット上での接続障害について/ロジテック

上記のように、ロジテックでは自社ルーターユーザー向けに窓口も用意しているようです。

 

<参照>

「Facebook拡張ツールバッグを取付て安全性及び仕様流暢性を向上します」ルータの脆弱性を突いた攻撃について/CyberSecurity Solutions
「Netcommunity OGシリーズ」におけるインターネット接続不可事象について/NTT東日本
ロジテック製300Mbps無線LANブロードバンドルータおよびセットモデル(全11モデル)に関する重要なお知らせとお願い/ロジテック
続報:ルータの DNS 設定変更による不正アプリ感染事例で新たな不正サイトを確認/トレンドマイクロ
ルーターにサイバー攻撃、NTT以外も ネット使えず/朝日新聞
「Facebook拡張ツールバッグを取付て安全性及び仕様流暢性を向上します」ルータの脆弱性を突いた攻撃

オフラインインストール版のダウンロードができるようになった

Office 製品のダウンロードページになる、マイアカウトページですが、時々何気なく覗いてみると、あれ?というサプライズがあったりします。

特にアナウンスされないうちに、気がついてしまったりすると、時に驚きも隠せません。

ということで、今日たまたま、Microsoft Office のアカウントページを見ていて、いくつか気がついたところがありましたのでご紹介させていただきます。

 

1) Windows10 Clud Edition

かつて、Windows 10 Cloud というのはいろいろうわされてました。その後 登場した、Windows 10 s がそれに該当するわけですが、おそらくこれ向けの Office なのではないかな?(推測

もちろんWindows 10 s 向けには、通常 Microsoft Store からダウンロードしますが、現在提供されている Windows 10 s の場合、Windows 10 Pro への無償アップグレードが可能でした。アップグレードした状態で、マイアカウントにアクセスすると表示されるものなのかもしれませんね。

先日も発表がありましたが、Windows 10 s という単体製品は終了し、S モードとして、Windows 10 s が次期 Update (RS4)から変わります。

「S モード」を Windows 10 のすべてのエディションで提供

各メディアなどでも報じられていますが、Windows 10 Home、Pro、EnterpriseでSモードが搭載されるので、そうした製品向けのものなんでしょう。

Microsoft、「Windows 10 S」を“エディション”から“モード”へ/PC Watch

たまたま、Mac 版 Office Insider Fast の情報を調べていた最中に、リンクをクリックして、マイアカウントのサイトに入ったら。。。”Language and Install Option” の画面に移行。でもちょっと様子が違いましたが、Macからアクセスしたせいなのか?すべての製品が表示されていただけなのかもしれません。

Language and Install Option

画面の違いもさることならが、ご覧いただければ一目瞭然ですが、インストールできる製品の選択肢に、”Windows 10 Cloud Edition” なんてものが加わっています。

Windows10 Pro で普通に、マイアカウントページに移動しても、また英語表示にしても、この画面にならない。。。

ということで、あくまでも憶測にすぎませんが、 Cloud Edition ということから推測すると、Windows 10 s 向けに提供されている Office 製品なんでしょうね?

 

2) オフラインインストーラーのダウンロード

正確にいつぐらいからか?がわかりませんが、やはりリクエストが多かったということでしょうね。

Officeのマイアカウントのページにアクセスしてみて変わったところのもう一つがこのオフラインインストーラーのボタンが付いたことです。

Office マイアカウントホーム

Officeのサブスクリプションのアカウントをお持ちの方はアクセスしてみてください。

上記のように、新たに、オフラインインストーラーのダウンロードボタンが用意されました。

Office 365 Solo のインストールを案内しているサイトにある、FAQのところでは、まだ情報が更新されていないのか? オフラインでのインストールはできないとなっています。(2018/4/3)

これはおそらく近々更新されるんでしょうね。

こうした新しい変化にいち早く気が付いたりすると、ちょっと得した感じになりますね。

 

<参照>

Office 365 Solo インストール

FAQ よく寄せられる質問