Windows 8.1 についてはご存じのように、2023年1月10日までサポートは続いているわけですが、2022年6月15日とあとひと月を切った Windows 10 向けの Internet Explorer 11 のサポート終了に伴い、Windows 8.1 についても前倒しでサポート対象外になるようです。
ある時期から Mac を起動すると ウイルスバスターから、「お使いのバージョンはサポートが終了しました」と表示されて、無料バージョンアップの案内が表示されたので、案内をクリックして、バージョンアップを試そうにも、再度無料バージョンアップの案内のページに戻ってしまいアップデートができないといった相談がありました。
でもサポート期限切れの OS のセキュリティリスクは、Windows だろうと、Mac だろうと一緒です。
例えば上記の画像は、昨日配信されてきた macOS の更新プログラム。もちろん現在サポートされている Big Sur 向けの Ver.11.6.6 の修正プログラムです。悪意のあるアプリケーションにより root 権限を乗っ取られる不具合や、悪意のあるイメージを処理することで任意のコードが実行されるといった不具合などに対するかなりの数の修正が入っています。今回は特に多いです。
今回拝見した例は、macOS 10.13 High Sierra を利用中だったので、2021/12/31 でサポートが終了していたわけです。使用中の mac 自体は、確認し所、macOS 10.15 Catalina までは更新できるので当然更新すれば、引き続きウイルスバスターは利用できるわけですが、もう一つ macOS には問題があります。