Windows 7 は来年にもなるとサポートが終了いたします。Windows 8.1 の場合には、2023年。このブログでも、Office製品のサポート期限についてはちょくちょく取り上げていますが、Office 製品に限らず、OS でも当然ながらサポート期限が設定されています。

“OS にはサポート期限があります!” より
まさか?と思われる人も中にはいらっしゃるかもしれませんが、Windows 10 にもサポート終了の製品があります
うちのPCは、Windows 10 になっているから大丈夫
と思ってませんか?
通常、Update は自動的に行われていきますが、何らかの事情で Update ができないままで使用していたりすると、サポート期限切れ…. そんな可能性もあります。
【Windows 10 と サポート期限】
“Windows ライフサイクルのファクト シート” をご覧いただくとお分かりいただけるように、Windows 10 は、2015年7月29日に提供が開始された Ver.1507 から、最新の 2018年11月に提供が開始された Ver.1809 に至るまでバージョンが順次上がってきています。

“Windows ライフサイクルのファクト シート” より
“Windows ライフサイクルのファクト シート” の中で、初期の Ver.1507 から、Ver.1703 までは、サポートが終了していることがお分かりいただけるかと思います。
サポートが切れるとどうなるのか?
これについては、”OS にはサポート期限があります!” にて、Windows7やWindows8.1のケースと一緒です。
【バージョン情報の確認】
さて話が前後しますが、では自分で使用している Windows 10 のバージョンっていくつなんでしょぅ?
— バージョン情報を調べる:
1) Windowsキー + “R” とクリックして、”ファイル名を指定して実行” のダイアログを表示させます
2) “名前” のところに、”winver” と入力し、OKをクリックします
3) すると現在ご使用の、Winodws 10 のバージョン情報が表示されます

【最新の状態に Update する】
さて、バージョンを確認したら、バージョンが古いということが分かったとしたら、まずは最新状態まで更新する必要があります。
そこで登場するのが、Windows Update になります。
スタートボタン>設定>更新とセキュリティ
と開いて行います。”更新プログラムのチェック” をクリックすると更新プログラムの確認が始まります。検出されれば、自動でインストールが開始されます。
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Windowsの設定画面
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Windows Update の画面
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Updateの検索中
Update が検出されインストールの準備ができると以下のような形で、再起動待ちの状態になったりします。更新に失敗しているような場合には、更新履歴も確認してみてください。
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再起動待機中の画面
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更新履歴
バージョンが古いというケースの多くの場合には、何らかの事情で Update に失敗して更新ができていないケースが多いと思いますので、通常の Update を実行したからと言って、正常に更新が完了しないことの方が多いかもしれません。
そんな場合には、以下のようなトラブルシューティングサイトなども参考にしてみてください。
・Windows Update トラブルシューティング ツール
・Windows 10 – Windows Update に失敗する場合の対処法
一度に最新状態まで Upgrade するというような場合には、Windows 10 更新アシスタントを利用して更新するという方法もあります。

・Windows 10 のダウンロード
いずれにしても、Windows 10 だから大丈夫?というわけではありませんので、ご使用のバージョンはしっかり管理しておいたほうがいいですね。
<参照>
・OS にはサポート期限があります!
・Windows 10 および Windows Server 2019 の更新履歴
・Windows ライフサイクルのファクト シート
・Windows 10 – Windows Update に失敗する場合の対処法