Windows 11 は、Microsoft が次期OSとして投入する予定の新しいWindows製品です。
こちらのブログでも、また本館でも時々ご紹介していますが、この新しいOSは、まだ一般向けには提供されておりません。
そんな中、早くもこの新しい Windows 11 を装った、マルウェアが登場し拡散しつつあるようです。セキュリティソフトベンダーのカスペルスキーが提供しているブログの中で紹介されておりました。
現在、Windows 11 をご利用いただけるのは、Windows Insider Program に登録して かっ発(Dev)チャンネルをご利用のユーザーのみになります。
— Windows Insider Program には誰でも参加できるのか?:
もちろんどなたでも参加は可能です。しかし、Insider Programの趣旨をよく理解した上で参加していただく必要があります。
- インストールやトラブルへの対処(リカバリなど)すべてご自身の責任で自分で行えるだけのスキルは最低限必要になります。
- 業務用のPCなど、日常の利用に影響を及ぼさないPC(環境)を用意し、利用する必要があります。
- Insider Program には、比較的製品に近いリリースプレビューチャンネル、ベーターチャンネル、そして今回 Windows 11 が提供されている 開発(Dev)チャンネルの3つがあり、開発チャンネルはその中で最も技術が求められるものになります。
- そして何よりも、Insider Programは、その抱える問題を多くの様々な環境で検証してもらって、その結果をフィードバックすることで、今後製品が世に出るにあたってよりいい状態でリリースできるようにお手伝いするためのものです。その為に、ユーザーを募って事前に配布されているものであることをご理解ください。単に、フリーでWindows 11 がいち早く使えるよ?という趣旨のものではありません。
- その他詳細は、Windows Insider Program のサイトをご参照ください。
当然ながら、Microsoft 以外の関係のないサイトからダウンロードできるものではありませんのでくれぐれもご注意ください。
まぁそれにしても、新しいものが出れば、すぐにこうしてだまそうという輩も出てくるわけですね….
<参照>
・Windows 11を安全に手に入れる方法/カスペルスキー
・Windows Insider Program
・フライティングの詳細/Windows Insider
・フライティングを理解する/Windows Insider