ここ最近、こうしたトラブルが続いています。Wi-Fiはつながっているし、開けるページもあるのに、いくつかのページにアクセスしようとすると…

といったエラーなどが表示されてページが開けない。
ここ最近発生している直近の例でいうと、11月18日と、そして昨日12月5日に発生しているトラブル。2度にわたって続いたこれらのトラブルは、「Cloudflare」というインターネットのサービスを中継している会社のトラブルになります。
【「Cloudflare」とは?】
コンテンツ配信ネットワーク(CDN)と呼ばれるサービスを提供している会社になります。
このCDNで障害が発生して、利用できなくなったというわけです。
CDN:ウェブサイトの管理者向けに提供されているサービス。
CDNを利用するウェブサイトはコンテンツを世界中に分散配置されたサーバーにそのデータを複製、配信。これにより、容量の大きなコンテンツでも世界中のユーザーに高速配信することが可能になります。
Cloudflareはそうしたサービスを提供ている世界有数のCDNプロバイダーで、数多くのウェブサイトがCloudflareのCDNを利用しています。
昨日あたりもそのStatusを確認してみると、大規模なものではないにせよ一部では発生していたようです。
今回発生したトラブルについて、Copilot に整理して貰いました。


なのでこうした会社でトラブルが発生すると、世界中の人たちが困ったりするわけです。単にWebサイトが見られないというだけではなく、サービス自体が正常に動作しなくなってしまうケースもあり、それだけ電気、ガス、水道のように、インターネットが生活に密着しているという意味でもあります。
【エラー内容について】
さて冒頭でご紹介したエラー内容、実際どういった意味があるのでしょうか?
- 「502 Bad Gateway」:サーバー同士の通信がうまくいかず「中継サーバーが無効な応答を受け取った」ときに発生
- 「500 Internal Server Error」:サーバー内部で予期しない不具合や処理エラーが起きたときに発生
(1)502 Bad Gateway
この 502 Bad Gateway エラーは「ゲートウェイやプロキシサーバーが上流のサーバーから正しい応答を受け取れなかった」ことを意味しています。
– 主な原因:
- サーバーの過負荷やアクセス集中
- 上流サーバーのダウンや応答不能
- DNS設定の不具合
- ファイアウォールやセキュリティ設定の誤り
- CDNやリバースプロキシの障害
– 特徴:
- サーバー間通信の問題が中心
- ユーザー側では「時間を置いて再アクセス」すると復旧することもあります
(2)500 Internal Server Error(内部サーバーエラー)
500 Internal Server Error エラーは「サーバー内部で予期しないエラーが発生した」ということを示す汎用的なステータスコードになります。
– 主な原因:
- サーバーの設定ミス(.htaccessやPHP設定など)
- アプリケーションコードのバグ
- データベース接続エラー
- サーバーリソース不足(メモリやCPU)
- 権限設定の不備
– 特徴:
- サーバー自体の内部処理に起因
- 原因が多岐にわたり、管理者がログを確認しないと特定が難しい
これを整理すると…
| エラーコード | 発生原因 | ユーザー側の対処 | 管理者側の対処 |
| 502 Bad Gateway | サーバー間通信の不具合(プロキシ・CDN・上流サーバー) | 時間を置いて再アクセス、ブラウザ更新 | サーバー負荷分散、DNS/ネットワーク設定確認 |
| 500 Internal Server Error | サーバー内部の処理エラー(設定・コード・DB) | 再読み込み、キャッシュ削除 | ログ解析、コード修正、設定見直し |
どちらもつながらないという意味では一緒ですが、502は通信経路の問題、500はサーバー内部の問題ということになります。
【ユーザーができることは?】
さてこうしたエラーで利用できないときに、ユーザー側でできることは何かないのか? インターネット回線を介してサービスを受けているような IoT 機器などの場合には、基本的には、復旧するまで待つぐらいしか対処しようがないケースが多いと思いますが、PCなどの場合には、いくつかの方法で回避できるケースもあります。
– ユーザー側でできる基本対処:
- 再読み込み・時間を置く: 単純な一時障害なら、リロードや数分待ってからの再アクセスで復旧することもあります
- 別の回線・場所から試す: モバイルデータに切り替える、VPNを切る/入れる、Wi‑Fiを変えると経路の問題を回避できることもあります
- 別ブラウザ・シークレットウィンドウ: 拡張機能やキャッシュの影響を切り分けるのに有効
– 具体的な対処内容:
キャッシュと拡張機能の切り分け
ハードリロード: PCなら Ctrl/Shift+再読み込み(Macは Command+Shift+R)
サイトデータの削除:該当サイトのキャッシュ/Cookieを消してから再アクセス。ログインが必要な場合は再認証することになります
拡張機能を無効化:広告ブロッカーやセキュリティ系が干渉することがあります。まずは全停止→問題なければ犯人探し...
ネットワークまわりのリセット
DNSの切替・フラッシュ:端末のDNSを変更(例:公共DNS)し、OSのDNSキャッシュをクリア
ルーター再起動: 一時的なネットワーク不調や経路の不整合を解消
時刻同期の確認: 端末の時計がずれていると認証付きサイトで失敗する場合があります
リクエスト内容の見直し
URLの再確認:打ち間違い、古いブックマーク、不要なクエリを削除
同時操作を減らす:多数のタブや連続リクエストを控え、フォーム送信は二重クリックを避ける。つい何度もクリックしがちですから、そこは気をつけたいですね
ログアウト/再ログイン:セッション不整合の切り直しに有効です
サービス側の状況確認
公式ステータスページやSNS:障害告知が出ていれば待つ
地域限定障害の可能性:同じサイトでも地域CDNの不調で発生することがあるため、別回線で再試行して確認してみる
実は、昨晩「パソコンのツボ」本館の方の記事を書こうとサインインしようとしたら表示されたのがトップでご紹介したエラー。まさにこの記事を書くのに都合のいいエラーだったわけですが、やはりどこかでエラーが発生していたのでしょうね。Cloudflare は問題ないようでした。Google などもCloudflare同様に大規模なCDNを展開してますから、Google のCDNのサービス状況も確認しましたが、こちらも問題なし。
ただし結果的には、Microsoft Edge のDNSの設定を、色々変更してみたところ、OpenDNSに設定したら問題なくアクセスできるようになっていました。

その後再度 Google や Cloudlfare などに戻すと再発する。ということで昨晩は、OpenDNS の状態で使用しましたが、今朝は、どこでも問題なく利用できるように戻っていました。なんか?この記事を書くためにエラーを表示してもらえたような感じでしょうか?
<参照>
・「Cloudflare」に再び障害 ~「Zoom」「メルカリ」「Square」「Canva」など影響多数【20:20追記】/窓の杜
・Cloudflareまた落ちた!わずか2週間半で2度目、世界中で混乱拡大/スラッシュ
・クラウドフレアでまた障害 APIで問題 Zoomやメルカリなどつながりにくく【追記あり】/ITmedia
・Cloudflare
・Cloudflare System Status
・Cloudflare Radar 障害センター
・Service Health/Google Cloud





