タグ別アーカイブ: Windows

2017年10月10日にサポートが終了する製品

パソコンのツボ本館では何度か取り上げていますが、間もなく、2017年10月10日サポートが終了する製品について、こちらでも取り上げさせていただきました。

時々勘違いされる方もいらっしゃるので、最初に申し上げますが、サポートが終了するということと、動かなくなるということは別の問題です。サポートが終了したら動かなくなってしまうということでははありません。

あくまでも、マイクロソフト側からプログラムの不具合などが見つかってもプログラムの修正、あるいは修正プログラムの提供などが行われなくなるということを意味します。

ただしそうした修正が行われないということになると、内容によってはセキュリティのリスクが高くなるわけですから、利用を控える、あるいは最新のものに入れなおす必要が出てきます。

では2日後、10月10日にサポートが終了するコンシューマー向け製品についてご紹介いたします。

 

【Windows 10 も決して例外じゃない】

まずは、OS から。

2017年4月11日Windows Vista のサポートが終了したことはご存知かと思います。

Windows Vista のサポートは終了しました

それを機に、Windows 10 などに乗り換えた方も大勢いらっしゃるかと思います。

Windows Vistaは終了したばかりだし、Windows 7 は、とりあえず、2020年1月14日まで続く。では今度は何のサポート期限が来るの?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。

ご存知ですか? OSにはサポート期限があります!

実は、Windows 10 Ver.1507 のサポート期限が、2017年10月10日 までになっています。

これまでのOSと異なり、Windows 10 の場合には、大きな括りで言えば、2025年10月14日までサポートが続くわけですが、実は、この間に大型の Update が繰り返されていきます。

一番最初、 2015年7月29日 にリリースされた、初期の Winodws 10 Ver.1507 については、すでに、2017年5月9日にサポートが終了しています。

そして今度、10月10日にサポート終了を迎えるのは、 2015年11月10日 にリリースされた Windows 10 Ver.1511 ということになります。

10月17日からは、次期バージョンになる Fall Creators Update Ver.1710 の配信が開始されます。

時々、Windows Update に失敗して、Windows 自体が全く更新ができていないというケースを見かけることがあります。

うちは、Windows 10 だから大丈夫….ではなく、これを機会に一度、ご利用の Windows 10 のバージョンを確認してみてください。

 

【Office 製品は、Mac版も注意!】

さて次は、WordExcel などといった Office 製品です。

ご存知ですか? Office にはサポート期限があります!

ご覧いただくとお分かりのように、

  • Windows版: Office 2007
  • Mac版: Office for Mac 2011 

の製品がサポートの終了を迎えます。

Office 2007 のサポート終了

Office 2007 と言ってしまえば、ざっくりとしていますが、Word 2007、Excel 2007などの各アプリのサポートが終了するということになります。

また、Mac版の、Office for Mac 2011 については、先日公開された、macOS Hight Sierra においては、サポート対象外になります。

 

【その他のサポートが終了する製品】

こうした Windows や Office 製品以外にも様々な製品がサポート終了を迎えます。

2017 年にサポートが終了する製品

Microsoft SQL Server 2014 Service Pack 1などの主に法人向けのものから、今回ご紹介したOffice 製品などなど、こうしてみるとたくさんの製品があることをご確認いただけると思います。

その他詳細については、”Microsoft サポートライフサイクル” にて確認してみるとよろしいかと思います。

 

もうぼちぼち、2018年にサポートの終了を迎える製品についても心配しないといけないんですね….。

 

<参照>

DELLが秋に展開するコンシューマー向け新製品を発表!

本日9/29都内のホテルで、デル株式会社の “コンシューマー新製品発表会” が開催されました。

各メディアの他、デルアンバサダーや、Dellパートナーを招いて開催された発表会では、コンシューマー向け市場におけるDELL製品の現状、今後のコンシューマー市場向けの展開についての説明、そして新製品のラインナップの紹介、さらにシークレットゲストとしてフリーアナウンサーの加藤綾子さんを招いて、”働く女性のライフスタイル” をテーマにフリーセッションが行われました。

 

【過去最高の市場シェアを達成!】

冒頭行われた、DELLの現況においては、今回、13.3%と、過去最高の市場シェアを達成できたこと。また販売台数も、1.3倍と大幅に躍進したことを紹介。

 

今後コンシューマー向けには、”さらに多くのお客様に最高のエンターテイメント体験をお届けする“ と、エンターテイメント(音楽や映像などの動画)面を強化し提案していくことを強調。


・製品の拡充
・オムニチャンネルの強化
・グローバル組織との連携強化

を挙げ、さらにコンシューマーニーズに沿った製品作りに注力していくことをアピールしていました。

 

【新規に投入される7種のノート】

今回紹介されたのは、


・XPS 13
・New Inspiron 13/15 7000
・New Inspiron 13 7000 2-in-1
・New Inspiron 14 7000
・New Inspiron 15/17 5000

の7機種。いずれにも、次世代プロセッサ 第8世代の Intel Core i を搭載。ビジネスからファミリーユースを対象にしたものまで、さまざまなバリエーションを用意しています。

各新製品へのリンクは以下から:

上級モデル Inspiron 7000シリーズ

New Inspiron 13 7000ノートパソコン

New Inspiron 15 7000ノートパソコン

New Inspiron 13 7000 2-in-1

New Inspiron 14 7000 ノートパソコン

標準モデル Inspiron 5000シリーズ

New Inspiron 15 5000 ノートパソコン

New Inspiron 17 5000 ノートパソコン

今回紹介された新機種の他にも、現行モデルも含め、コンシューマー向け Inspairon には様々なバリエーションが用意されています。

コンシューマー向け Inspiron

さて今回紹介された新製品の中で、上位モデルの Inspiron 7000 シリーズとともに、標準モデルになる Inspiron 5000シリーズ も紹介されていましたが、こちらはファミリーユースを念頭に置いた商品で、さらにCPUにAMDを搭載した廉価版も用意されているなど、比較的手軽に新しい製品への乗り換えができるようになっているようです。

New Inspiron 15 5000 (AMD)

今回の新製品に加え、現行製品を含めてかなりの数のラインアップになります。詳細は以下のサイトもご参照ください。

デル新製品一覧ページ(個人のお客様向けモデル)

 

【フリーセッション・働く女性のライフスタイル】

フリーセッションでは、シークレットゲストとして登場したフリーアナウンサー・加藤綾子さんが、DELLの製品に対するイメージや、休日の過ごし方など、実際にニューヨークで過ごした休日のお話を含め、今後も音楽や映像、レシピなど、フルにPCを活用していきたいといった内容でお話をされていました。

そして最後に、”自分なりのリフレッシュ法をぜひ探してしてみてください” といった話で締めくくりました。

 

【キャンペーン実施中!】

最後に、ちらっと紹介されていたEメールマガジン登録キャンペーン。
現在その第一弾が、本日から始まっています。

メルマガ登録キャンペーン


第一弾 「New Inspiron 7000」シリーズ プレゼント 【9月29日(金)~10月31日(火)】

第二弾 「New Inspiron 5000」シリーズ プレゼント【11月1日(水)~11月30日(木)】

抽選で、4名に、話題の新製品がプレゼントされるというキャンペーン。

こちらもぜひのぞいてみてください。

この秋に投入されたコンシューマー向けDELLの新製品。

ぜひ一度家電量販店などに出向いて、実際に触って、そしてその素晴らしさを体験してみたいですね。

今回初めて、新製品発表会に参加させていただきましたが、本当に楽しい、そしてわくわくするような時間を過ごさせていただきました。

Office 2019、2018年後半に登場!

現在、9/25-29までの日程でアメリカのオーランドで開催されている Microsoft Ignite 2017

Microsoft Ignite Vision Keynote

 

この中で、昨日、次期 Office の新バージョン Office 2019 を、来年後半にリリース予定していることが発表されました。

この発表に合わせて、Office Blogs でも、情報が公開されました。

The next perpetual release of Office/Office Blogs

ただし今回はまださわりにすぎず、特にどういった機能が追加されるなどの発表はありませんでしたが、現在と同じように、サブスクリプション版と、買い切り版(永続ライセンス版)が用意されることについては、言及されていたようです。

新製品の発表については、各種メディアでも取り上げられていますが、内容的にはここまでのようです。

 

今後の情報に注目、期待したいところですね。

Microsoft Ignite 2017 は明日まで。一部のセッションをご覧いただくこともできますので、一度ご覧になってみてはいかがでしょうか?

今年の秋は、Windows 10 Fall Creators UpdateOS10.13 High SierraOffice for Mac のメジャーアップデート(Insider版)と、Updateのリリースが続きます。

情報は随時、本館、別館にて配信していきたいと思っています。

 

【2017/9/29更新 追加情報】

Office 2019 について発表された Office Blogsの日本語版でも、情報が公開されました。内容は英語版と同じですが、参考にしてみて下さい。

次期オンプレミス版 Office のリリース/Office Blogs

 

 

<参照>

Microsoft Ignite Vision Keynote

The next perpetual release of Office/Office Blogs

Windows 10 Pro への Upgrade が、2018年3月31日までに延長!

本日、Microsoftの公式ブログにて、Surface の新製品の一つである、Surface Laptop について、

  • 20か国において展開されること
  • 当初から予定されていた、プラチナに加え、コバルトブルーバーガンディグラファイトゴールドが投入されること
  • さらに、年内と言われていた、Windows 10 ProへのUpgradeが、2018年3月31日まで延長されたこと

が発表されました。

これで、Surface Laptop も、当初の発表通りの 4色すべてが出そろったことになります。

そして何といっても今回の発表の目玉となるのが、Windows 10 s から Windows 10 Pro への無償 Upgrade の期間が、当初、年末までと言われていたものが、2018年3月31日まで延長されたことは、ユーザーにとってもうれしいことですね。

 

<参照>

Surface Laptop colors arriving in additional countries

「Surface Laptop」と Surface アクセサリ カラーバリエーションを 8 月 24 日(木)に発売

 

PCの利用環境を把握する

  • Windowsの使い方がわからない
  • インターネットに接続ができない
  • Excelのこの操作がわからない
  • PowerPointの動画の編集がうまくいかない
  • おかしなポップアップ画面が頻繁に出てきて消すことができない

などなど

パソコンのトラブルと 日々格闘する毎日の中で、自分ではどうしようもなく途方に暮れている時、手助けしてくれるのがネット上の掲示板サポートセンター

でもいざトラブルに合うと、慌てるばかりで、いざ状況を説明しようにも、自分がどんなPCを使っていて、どういった環境なのか? すら うまく説明できない….

そんなケース、ありませんか?

掲示板で回答をしてもらうとしても、またサポートセンターなどの人にサポートをしてもらう場合にしても肝心なことがわからないと、すべてが推測で、ひとつづつ確認していかないと質問の内容すら把握できないということもあります。

そんな場合に備えて、常にご自分の利用環境は的確に説明できるように把握しておく必要があります。

今回は、こうした自分の利用環境をどういったところから確認するか?

について取り上げてみました。

ただし何から何まで取り上げるわけにもいかないので最低限これだけは把握しておいてね?という点に的を絞ってみました。

 

【 OSやPCの情報を把握する 】

まずは基本中の基本。OSの種類PCの情報の確認です。

時々PC自体にシールが貼ってあったりするケースもありますが、当然、Windows 7 から、Windows 10 Upgrade された方などのケースで言えば、PCにも、Windows 7のシールが貼ってありますが、中身は、Windows 10 になっているわけなので、PCに貼ってあるシールはあまり役に立ちません。
なので、確認方法をしっかり覚えておきましょう。

Windowsの種類すらわからない…となると困ったもんですが、そんな場合には、

1) Windowsキー + “R” として、”ファイル名を指定して実行“ の画面を出します
2) ”msinfo32” と入力して、”OK“ をクリックすると “システム情報” という画面が起動してきます

OS の種類だけではなく、ご利用のPCに関する様々な情報が一目で確認ができます。

OSの種類、バージョン、システムの製造元(PCのメーカー名)、システムモデル(システムの型番)、システムの種類(32bit なのか? 64bitなのか?)などなど、CPUや、メモリの搭載容量などの情報が確認できます。

こと Windows の種別の把握であれば、

  1. 先ほど同様に、”ファイル名を指定して実行” の画面を出して、”winver” と入力
  2. エクスプローラーを開いて、”PC” の上で右クリックして “プロパティ” を開く
  3. コントロールパネル>システム とクリックする

など他の方法でも、確認が可能です。

 

【 Office のバージョンを確認する 】

Wordや、Excel、PowerPointなどといった、Office系のアプリについて相談する場合には、やはり現在利用しているバージョンを正しく把握している必要があります。

基本的に、現在のOffice 2016 は、Click To Run(C2R)形式で提供されているため、毎月の更新についても自動更新で行われますので何もしなくてもほとんどの場合には、最新のバージョンになっていると思われますが、PCを普段から頻繁に使用されていらっしゃる方は別として、あまり使われない方など必ずしもそうでない場合もあります。

そんな場合には、現在のバージョンを確認し、手動で更新してみるなどといった作業が必要になることもありうるわけです。

1) 利用のパッケージ名を確認する

意外と Office 2016 とわかっていても、パッケージ名は?と聞かれて、”ハッ” とする方もいらっしゃるかもしれませんね。
パッケージ名、Office Home & Business Premiumなのか? Office 365 Soloなのかなどについては、インストールされているプログラムの一覧から確認するのが簡単かと思われます。

Windows 10 の場合:

スタートボタン>設定>アプリ と開くと表示されています。

Windows 7などの場合:

スタート>コントロールパネル>プログラムと機能(あるいはプログラムのアンインストール) と開くと一覧が表示されます

 

2) バージョン情報を確認する

Wordでも、Excelでも構いません。Officeのアプリを起動します。
ファイル>アカウント と開くとバージョン情報が確認できます。

ただし、時々更新状況によっては、アプリごとに若干アプリのバージョンが変わることありますので、必要に応じてさらに詳細は、上記で言えば、”Excelのバージョン情報” といったところをクリックして確認します。

 

【 ブラウザのバージョンを確認する 】

Webページをご覧になる際に必要なブラウザ。Windows 10の場合には、Internet Explorer11の他に、Microsoft Edgeが導入されていますが、他にも、Google Chromeであったり、Firefoxであったりと、巷には様々なブラウザがあります。

1) Internet Explorerの場合:
ツール(右上の歯車のアイコン)>バージョン情報 とクリックします

2) Microsoft Edgeの場合:
設定(右上の…)>設定 とクリック。”このアプリについて” のところで確認できます

3) Google Chromeの場合:
Google Chromeの設定(右上の縦の…)>ヘルプ>Google Chromeについて とクリックします

4) Firefoxの場合:
右上の ”メニューを開きます”>?>Firefoxについて とクリックして確認します

5) Operaの場合:
左上の ”メニュー”タブ>Operaについて とクリックすれば表示されます

 

【 インターネットの利用環境 】

こればかりはどこと契約しているのか? しっかり自分で把握する必要があります。

  • 回線業者:NTT、KDDI、JcomなどのCATVなどなど
  • プロバイダー:OCN、Plala、Niftyなどなど

この情報は、PCからでは確認するのが非常に難しいです。

  • どんな機器が設置されているのか?
  • 契約タイプはどういいったものなのか?

事前に書類を整理して確認しておきましょう。

特にインターネットがつながらないといったトラブルの場合、PCだけの問題ではないケースも多々あります。

  • 普段から自宅にはどんな機器(商品名、メーカー名、型式名など)が設置されているのか?
  • また普段はランプ状態はどうなっているのが正常なのか?

こうしたことをしっかり把握して、現在の状態がどうなっているか?を伝えるとよりスムースに掲示板などで質問したりや回線業者のサポートに連絡してサポートを受けることが可能になります。

 

<参照>

プロバイダと回線事業者の違い|日本のインターネット事情をまるっと解説/インターネット光回線比較ナビ

Office 365 の更新とチャンネルの名称変更

今回は、法人向けに展開されている Office 365 について、今後の更新と、更新チャンネルについて整理してみました。

既にご存知のように、今年(2017年) 4月20日に発表されたように、Office 365 の今後の更新が、Windows 10 の更新モデル(年2回)に準拠する形で展開されるようになります。

さてこの新しい展開に基づいた最初の 半期チャンネル [ターゲット] が、2017年9月12日にリリースされる予定になっています。

ということで、今回は新しい展開を直前に控え、法人向けの今後の展開と、サポート期間についてご紹介いたします。

 

【 更新チャンネルの名称変更 】

これまでにも、更新プログラムがリリースされるにあたって、更新プログラムチャンネルという、オプションが用意されています。こちらは、法人ユーザー向け製品となる、Office 365 Pro Plus を対象としています。

現在のところ、

 

  1. Current Channel:現在のチャンネル
  2. Deferred Channel の最初のリリース:段階的提供チャンネル向けの最初のリリース
  3. Deferred Channel:段階的提供チャネル

となっています。

Office 365 ProPlus 更新プログラム チャネルの概要

詳細は上記サイトの中でも紹介されているように、更新プログラムが4か月ごとに段階的に適用されていくというものです。

今回こちらが、4月に発表されたように、Windows 10 の更新モデルに準拠することになることで、更新が年2回に変更され名称も変更されます。

 

Office 365 ProPlus 更新プログラムの管理に関する今後の変更の概要

  1. Monthly Channel:月次チャネル
  2. Semi-annual Channel (Targeted):半期チャネル (ターゲット)
  3. Semi-annual Channel :半期チャネル

上記にもあるようなイメージに変わっていくことになります。

なおこちらの設定は、インストールする際、Office展開ツールを利用して、configuration.xml ファイルの 更新チャンネルを指定してインストールしていきます。

他に、Office 2016 用グループポリシーの管理者用テンプレートでも可能です。

またOffice 365ポータルAdmin Centerから “ソフトウェアのダウンロード設定” に入って、設定を変更することで、ユーザーが直接ダウンロードしてインストールする際の更新チャンネルを事前に設定しておくことも可能です。

既定では、ユーザーが直接ダウンロードしてインストールすると、Current Channelよりも、4か月遅れて更新プログラムが提供される、Deferred Channel(現在)が適用されます。

今後は、Semi-annual Channel(半期チャネル)となります。

 

【 変更内容 】

もちろん変更内容は、名称変更だけではありません。

  1. 更新が年2回になる
  2. サポート期間が 18か月間になる

というのが大きな変更点です。

— 1) 更新が年2回になる

これまでの更新頻度が、年3回から、年2回になります。Current Channelと同じ、月次チャンネルで展開されているものは従来通り毎月更新にされていきます。

  • Current Channel/Monthly Channel[月次更新チャンネル]:毎月
  • First Release for Deferred Channel/Semi-annual Channel (Targeted):3月・9月
  • Deffered Channel/Semi-annual Channel[半期チャネル]:7月・1月

 

— 2) サポート期間が 18か月間になる

法人ユーザー向けのデフォルトの設定ともなっている Deffered Channel [段階的提供チャネル] (今後の、Semi-annual Channel[半期チャネル])で提供される製品のサポート期間が、12か月から、18か月に延長されます。(Office 365 ProPlus 更新モデルを参照してください)

・まず、半期チャンネル [ターゲット] に更新が提供されます。
・その後、4か月たつと、半期チャンネルに更新プログラムが適用されます。
そこからさらに、14か月間が更新プログラムのサポート期間になります。

2017年9月12日、この新しい制度による最初の半期チャネル [ターゲット] がリリースされます。ここで提供されたものは、2018年1月に、法人向けのデフォルト設定となっている半期チャンネルに展開されて、14か月サポート(2019年3月まで)されることになります。

2018年1月半期チャンネルに展開されると、今度は、2018年3月には、半期チャンネル [ターゲット] に次の更新が展開されます。
そして4か月後に、これがまた半期チャンネル展開されて、14か月のサポートが続く…この繰り返しになります。

 

【 Office Insider も一部名称が変更になる 】

なお、法人向けのものでも、Office Insider に参加されていらっしゃるかもしれませんので、追加で説明をしておきます。

Office Insider はもともと、個人ユーザーを対象としたプログラムですが、法人向け製品であっても参加することが可能です。

具体的な適用方法については、以前にも、パソコンのツボ本館にて取り上げていますので、そちらを参照してください。

法人向けOffice 365 で、Office Insider に参加する Part 2/パソコンのツボ 本館

さて、この Office Insider についても、同様に、一部名称が変更になります。現在のバージョンで確認する限りでは、Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更 のところで紹介されているような変更がまだ適用されていないようですが、こちらについては、今後のバージョンアップで更新されていくのでしょうね。

  • Insider Fast —> Insider Fast/Insiderファースト
  • Insider Slow —> Monthly Channel (Targeted)/月次チャンネル[ターゲット] 

 

さてさて、新たな展開を前に、これで少しは整理がついたかな?

 

<参照>

Office 365 ProPlus updates

Office 365 ProPlus に関する更新

Overview of the upcoming changes to Office 365 ProPlus update management

Office 365 ProPlus 更新プログラムの管理に関する今後の変更の概要

Office 365 ProPlus 更新プログラム チャネルの概要

Office 365 クライアントの変更管理

Office 365 クライアント更新プログラムのチャネル リリース

Windows デスクトップ向け Office Insider のスロー/ファーストのレベル名の変更

Changes to Slow/Fast level names for Office Insider for Windows desktop

DVDなどのメディアを挿入するとドライブが消えてしまう

最近のPCはコンパクトで薄型で軽く、持ち運びに便利なものが増えています。その分、余計なドライブなどは付属していないため、CDやDVDを利用するためには、別途、外付けのドライブが必要になります。

DVDドライブの例

ご利用の方も多いかと思います。上記は手持ちのIO-DATAのもので、一例です。今回のお話はこんな感じのドライブのことですよ?ということで、イメージしてみてください。

こうした外付けのドライブも、USB接続のものがメインになってきていて、USBで接続する機器は増える一方。しかし、PCにあるUSBポートも決して多くはありません。

特に、コンパクトなノートPCだったりするとなおさら。そこで登場するのが、USBハブ。複数のUSB接続の機器を利用するのにも重宝ですよね。普段ご自宅でご利用の場合などには、こうしたUSBハブもご使用になっている方も多いかと思います。

今回取り上げた、外付けのCDやDVDドライブ等が認識されないというお話になると色々なケースがあるため一概には言えませんが、今回はわかっているようで、忘れがち。でも急にそうなると、あれ? となる そういった事例のご紹介です。

— 利用環境
・Windows 10 Home Edition
・USB接続DVDドライブ(バスパワータイプ)

— 症状
・DVDドライブを接続すると、エクスプローラーにも表示される
・デバイスドライバなど全て正常
・コンピューターの管理からディスクの管理を開いても表示されました

これが、CDやDVDなどのメディアを挿入すると

・エクスプローラーには表示されない
・デバイスマネージャーでは、ドライバなどは正常に認識されている
・デバイスとプリンターの表示では、Optical Deviceとして表示されている
にもかかわらず、エクスプローラー上では表示されません
・また、コンピューターの管理にも表示されないそんな状態でした。
PCには、USB HUB を介して複数のデバイスが接続されていましたが、
USB HUBバスパワータイプのもの。
今回のDVDドライブバスパワーのみで動作するようなもの。

実はこれが問題ででした。

参照させていただいたBuffaloなどのドライブメーカーのページにもありましたが、電源供給不足になるとこうした症状になることがあるようです。
USBハブもバスパワータイプ
DVDドライブもバスパワータイプ
で、どちらもバスパワータイプだったことが要因で、結局PCに直結であれば問題なく利用できました。

USBハブだけでも、セルフパワータイプであれば避けられたんでしょうね。

手元にあった、I-O Data のバスパワータイプのUSB接続DVDドライブをよく見てみたら、”バスパワー動作時のご注意” なんていうのもちゃんと記載されていました。(小さくてわかりずらいのですが….)

そこには、

パソコン本体のUSBポートの電源供給機能によりバスパワーでは動作しない場合があります。その場合以下の方法を試してください。

  • 他のUSB機器を取り外す
  • 別のUSBポートに接続する
  • パソコンをAC電源で使う
  • 別売りのACアダプターを使用する

といったことが明記されていました。

ちゃんと書いてあるんですよね。でも、ついつい見過ごしがち。いざつないでみてあれ?となって気がつくわけですが、まさか?電源供給不足になると、ドライブが消えてしまうとは思いませんでした。

 

— ドライブがつながっているのに表示されない

ところで、CDドライブや、DVDドライブが接続されているにもかかわらず、エクスプローラーには、ドライブが表示されない… そんな一例もご紹介します。

こちらはエラーというより、Windows 10 などの設定の問題になります。

うちのPCには、DVDドライブがあるのに、エクスプローラーを開いてもHDDドライブしか表示されない?

そんな方もいらっしゃるのではないでしょうか? Windows7 でも同様です。

Windows側の、フォルダオプションの設定のところで、既定では、”空のドライブは表示しない”  が “オン“になっています。

この場合、メディアを挿入すれば、エクスプローラー上に表示ますが、メディアが何も挿入されないとエクスプローラー上には表示されません。ですので、PCが壊れたとかではなくて、あくまでも設定の問題です。

気になる方、あるいは常に表示させておきたい方は、フォルダオプションから、表示タブを開いて、詳細設定のところにある、”空のフォルダを表示しない” を ”オフ” にしてみてください。

なお上記の画像は、Windows 10 の場合のものですが、Windows 7 の場合には、同様にフォルダオプションを開くと、”空のドライブは[コンピュータフォルダーに表示しない” という項目がありますので、こちらをオンまたはオフに設定してみてください。

 

【参照】

ディスクを入れるとドライブ名が消えてしまします(DVD/BDドライブ)/Buffalo

パソコンに接続しても、認識しないのですが?/I-O DATA

Windows 7 で CD または DVD ドライブが表示されません/acer

Windows 10 に 2つの Skype

以前に一度、”Skype が利用できないデバイス” ということで、一部のデバイスへのサポートが終了している件を取り上げさせていただきました。

Skype が利用できないデバイス

今回は、Windows 10上で利用できる 2つの Skype について取り上げさせていただきました。

 

【 様々なデバイス向けに提供されているSkype 】

PC(Windows、mac、Linux)、スマートフォン、タブレット、Xbox、そしてウェアブル機器と、様々なデバイス向けに提供されている Skype

一部のデバイス向けにはサポートが終了したとはいえ、まだまだまたこれからも様々な形で、最新の機能が利用できるマルチなソフトであることには変わりありません。

最近では音声自動翻訳機能が一部で提供開始されるなど、新し機能も追加されています。

 

【 Upgrade して Windows 10 になったユーザーは注意 】

以前より Skype をご利用の方は多いかと思います。

例えば、Windows 7 や Windows 8.1 の頃から デスクトップPC向けの Skype をご利用になっていた方は特に注意が必要です。

というのも、Windows 10 には、Skype for Windows 10 という、Windows 10 向けの Skype が、最初から用意されています。

当然 Upgrade する前から、Skype をご利用の方は、Skype for Windows というソフトが削除されるわけではありませんので、Upgrade 後も利用は可能ですし、使用していれば定期的に Update もされます。

Windows 10 が更新されて、さらに Skype の更新がかかって、新しくなった Skype を使ってみてくださいといったようなメッセージに従って起動してみたら、画面が全く違った….

もちろん、”Skype for Windows 10” も更新されていますので、従来からこちらをご利用であっても、UI が一新されるということはないわけでもありませんし、また今後大幅に変わる可能性もあります。

しかし Windows 10 への Upgrade 以前から、ご利用の PC で Skype をご利用になっていて、さらに Upgrade 後も同じように Skype をご利用になっていた場合には、”Skype for Windows”  の方をご利用になっていた可能性がありますのでご注意ください。

さらにもうちょっと厳密にいえば、Office 365 のビジネスユーザー向けに提供されている、Skype for Business といったものもあるので、お仕事でご利用の方の場合は、さらに選択肢が一つあるケースもあるわけですが、この辺の違いはよく理解して上手に使い分けていただく必要があります。

 

【 2つの Skype の違い 】

とりあえず、Skype for Business は、おいておいて、一般の方がご利用いただける、”Skype for Windows 10” と “Skype for Windows” について大まかですが比較してみました。

— アイコンなど 見た目の違い

アイコンは微妙な違いがあります。Skype for Windows 10(白い雲に青字で “S”)と、Skype for Windows(青い雲に白字で “S”)といった違いがあります。スタートメニューをクリックすると、Skypeフォルダの中にある、Skypeが、Skype for Windows になります。

起動してみると、左のようにすっきりとあまり機能的な項目が出ていないのが、”Skype for Windows 10” で、メニューバーや、様々なツールなどが表示されているおなじみのものが、”Skype for Windows” です。

 

— 機能設定などの違い

Skype for Windows 10サインインしたアカウントのアイコンをクリックして、”設定” をクリックすると、各種機能の設定画面に入れます。Skype for Desktop に比べると細かいデバイスの設定についてはないので、シンプルです。

 

Skype for Windowsツール>設定 とはいって各種設定を行います。こちらは従来通り細かな設定が可能になっています。

 

今回、2つの Skype をご紹介しましたが、”Skype for Windows” については、既存の Windows 10 に入っていなければ、Skypeのウェブサイトからダウンロードして利用は可能です。

Skype for Windows のダウンロード

使い方次第でもあるし、またあるいはどちらに慣れているか? という違いはあるでしょうけど、上手に 2つの Skype を使い分けてみるのも一つですね。

最後にもう一度繰り返しますが、いざSkype を起動してみたら、あれ? いつもの画面が違う…. という時

そんな場合には、ぜひスタートメニューから、Skype を確認して、Skype for Windows がないか? 確認してみてださい。

また、Skype for Windows 10 を実際にご利用になって、こんなところが、以前より使いずらくなったとか、あの機能はあったはずなのに新しい方にはないのでぜひ追加してほしいといった場合など、まずはフィードバックしてみましょう。

黙っていたってなにも変わりませんし、ユーザーの皆さんの声があるからこそ、Skype がより良いものになっていくので、ぜひご協力ください。

 

<参照>

Skypeが自動的にアップデートされたのはなぜですか?

Windows desktop の Skype の新機能は?

Skype翻訳を設定して使用する方法を教えてください

Windows 10 で Skype の種類を見分ける方法

Status announcements

 

 

Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?

ここ最近、パソコンのツボ 本館の方では、PowerPoint Designerのことや、3Dモデルへの対応のことについて取り上げましたが、毎回、こうしてOfficeに新しい機能が追加されると紹介してる中で、その対象ユーザーとして、指定されている “Office 365サブスクライバー” という文言。

例えば以下のところがその一例です。

PowerPoint デザイナーについて

では、サブスクライバーって何んでしょうか?

うちで使っているWordやExcelには、ちゃんと新機能が追加されるのでしょうか?

そう疑問に思われる方も多いかと思います。

今回は “Office 365サブスクライバー” について取り上げてみました。

 

— 多種多様なOffice 製品

現在日本で販売されている Office 製品には、大きく分けて、一般家庭向けと法人向けの製品があります。

一般家庭向け:Office Premium(プレインストール版)、Office 365 Solon など
法人向け製品:Office 365 Business、Office 365 Enterpriseなど

製品構成や特徴などの詳細は、”Office 365 で Office を最大限に活用する” のサイトでご確認ください。

法人向けには、中小企業から、教育機関、非営利団体(NPO)向けなどなど様々な形で提供されています。

本当に多種多様。製品の数が多くて、どれが?どれだかわからないぐらいですね。

 

— 買い切り版とは

問題をわかりやすくするために今回は一般家庭向けの製品でご説明しますが、一般家庭向けの製品においては、先ほどご紹介した、PCとセットで販売されている、従来で言うところのプレインストール版、Office Premiumシリーズ と、Office 365 Solo というサブスクリプション版があります。

これに加えさらに従来からあるような統合パッケージ版、いわゆる買い切り版というOfficeがあります。

これが、Office Professional2016Office Home and Business 2016Office Personal2016、Office Professional Academic 2016 といった製品になります。

Mac版で言えば、Office Home & Student 2016 for MacOffice Home & Business 2016 for Mac といった商品です。

忘れてましたが、Word 2016、Excel 2016、PowerPoint 2016、Access 2016 といった製品を単体でご購入になった場合(単体製品)には、こちらも買い切り版ということになります。

もちろん買い切り版の場合、新しい機能は追加されませんし、Office 2013 から、Office 2016 にバージョンアップするといった形でのバージョンアップ も行われませんが、セキュリティの更新プログラム製品のサポート期間は提供されます。

 

— 自分はサブスクライバー?

先ほどご説明した買い切り版以外の中で、Office 365 Solo については、いわゆる今回取り上げたサブスクリプション版ということになります。当然ながら、サブスクライバーということですね。

また、Office Premium は、その特徴として、常に最新のOfficeが利用可能ということもあり、Office 365 Solo を利用されている方同様、サブスクライバーということになります。

* ボリューム ライセンスで提供されるスイート製品の比較 のところでも説明されていますが、法人向けの製品で言えば、Office 365 ProPlusといった形で利用されているものはサブスクリプション版ですが、VL(ボリュームライセンス)版として提供されているもの(Office Professional Plus 2016、Office Standard 2016、Office Standard 2016 for Mac)は、買い切り版と同じ扱いになります。

 

— 新たに購入する場合には注意が必要

Office 製品の入っていないPCで、Office をご利用いただくために、新たに購入しようという場合には、こうした製品の違いについて注意しないと、Ver.**** からついているはずのあの機能がうちのPCにはない…

ということになるので、気を付けたいですね。

もちろん、買い切り版には、買い切り版のメリットもあります。その一番は、新たに追加料金が発生しないということ。

サブスクリプション版の場合には、月額・年額などご契約形態によって、課金が発生します。またOffice Premium の場合には、課金は発生しませんが、購入した時のPCでしか利用できないという制限があります。

最終的にはご自身での利用環境をよく検討してどちらを選択するか?ということになるわけですね。

 

— 非正規品にはご注意を

最後に、まだまだこの被害を被る方も多いので、ご紹介します。

国内外の大手の通販サイトを含む様々な通販サイトでは、当然ながらきちんとした正規版の製品も販売されていますが、それに混ざって、海外で販売されている日本ではライセンス認証できないものや、Office Premium など本来単体では販売できないものが、あたかも正規品かのように販売されていたりします。

もちろん取り締まりは行われていますが、”いたちごっこ” というのが現実で、なかなか根絶することはできません。

多くの場合、極端に安い料金で、複数台数で使えるなどのうたい文句で販売されていたりしますが、最初にインストールはできたけどその後、再インストールしてもライセンス認証ができなくなったなどといった話はたくさんあります。

手痛い授業料を払うことにならないためにも、こうしたものには安易に手を出さないようくれぐれもご注意ください。

 

— 補足

ちょうど現在、PowerPoint向けに、Presentation Translator という機能が提供されています。

PowerPoint でリアルタイムの字幕を 60 を超える言語で表示/Microsoft Community

こちらの機能のように、Add-in として提供されているもの、さらには、ストアなどからダウンロードして利用できる Officeアドインなどについては、Office 365 サブスクライバーという限定はありませんので、そのシステム要件を満たす Office 製品をご利用であれば、新機能として追加して利用することが可能です。

 

 

 

【参照】

Office 2016 for Office 365 の最新機能を入手できる時期
Office 365 と Office 2016 の違い
Office Premium搭載 PC
About PowerPoint Designer
PowerPoint デザイナーについて
Office 365 で Office を最大限に活用する
ボリューム ライセンスで提供されるスイート製品の比較
高額ソフトの購入、「買い切り」と「月額制」どっちを選ぶ? Office2016のライセンスについて考えてみた(笠原一輝)/engadget
非正規品の Office にご注意ください

Microsoft Office 365に関するよくあるお問い合わせ/DELL

同じファイル名にして、さらに連番を付ける Windowsの小技!

複数のファイルを選択して、F2キーを押してからファイル名を変更する。

これだけで、同じファイル名で、連番付きのファイル名に一気に変更できます。

こんなばらばらのフォルダ名が、


こうなります。

これ以外にも様々なテクニックが、小技から大技までいっぱい。
ぜひ一度ご覧になってみてください。

 

【手順】

1) リネームしたいファイルやフォルダを選択します

2) 続いて、F2キーを押して、ファイル名の変更にうつります

3) 1つ目に部分でファイル名を変更して、最後にエンター

上記のように、これですべてのファイル名が同じで連番がつくようになりました。

これ以外にも、Twitter の Windows_Japan のアカウントでは様々なテクニックが満載。
ぜひご覧ください。

 

【参照】

【複数ファイルをまとめてリネーム+連番付け】/Windows_Japan(Twitter)

#Windows技/Windows_Japan(Twitter)