パソコンのツボ本館では何度か取り上げていますが、間もなく、2017年10月10日にサポートが終了する製品について、こちらでも取り上げさせていただきました。
時々勘違いされる方もいらっしゃるので、最初に申し上げますが、サポートが終了するということと、動かなくなるということは別の問題です。サポートが終了したら動かなくなってしまうということでははありません。
あくまでも、マイクロソフト側からプログラムの不具合などが見つかってもプログラムの修正、あるいは修正プログラムの提供などが行われなくなるということを意味します。
ただしそうした修正が行われないということになると、内容によってはセキュリティのリスクが高くなるわけですから、利用を控える、あるいは最新のものに入れなおす必要が出てきます。
では2日後、10月10日にサポートが終了するコンシューマー向け製品についてご紹介いたします。
【Windows 10 も決して例外じゃない】
まずは、OS から。
2017年4月11日、Windows Vista のサポートが終了したことはご存知かと思います。
それを機に、Windows 10 などに乗り換えた方も大勢いらっしゃるかと思います。
Windows Vistaは終了したばかりだし、Windows 7 は、とりあえず、2020年1月14日まで続く。では今度は何のサポート期限が来るの?と思われている方もいらっしゃるかもしれませんね。
実は、Windows 10 Ver.1507 のサポート期限が、2017年10月10日 までになっています。
これまでのOSと異なり、Windows 10 の場合には、大きな括りで言えば、2025年10月14日までサポートが続くわけですが、実は、この間に大型の Update が繰り返されていきます。
一番最初、 2015年7月29日 にリリースされた、初期の Winodws 10 Ver.1507 については、すでに、2017年5月9日にサポートが終了しています。
そして今度、10月10日にサポート終了を迎えるのは、 2015年11月10日 にリリースされた Windows 10 Ver.1511 ということになります。
10月17日からは、次期バージョンになる Fall Creators Update Ver.1710 の配信が開始されます。
時々、Windows Update に失敗して、Windows 自体が全く更新ができていないというケースを見かけることがあります。
うちは、Windows 10 だから大丈夫….ではなく、これを機会に一度、ご利用の Windows 10 のバージョンを確認してみてください。
【Office 製品は、Mac版も注意!】
さて次は、Word や Excel などといった Office 製品です。
・ご存知ですか? Office にはサポート期限があります!
ご覧いただくとお分かりのように、
- Windows版: Office 2007
- Mac版: Office for Mac 2011
の製品がサポートの終了を迎えます。
Office 2007 と言ってしまえば、ざっくりとしていますが、Word 2007、Excel 2007などの各アプリのサポートが終了するということになります。
また、Mac版の、Office for Mac 2011 については、先日公開された、macOS Hight Sierra においては、サポート対象外になります。
【その他のサポートが終了する製品】
こうした Windows や Office 製品以外にも様々な製品がサポート終了を迎えます。
Microsoft SQL Server 2014 Service Pack 1などの主に法人向けのものから、今回ご紹介したOffice 製品などなど、こうしてみるとたくさんの製品があることをご確認いただけると思います。
その他詳細については、”Microsoft サポートライフサイクル” にて確認してみるとよろしいかと思います。
もうぼちぼち、2018年にサポートの終了を迎える製品についても心配しないといけないんですね….。
<参照>