カテゴリー別アーカイブ: Onlineサービス

Skype の無料通話が利用できない

Microsoft 365 Personal などのサブスクリプションを利用している方向けに提供されている 60分/月 の無料通話。無料で、通常の携帯や固定電話に電話ができるのって便利ですよね?

このサブスクライバー特典が利用できないというトラブルが昨年末からちょくちょく発生しています。
ちょくちょく” と書いたのは、いったん終息したんですが再度発生しているようなのでそうした表現なわけですが、Microsoft コミュニティを覗いていると数日前ぐらいから再度そうした投稿がみられるようです。

【年末から発生していたトラブル】

パソコンのツボ本館 でも、二度ほど取り上げました。

こちらはいったん、正常に戻っていますが再発しているようです。前回発生した時には私自身が使用している Microsoft 365 サブスクライバー特典もいつの間にか?無効になっていました。
年末に、Skype を使用して携帯の方と通話したときには、私の場合にはサブスクリプション以前から有料でも使用していたので、その残額がまだまだ残っているのでそちらで通話してたためか?全く気が付きませんでした。
その後、サブスクライバー特典が利用できないようになっていたことに気が付いて、Part 2 でご紹介した方法で、再度有効化。その後は現在も一部ではトラブルも発生しているようですが、私自身のアカウントは問題ないことを確認しています。
ただしこのトラブル、すべてのユーザーで発生しているものでもないので、わかりずらいところですよね? 自分だけのアカウントがおかしいのか? それとも他のユーザーでも発生しているものなのか? なかなか判断が難しいところです。

【サービス状態の確認】

さてそんな時には、まずはアカウントやサービスの正常性を確認する必要があります。 Microsoft 365 や、Skype のサービス状態は以下のサイトで確認が可能です。

トラブルかな?と思ったら、まずは上記のところでそのサービス状態を確認してみましょう!

【サブスクリプションの有効化】

前回の時も、また今回の時もそうですが、サブスクリプションが有効化されていないのかな?と思ったら、再度有効化の手続きを手動で行うのは、回避策として有効です。

https://www.skype.com/en/office/get-skype/

上記サイトにアクセスします。英語の画面しかないので表示は英語ですが、さほど難しい手続きではありませんので、ぜひお試しください。

まずはアクセスしてMicrosoftアカウントでサインインしていない場合には、サインインを要求されるので、サインインします。これで手動での有効化作業は完了。

これで Skype のマイアカウントの画面に入れば、きちんと追加されていることを確認できるかと思います。

急いで使用するものでなければ、サービスが復旧するまで待ってみるのもありなわけですが、それが特定のアカウントでのみしか発生していないトラブルのような場合には、必ずしもこうしたステータスのところでは、確認できるとも限りません。フィードバックするとか、Microsoftコミュニティなどで質問してみるなどしないと、トラブルかどうかの判断も難しいところです。

年末、そして今回と、まだ一部ユーザーでサブスクリプションがらみのトラブルが発生しているようなので、その場合には、手動での有効化をお試しください。

今月はこんなトラブルネタが多くて、いつになく記事を公開していますが、ここで紹介していない案件なども含め、パソコンのツボ本館もよろしくお願いいたします。

<参照>

SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない
SKYPE で Microsoft 365 サブスクライバー特典が更新されない Part 2

“自動保存” と “自動回復”

Microsoft の Office 製品には、データを自動的に保存してくれる仕組みも用意されています。これが ”自動保存” という機能になります。

ただしこの ”自動保存” が有効になるためにはいくつか条件があります。つまり基本的にデータが勝手に自動保存されることはないわけです。
そこでよく勘違いされるのが ”自動回復” という機能。 パソコンのツボ本館ではだいぶ前に一度取り上げましたが、今でもちょくちょくアクセスされる記事でもありましたので、今回別館の方で再び取り上げさせていただきました。

【自動回復とは?】

まずはすべての Office製品に搭載されている「自動回復」から確認していきます。

よくこの機能のことを “自動保存” と勘違いされている方もいらっしゃいますが、あくまでも “自動回復” なので、作業中などにトラブルになって、Word や Excel、PowerPoint などのデータを保存できないままに終了されてしまった際、再起動後、作業中だったファイルを復元・表示してくれるのがこの機能になります。

上記の画像は、PowerPoint の例ですが、ファイル>オプション とクリックして、”PowerPoint のオプション” ダイアログを開き、左ペインの “保存” をクリックすると表示されます。Word や Excel などでも同様です。
上記の画像にもありますが、10分毎など設定された時間に応じて自動的に “自動回復用データ” として保存してくれます。ただしこうして自動バックアップされる回復用のデータは増えすぎないようにするため、

  1. ファイルを手動で保存したとき
  2. [名前を付けて保存] を使用して、新しい名前を付けてファイルを保存したとき
  3. ファイルを閉じたとき
  4. Excelなどのアプリを終了したとき (ファイルを保存したかどうかは関係ありません)
  5. 現在のブックの自動保存を無効にしたとき
  6. [次の間隔で回復用データの自動保存を行う] チェック ボックスをオフして、自動バックアップ機能を無効にしたとき

に、ファイルが削除されます。

つまりいつまでも残っているものではありません。

【自動保存とは?】

では、”自動保存” とはどんな機能なのか?

上記の PowerPont のデータにもある 左上の “自動保存” がまさに該当します。Word や Excel にも同様に用意されています。

自動保存とは」にもありますが、これが利用できるようにするためには….

  1. Microsoft 365 のサブスクリプションがある
  2. OneDrive、OneDrive for Business、SharePoint Online といったクラウド上にデータが保存されている
  3. インターネットに接続されている

といった場合に利用できる機能になります。つまりは、自分のPC内に保存されるわけではありません。
また日本ではよくあるPCにプレインストールでついてくるプレインストール版の Office 製品。永続ライセンス版として販売されている Office Home & Business 2021 などの統合パッケージ版や、Word や Excel などの単体製品では利用できません。

さらにいくつかのケースで自動保存が利用できない場合もあります。以下がその一例になります。

  • ファイルが以前の形式になっている (.xls、.ppt、.doc など)。
  • ファイルがローカルの OneDrive フォルダーに置かれており、OneDrive の同期が停止している。
  • ファイルが以前のバージョンの OneDrive 同期アプリ によって同期されています。

せっかく何時間もかけて作成したデータであっても、自動保存が利用できていないデータについては、やはり豆に保存することが必要になりますのでくれぐれもご注意ください。

<参照>

自動保存とは
Microsoft 365 ファイルを回復する
Word のファイルとドキュメントを復元する
Excel の自動回復関数の説明
Office for Mac でファイルを回復する
Office 製品の自動保存と自動回復用データ

“インクジェットはがき” にも対応したコンビニのマルチコピー機

年賀状シーズン真っただ中?というより、もうほぼ終盤でしょうね。昨年、以下のような記事をご紹介しました。

コンビニのマルチコピー機での年賀状印刷にはご注意を!

そして先日、yhさんより「セブンイレブンの新しいマルチコピー機はインクジェットハガキにも対応しているとのことらしいです。(インクジェット光沢写真用はがきは非対称)」といったコメントを頂きました。

ということで早速1年ぶりに確認してみました。

コンビニのコピー機も日々進化してますね。上記はセブンイレブンのマルチコピー機ですが、現在のマルチコピー機は、インクジェットはがきでもOKになったようです。

郵便局(日本郵便)が展開している “はがきデザインキット2023” だと、セブンイレブンのマルチコピー機プリントにも対応していますから、持ち込みで手持ちの “インクジェットはがき” が使えるようになったのは非常に便利ですよね?

yhさん、情報ありがとうございました。

<参照>

はがきデザインキット2023
コンビニプリントについて/はがきデザインキット

Microsoft 365 Personal / Family のキャッシュバックキャンペーン開催中!

パソコンのツボ本館の方ではご紹介しましたが、タイトルにもあるように、恒例の Microsoft 365 のキャッシュバックキャンペーンが、12/7よりスタートしております。

Microsoft 365 Personal/Family キャッシュバックキャンペーンがスタート!

【キャッシュバックキャンペーンとは?】

毎年12月に開催されてるもので、キャンペーン期間にMicroosft 365の該当製品を購入すれば、製品に応じて2,500円あるいは、3,500円がキャッシュバックされるというものです。

今年(2022年)は、6月にもキャッシュバックキャンペーンが実施されました。

【キャンペーン概要】

  • キャンペーン期間:2022年12月7日(水)~2022年12月27日(火)
  • 対象製品:Microsoft 365 Personal/Family (12か月版)のみ **15か月版は対象外
  • キャッシュバック申込締切:2023年1月31日(火)消印有効

【注意】

  • 対象製品は Microsoft 365 Personal あるいは Microsoft 365 Family の12か月版のみです
  • キャッシュバックは、申し込みをしないと返金されません

【さらにお得に!】

キャッシュバックキャンペーンとは別に、正規代理販売店でも割引などで販売されているケースがあります。この場合には、さらにお安く利用できることになります。

Amazon だったりすると、Microosft 365 Personal について現在は通常の料金から 13% 引きになった、10,514円で買えて、さらに、2,500円のキャッシュバックもあることになります。Amazon の価格も割引率が時々変わっているのですが、今が比較的お安めなわけですね。

私の場合は待ちきれずにBlack Friday で買ってしまったのですが、それからすると、さらに2,000円近く安くなるので、ちょっと早まったな?と悔やんでいるところです…

【Microsoft 365 Personal と Microsoft 365 Family】

ところで、Microsoft 365 Personal と Microsoft 365 Family ってどう違うのか? 最後にここについて簡単に触れておきましょう。

簡単に言ってしまえば、

  1. Microsoft 365 Personal:個人向けの製品
  2. Microsoft 365 Family:家庭向けの製品

ということになります。

1)Microsoft 365 Personal:

1人のユーザーが、PC(Windows/Mac)、スマホやタブレットなど1人のユーザーが所有する5台までのデバイスで利用できます。
ただしインストールできる台数には制限がありませんが、あくまでも利用できるのは5台までです。その他、Microsoft 365 Personal として利用できる OneDrive 1TB などが付きます。商用利用可能な製品となっています。

2) Microsoft 365 Family

Microsoft 365 Personal と異なって、家庭を対象とした製品で、こちらは最大6ユーザーが利用できる製品です。最大6ユーザーが各自、Microsoft 365 の各アプリをインストールして利用できるほか、OneDrive も 1TB (合計最大 6TB)利用できることになります。加えて、Personal にはない、Family Safety というモバイルアプリも利用可能です。
家庭向け製品のため、Microsoft 365 Personal のような、商用利用権は含まれません。

一見、 Office Home & Business 2021 のような永続ライセンス版(買切版)だと、一度購入してしまえばサブスクリプションのように更新の手間もはぶけるのでいいという方もいらっしゃいますが…

  • Office の各アプリだけじゃなくて、各サービス(OneDrive 1TBなど)がつく
  • 技術サポートも利用できる
  • スマホやタブレットでも制限なく利用できる
  • サブスクリプション版には常に最新の機能が追加される など

さらに通常買切版は、5年でサポートが終了し、次のバージョンをまた数万円出して購入しないといけないのに対して、サブスクリプションの場合にはバージョンアップごとに買い替える必要もない。

こうした各種特典もあるわけですから、やはりトータルで考えるとお得なわけですね。常に最新の状態にしておけばサポートの終了も気にしなくていいことになります。

お得に更新できるこのチャンス。ぜひご活用ください!

<参照>

Microsoft 365 キャッシュバック キャンペーン
Microsoft 365 Personal
Microsoft 365 Family
家庭向け Microsoft 365 の更新
すべての Microsoft 365 プランと価格を比較 (旧 Office 365)


サポート詐欺や、ワンクリック詐欺にと注意ください

世間では、年賀状の発売もスタートし、街のいろどりもクリスマス、そして年末年始モードに着々と向かいつつあります。

そうした中で増えてくるのが、「サポート詐欺」とか、「ワンクリック詐欺」。この手の詐欺は、こうした世間のあわただしくもまた楽しいイベントが続くような時期になると不思議にいつも以上に増えてきたりします。

  • インターネットでWebサイトを見ていて、画面上のリンクを何気なくクリックしたら突然トロイの木馬に感染したという画面が表示されて消すこともできなくなってしまった
  • 至急、Microsoft のサポートに電話するようにと 050-*****-****** という番号が表示された
  • 成人向けサイトを見ていたら、クリックした覚えもないのに、突然「ご入会ありがとうございます」という画面になって、法外な料金を要求する画面が現れた

こうした事例は後を絶ちません。残念ながら、こうした画面が表示されて動顛してわけのわからぬままに電話して、脅迫されてしまうケースや、片言の日本語を話す外国の人の指示に従って遠隔操作のアプリをダウンロードして、PCを乗っ取られてしまうケースは多発しています。

そしてこうした被害は、PCのみに限らず、スマホでも被害が増えています。そんな事例を紹介している動画なども多数あります。

だまされません!ワンクリック請求/かなチャンTV(神奈川県公式)

また「ビデオライブラリー/公益財団法人 警察協会」にも、サイバー犯罪を含む様々な犯罪を紹介したドラマ仕立てのビデオが公開されています。

いつなんどき、そんなシーンに直面するか?わかりませんが、慌てずに対処すれば防げるものですので、くれぐれもご注意ください。

<参照>

マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください/Microsoft Security Response Center
マイクロソフトのサポートを装った詐欺にご注意ください
ワンクリック詐欺に注意/総務省
ワンクリック詐欺とは?事例や対処法をわかりやすく解説/トレンドマイクロ
ビデオライブラリー/公益財団法人 警察協会

日本の年賀状って、たった +7円 で海外にも送れる

今年も11月1日、郵便局で年賀状の発売がスタートしました。そしてそれにともない、パソコンのツボ本館でも紹介しましたが、今年も “はがきデザインキット2023” のサイトがオープン。日本の年末年始の風物詩ともいえる “年賀状” のシーズンが到来しました。

さてその詳細については、パソコンのツボ本館「“はがきデザインキット2023” サービス開始!」でご確認いただくとして、別館では「知る」のところにあった海外宛ての年賀状について取り上げてみました。

【海外にも送れる日本の年賀状】

当然 “はがき” なわけですから旅先から絵葉書を送るがごとく送れるはずなわけではあるので何も不思議なことではないのですが、年賀状を海外に送る…そんな発想が頭にありませんでした。

日本郵便のWebサイトには、

  • 海外への宛名の書き方
  • 外国語でのあいさつ(便利な文例集)
  • 外国語で送るビジネス年賀状
  • 海外年賀の疑問

といった項目にわたって、その手順が紹介されています。文例には、英語、中国語、韓国語が対応しております。

グリーティングカードといえば、年賀状の前にクリスマスというイベントもありますから、クリスマスカードを海外に送ったというご経験の方はいらっしゃるかもしれませんが、海外に在住のお知り合いの方へ あるいは 日本大好きな外国人のお友達へ、今年は一味違った日本の年末年始の風物詩ともいえる年賀状を送ってみるのもいいですね。

ただし海外の場合には当然ながら年賀状なんてものもないので、1月1日に配達してくれるわけでもありません。通常のはがき扱いになるので、日本郵便の国際郵便ページにある “お届け日数表” を目安に出す必要がありますのでご注意ください。 標準日数ですが、東京から送った場合、北米・ヨーロッパあたりだと、だいたい8日前後のようです。

<参照>

海外年賀/郵便年賀.jp
 はじめよう!!海外へのグリーティングカード
お届け日数表(通常郵便物:航空便)/日本郵便

Google Map のストリートビューが表示されない

朝からそんなトラブルが発生してました。Google Map をご利用の方は多いかと思います。気軽に使えるし、便利なサービスですよね? 

さてそんな Google Map で朝からストリートビューが表示されないというトラブルが発生していました。

Google Map を開くと、上記にもありますが、画面右下に、拡大縮小ボタンや人型のアイコンがあります。このアイコン “ペグマン” って言うんですね….改めて知った気がします。

Google Map を開いて、このペグマンを地図上にドラッグします。

すると、ストリートビューが可能な道路には上記のように青い線が表示され、ペグマンを置くと小さくサムネイル画像も表示されます。そしてその後、その周りの光景がストリートビューで表示されるわけです。

実はこの “ペグマン” をドラッグすると道路は青くなるものの、”ペグマン” は元の場所にスゥ~っと戻ってしまい、サムネイル画像も、そして当然ながらストリートビューも表示できませんでした。

【トラブルは昼前に解消?】

私が気が付いたのが朝8時台。そしてその後いろいろいじっていて、行きついたのが Google のサポートコミュニティ。Microsoft コミュニティ同様、こういった時の情報収集には欠かせません。

Google の場合もサービスが多いので、コミュニティも入り口はサービスごとにバラバラ。まずは、GoogleSupport のページにアクセス。

そしてサポートコミュニティへ。いっぱいすでに相談が上がってました。つまりは、Google 側の不具合ってことで、これはしばらくかかるんだろうととりあえず放置。

15時ぐらいにふと気が付いて確認してみると、サポートコミュニティのいくつかの回答を見ていると、どうも11時ぐらいには解消していたようです。

こうしたトラブル、どこでもありうることですが、そんな時にはコミュニティという名の掲示板が非常に役に立ちます。

Microsoft や、Adobe、Apple のコミュニティあたりはしょっちゅう覗いていますが、これでまた一つ立ち寄る場所が増えてしまったようです…

ということで、WordやExcel、PowerPoint などがどうもおかしい…そんな時には、Microsoft コミュニティの “Microsoft 365 および Office” コーナーへ。そして、Apple 製品なら、Apple サポートコミュニティへ、さらに Google のサービスであれば、Google のヘルプから各サポートコミュニティへと情報収集の網を広げるとトラブル解決の手助けになりますので是非ご利用になってみてください。

<参照>

Google サポート
ペグマンがいきなり使えなくなった。ドラッグできるがドロップできなくなった/Google Map サポートコミュニティ

Office 365 から Microsoft 365 へ

10月13日 から 14日 にかけて、毎年恒例となっている Microsoft の 大型イベント “Microsoft Ignite” が開催されておりました。

イベント自体は終わりましたが、当日のイベントを残念ながらご覧になれなかった方は、オープニングセッションをはじめ、セッションスケジューラーから890の各セッションの録画データもご覧いただけますので、ぜひご覧になってみてください。

さてこうした大型イベントがあると、このイベントを通じて新たな取り組みや、新たなサービスなどの発表などもあったりします。そういう意味でも非常に注目を浴びているイベントでもあるわけです。

【Office 365 から Microsoft 365へ】

その一つが今回ご紹介する 「Office 365 から Microsoft 365へ」になります。Office 365 と言っていたものが、その後 Microsoft 365 として、法人向けにも、一般ユーザー向けにも提供されておりましたが、これまで同様 Word、Excel、PowerPoint などの各アプリに加えて、OneDrive などのクラウドサービスを加えて、新たなサービスも加わり、アイコンや、外観も一新され、「Microsoft 365アプリ」となります。

Office.com のサイトにも、上記のように案内が出てました。Office.com で利用できるアプリも一般ユーザー向けとはいえ、先日追加された、ClipChampをはじめ、Power Automate、Forms、リストなどなどクラウドベースのサービスもかなり増えてきました。

今回の Ignite の期間中に、Microsoft Designer、Microsoft Create などの新しいサービスも公開され動き出しました。

Office 365 から Microsoft 365 への新たなスタート。「Introducing the new Microsoft 365 app」によれば、2022年11月からロールアウトがスタート。2023年1月には、Windows の Office の各アプリと、Office モバイルアプリの変更がロールアウトするようです。

何か?新しいわくわくしたことが始まる秋…。今後の、Microsoft 365 にさらに期待が高まるばかりですね。

<参照>

Microsoft Ignite
Introducing the new Microsoft 365 app
Microsoft Designer
Microsoft Create
あらゆるコンテンツ制作の出発点 ~新サイト「Microsoft Create」がオープン/窓の杜
「Office.com」、「Office」アプリは「Microsoft 365」アプリへ/窓の杜



サポート詐欺の被害にあわないために

相変わらずサポート詐欺による被害は減らないようです。

パソコンのツボ本館でも「ウィルスに感染したという McAfee の ポップアップが表示される」のような例をご紹介したりもしています。McAfee をいれていないのに、Web閲覧していたら、突然 McAfee の警告が表示されたなんてインチキ極まりないですよね。

あとは以下にもあるようにIPA(独立行政法人情報処理推進機構)で取り上げている電話番号が表示されるパターン。

IPAでも、Webサイトや Twitter などを通じてその被害状況などについて情報を提供しています。

私も実際にお客さんのお宅に伺って、PCを拝見する機会も多いのですが、その対応も十分できていないせいか、表示されなくなったと思ったら、またその画面が表示されたりするケースもたびたび拝見いたします。
さすがに私の周りでは、むやみに電話してしまうというケースはほとんど聞かなくなりましたが、IPAに寄せられている情報を見る限りでは、電話してしまう人も多いんでしょうね。

— 時間があればぜひ以下の動画を見て学習しましょう!

IPA や、警視庁のサイバー犯罪対策プロジェクトなども公益財団法人警察協会を通じて動画(ビデオやアニメ)を通じてその実情について学習できるよう情報を発信しています。

IPAであれば、情報セキュリティを中心に、警視庁関連であれば情報セキュリティ以外にも様々な防犯関連コンテンツがドラマ仕立てでみられるようになっています。

是非お時間があれば、いざというときに備えて、こんなことが実際にあるんだ?という実情を確認してみてください。

<参照>

IPA
IPA(情報セキュリティ安心相談窓口)/Twitter
警視庁サイバー犯罪対策プロジェクト
警察協会制作ビデオライブラリー/公益財団法人警察協会
サイバー犯罪被害防止対策用短編アニメーション映像/警視庁
情報セキュリティ普及啓発映像コンテンツ/IPA(YOUTUBE)

Radiko の Internet Explorer 11 と Windows 8.1 のサポートが終了!

パソコンのツボ本館でも本日取り上げましたが、「Radiko」の Internet Explorer 11 向けのサポートが、2022年5月31日をもって終了するとの発表がありました。

5月2日付のお知らせの中で告知されたもので、サービス環境の見直しに伴い同時に Windows 8.1 のサポートも終了するとの発表がありました。

現時点では、FAQ の動作環境のところにはまだ情報は反映されていませんが、おそらく6月1日以降は修正されるものと思われます。

Windows 8.1 についてはご存じのように、2023年1月10日までサポートは続いているわけですが、2022年6月15日とあとひと月を切った Windows 10 向けの Internet Explorer 11 のサポート終了に伴い、Windows 8.1 についても前倒しでサポート対象外になるようです。

ただしサポート対象外になったからと言ってすぐに動作しなくなるというわけではなく、今後サービスの機能改善や、新たなUIの導入、サービスの追加などに伴って、そうしたものが機能しなくなっても仕方ない状況になってしまいます。それに伴い、エラーなど動作しなくなると、それは対象外だから…ということになるんでしょうね。

<参照>

2022年5月2日 (月) Internet Explorer 11 および Windows8.1 サポート終了のお知らせ
2020年11月1日 (日) Windows / Macガジェットサポート終了について
Radiko が 2022年5月31日をもって Windows 8.1、Internet Explorer 11 のサポートを終了!/パソコンのツボ