- Word で文書を作成する
- PowerPoint でインパクトのあるスライドを作成する
- Publisher でチラシやPOPを作成する
日頃、何気なく使っているPCですが、Word や PowerPoint で文書を作成したり、資料を作成したりする中で、一番身近なデザイン・アイテムって “フォント” ですよね?



もちろん全体の構成やら、画像や図形などのオブジェクト、そしてそれをどう配置するか?といったセンスも大事ですが、そのすべての基本になるのがそこの並べられた文章であり、そしてそれを構成する “フォント” です。
今回はこのフォントについて取り上げてみました。
【フォントって、いくつぐらいインストールされていますか?】
現在ご使用のPCにインストールされているフォントっていくつぐらいありますか? フォントって、Windows や Mac などの OS(Operating System:オペレーティングシステム)最初からついているもののの他、Microsoft Office であったりすると、Office 製品についているフォントもあったりしますし、年賀状作成ソフトなどにも、様々な毛筆体などがついてきたりしてますので、PCを購入して使いだしている段階でもそれなりにフォントはPCにインストールされていたりするものです。


スタート>個人設定>フォント
あるいは
エクスプローラ―を起動し、
Cドライブ>Windows>Fonts
と開くと、そのPCにインストール済みのフォントを確認することができます。
PCを買い替えたら、あのフォントがこのPCには入っていなかった…何ていう経験をされた方も多いことでしょう。フォントも立派なソフトの一つで、著作権もあるし、ソフトウェアとしてパッケージでも販売されていたりもします。
もちろんインターネット上でも検索すると、無料で利用できるフォントから、有償のものまでさまざま。無料のものであっても、その利用規約によっては、商用利用可能なものから個人利用に限定されているものまで様々です。
ですから無料で配布されているフォントだからと言ってどんな使い方をしてもいいというわけではありません。インターネットなどで検索してダウンロードされる方は、くれぐれもご注意ください。
【Google の提供しているフリーフォント】
さて今回ご紹介しようと思っていたのは、こうしたフォントの中で、Google が提供する「Google Fonts」。Google さんは、フォントまで無償で提供しているんですね。



上記にアクセスしていただければお分かりいただけると思いますが、”Language” のところを、”Japanese” にするだけで、日本語用のフォントが、50書体以上あることがわかりますね。もちろん、日本語以外のフォントはもっと多数あります。日本語の場合、漢字に、ひらがな、カタカナ、数字に、アルファベットと必要な文字数はかなりの数に上りますので中々無料で提供されているフォントは少ないですし、有償のものでも利用可能な感じというのも教育漢字や、第一水準、第二水準などある程度利用できる漢字の数には制限があったりもします。
漢字については取り上げたらきりがなく、以前は私も利用したことがありますが、”今昔文字鏡” といったツールがあって、これに至っては、10万字以上の漢字を扱っていたりしてました。興味のある方は、一度 “今昔文字鏡” で検索してみてください。
さてそんな文字数の多い日本語フォントなので、Google Fonts で提供されているフォントも日本語はさほど多くはないものの、それでも50書体もあるのですから有効に活用したいですよね?
Part 2 では、この Google Fonts についてご紹介していきます。