Windows 7 のサポート終了の日が刻々と迫ってきています。1月14日のサポート終了まで、あと2日。待ったなしです。
意外とメディアなどでも報じられている割には、ぼちぼちどうするか?対処しなくっちゃな?とゆるーく構えていらっしゃる方も多いようです。
さてサポートが終了するということは当然動かないという意味ではないのですが、実際にどんな影響があるのか? 改めて、確認してみました。
【動かなくなるわけではありません】
先ほどもちょっと書きましたが、

ということは、何度も触れている通りです。
では何が問題か?というと、サポートが終了した製品を使用するということは、セキュリティリスクが高まるというのが一番の問題です。
このリスクは、プログラム本体の問題なので、ウィルス対策ソフトで防御できるものばかりではありません。
また、サポートが終了した段階でそうしたリスクを抱えることになりますが、もちろんサポートが終了したからといって、すぐにセキュリティホールがぞろぞろ出てきてリスクにさらされるわけでもありません。
【リスクを認識してください】
・OS にはサポート期限があります!
・Windows 7 サポート終了/NEC
・Windows 7のサポートが終了したらどうなるの?/富士通
・Windows 7サポート終了迫る!パソコン買い替えガイド/HP
・複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起
上記のNECのサイトなどにも具体的に説明があるとおりです。サポートが終了した製品を使い続けることのリスクをしっかり認識してください。
セキュリティホールから侵入されて個人情報が漏洩してしまった、ウィルスに感染してしまったなど、極端な言い方をすれば自分のPCが動かなくなるのはあくまでも自己責任の範疇なので、Updateしなかったのがいけなかったのね?で済まされても仕方ないことですが、そのPCに保存されていたアドレス帳のデータやら、住所録のデータなどの自分以外の個人情報が漏洩したらどうなると思いますか?
“大丈夫だろう?” という安易な考え方が、そうした他の方の個人情報を漏洩させてしまうことにもつながるわけです。
【PCを買い替えるべきか? Windows10 にアップグレードすべきか?】
ここが難しいところです。
ただし、現在Windows 7 の入っているPCであれば、Windows 10 へのアップグレードよりは、新しいPCへの買い替えをお勧めいたします。
– 理由:
・PCで使用されている各パーツも、Windows7 仕様のもので古く、経年劣化もあること
・PC自体もPCメーカーの方でUpgradeを推奨していないケースが多いこと
・OSのみ購入して自分でアップグレードできればOSの代金のみですが、購入したお店などにインストールなども依頼するとなるとさらにお金がかかること
・昨今、用途にもよるもののPCの価格はだいぶ昔に比べて手ごろなものも増えていること
など
いろいろ考えていくときりがないかもしれません。
* 中古のPCには注意!:
PCを買い替えるとなった時に少しでも予算を抑えたい。この辺りは皆さん一緒かもしれません。そこで、中古でいいものがないか?と物色されている方もいらっしゃるかもしれません。
でも中古のPCは、Windows 10 が入っているからと言って、多くのケースでは、もともと Windows 7 や Windows 8 だった PC に、Windows 10 を入れて販売しているだけのケースもあったりします。
CPUが古い、メモリが少ない、ドライブの容量が小さいなど購入にあたっては注意が必要になります。Windows 10 であっても、動きが遅かったり、すぐにフリーズしてしまうなど、そうした場合に自身でしっかり対処できるスキルが必要です。
安いから… といった理由で安易に中古に手を出すと、結果的に高い勉強代になってしまうこともありうるわけです。
<参照>
・2020 年 1 月 14 日に Windows 7 のサポートが終了します
・OS にはサポート期限があります!
・Windows 7 サポート終了/NEC
・Windows 7のサポートが終了したらどうなるの?/富士通
・Windows 7サポート終了迫る!パソコン買い替えガイド/HP
・Windows 7のままじゃダメって本当?/東芝
・ 【Windows7 サポート終了】今使っているパソコンは大丈夫?買い替え必須?使い続けるリスクや移行方法について解説/So-net
・複数の Microsoft 社製品のサポート終了に伴う注意喚起