パソコンのツボ本館でもリリースと同時に取り上げさせていただきましたが、先日、新しい macOS に、Ver.10.15 Catalina が登場しました。

・新 macOS Catalina 配信スタート!
うれしい新しい機能があるという一方では、これはひどいという声もちらほら聞こえる新しい macOS。
Apple でもさっそく、インストールからトラブルシューティングのためのサイトも用意されたようです。で、これがまた意外によく整理されているんですよね…ということでご紹介させていただきます。
前々から話もありましたが、macOS 10.14 Mojave まで動いていたアプリでも、今回の Catalina になってしまうと動かないものもあります。
それは、Mojave が 32 ビットアプリを動かせる最後の macOS であって、今回の、Catalina からは、32ビットアプリはサポートされず一切動作しなくなりました。64ビットアプリのみになります。アプリケーションフォルダを空けてみると、iPhoto も利用できなくなってました。
ちなみに Application を開くと….
となって利用できません。そして、
・32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性
詳しい情報をクリックすると、32ビットアプリの件についてのリンクが表示されます。
【Microsoft Office について】
ちなみに、本館でも取り上げましたが、Office 製品は、Office 2016 の途中までは全て32ビット版しかありませんでした。Mac向けの Office 製品は、2016/8/22 に配信されている Office 2016 以降は全て64ビット版になっていますので、それ以降のものをご利用であれば Catalina でも問題なく利用可能ですが、Office 2011 などをご利用だと利用できなくなってしまいます。
これは、OSの仕様変更に伴うもので、どうにもなりませんので、新しいOffice 2019 などをお求めいただく必要が出てきます。
もっとも、Office 2011 は、サポート期限も切れているし、Mojave の時点でサポート対象外になっていますので、買い替えておくべきものであったことには変わりないのですが…..
これから、Catalina に Update をしようかな?とご検討されている方は、Update 前に現在ご利用いただいているアプリケーション環境などもしっかり確認されてからの方がよろしいかと思います。
一度 Update してしまうと元には戻れないですからね… リカバリして、アプリすべて入れ直しなんてことにならないように。
<参照>
・Mac サポート記事更新のご案内
・Office 2011 は年貢の納め時
・新 macOS Catalina 配信スタート!
・32 ビット App と macOS High Sierra 10.13.4 以降の互換性