さて前回紹介してから、ちょっと間が空きましたが、今回は、詐欺ソフトのサイトに誘導されて表示されてプログラムをインストールしてしまった。。。というケースを見ていきます。
前回にも書きましたが、現段階では画面が出ただけでは、何かが?勝手にインストールされるということはないようです。(今後これがどう進化していくか?はわかりませんので、あくまでも現段階ではということになります)
ですから、ここで気が付いて、終了などしていれば、とりあえずはそれ以上のことは起こらないと思います。しかし画面に従って、プログラムをインストールしてしまったら。。。
今度は、頻繁にエラーを表示させるポップアップ画面が出たりするようになります。
【プログラムをインストールしてしまったら?】
ちょっと面倒ですがきちんとした対処が必要です。
プログラムを削除するのは当然ですが、削除しただけでは問題は解決しません。
関連のファイルや、関連のデータが残ったりしているので、これが要因でまたおかしなことになりかねませんので、こうしたものもすべて削除する必要があります。
– プログラムの削除
今回のケースで見ると、AutoFixer Pro 2018 がインストールされると、Driver Updater といったツールもインストールされているケースがほとんどのようです。もちろんなければそれに越したことはありません。
ですのでまずは、
コントロールパネル>プログラムのアンインストール とするか? 設定>アプリ と開きます
AutoFixer Pro 2018
Driver Updater
といったプログラムを選択して削除します。
– 残骸のファイルなども削除したいところ
プログラムを通常の方法で削除しただけでは、きれいに削除されませんので、この後さらに、Malwarebytes や、Malwarebytes AdwCleaner などのマルウェア駆除ツールを利用してスキャンして削除します。以下は、Malwarebytesにてチェックしてみたところです。
実際にチェックしてみると、AutoFixer Pro を作成しているPCVARK関連の登録情報などが検出されますね。
Malwarebytes でチェックしてみましたが、このツールに限ったことではありませんが、できる限り、こうしたものもきっちり削除しておく必要があります。
チェックしてみたら他にも色々出てきた…ということにならないといいのですが…