どちらがお得? 買い切り版とサブスクリプション版

ちょっとシビアな面ではありますが、実際のところここがひっかかる…っていう人も多いのではないか?と思って、取り上げてみました。

ここでも何度か取り上げていますが、Microsoft Office の 製品には、大きく、ざっくりと分けると、買い切り版サブスクリプション版の2種類があります。

買い切り版は、永続ライセンス版ともいわれて、一度買ってしまえば、費用は発生しません。
これに対して、サブスクリプション版の場合には、1か月毎、あるいは 1年毎契約を更新する必要があります。

毎月、あるいは 毎年。それも一生払い続けるの? って言ってしまうと、サブスクリプション版を躊躇される方も多いんですが、この辺りをちょっとじっくり比べてみました。

1) OSがアップデートすることで、利用可能なOffice製品も変わってくること
→ つまり一度買ったとしても、利用環境次第では、買い替える必要がでてくる

2) アップグレード版というかたちでは、現在は新しいOfficeは販売されてない
→ かつてあったような既存のユーザー向けに提供されていた格安な値段でのアップグレードはもうできない

3) 買い切り版には新機能が追加されないこと(現在機能的な違いもかなりでてきています)
* 次期 Office 2019 からは、買い切り版にも新機能が追加されるという話もあるようです。
→ とりあえず現行の Office 2016 についていえば、同じ、Word2016やExcel2016などであったとしても、機能に違いが出てくることになります。PowerPointがなかったから、PowerPoint2016 を単体で購入してインストールしているような場合、Office 365 Solo などで、PowerPoint 2016 を使っている人と比べると機能に違いが出てきます。

Office の新機能

上記のサイトで紹介されているような機能はすべてサブスクライバー向けのものです。

例:バージョン 1801 (ビルド 9001.2138) で追加されたExcel2016の新機能

4) 新製品として公開されれば、次期バージョンでもある Office 2019 も利用できる
→ 仮に新しいバージョンを利用したいという場合には、当然ながら買い切り版の場合には、新たに数万円出して新しいバージョンを購入する必要があります

5) 2台のタブレット、またはスマートフォンでも、無料版に適用されるような機能制限を受けずに利用できる
→ 無料でのご利用の場合には、商用利用はできません。また編集機能などにも制限がかかっています

という現時点での基本的な違いをみて、さてどう判断されますか?

この他に、Office 365 Soloのケースで言えば、OneDriveが1Tbまで利用できるし、Skypeの60分/月までの通話も無料で行えます。

さてただし、実際に購入するのは利用者。懐具合も考えるとどうなのか? ということで、金額的な部分って気になりますね。

そこで次に、この部分をちょっと比較してみました。

 

【ところでどっちがお得なの?】

さて、Office 365 のサブスクリプションが、なんとなく多機能で便利そうだな?ということはお分かりいただけたと思いますが、では、従来の統合パッケージ版(買い切り版)と比べて金額的に本当にお得なの?という点。

一例として、Microsoft Storeを覗いてみると値段的には以下のようになっています。

Officeを始めましょう/Microsoft Store

Office 365 Solo 12,744円/年
Office Professional 2016 64,584円

各パッケージに含まれる Office 製品を構成する基本的なアプリがほぼ同じ構成のもので単純に比較すると、5年間までであれば、Office 365 Soloの方がお得ということになります。もちろん付帯サービスを比べると、Office 365 Soloの方が多いので、圧倒的にお得になりますが、今回は単純にOffice の各アプリのみで比較してみます。

Access は使わないので…ということであれば、比較対象は、

Office Home & Business 2016 37,584円

ということになるので、こちらの場合だと、もちろん同様に5年で比較すると割高ではありますが、3年で比較すると数百円サブスクリプションの方が高い程度で収まります。

何故に3年か? 3年ぐらいたつと実は次の Office 製品が登場してたりします。もちろん、製品がリリースされる時期や、その製品の購入時期にもよります。

現在は、Office 2016 がメインではありますが、昨年、オーランドで開催された Microsoft Igniteというイベントの中でも発表されましたが、今年の後半には、Office 2019 が登場する予定です。

「Office 2019」発表、2018年後半にリリースへ/c/net

Office Home & Business 2016 のような買い切り版の場合には、仮にこれを利用するためには同等の製品を購入する必要があります。ここで、先ほどあげたように、4万近い負担が再度発生することになります。

これに対して Office 365 Solo のようなサブスクリプション版の場合には、新しい製品がリリースされると、現在の契約のままで新しい製品をご利用いただくことが可能です。

 

【古いバージョンを使い続けられない】

Office 365 Solo が登場した時もそうでしたが、Office 365 Soloが登場した時には、Office 2013 が主流でした。その後、Office 2016 が投入され、サブスクリプションユーザーの場合には、ある一定時期になると、Office 2013 は利用できなくなり、Office 2016 への更新を促されるようになりました。

つまりサブスクリプションで利用している場合、ある段階になると、古いバージョンの Office 製品の提供が終了し、インストールできなくなります。
ただし、一応新しいバージョンが出たからと言って、すぐに更新を促されるわけではなく、また時期が来てアップデートを促すバーが表示されたりもしますが、かといってそこをクリックしなければ、古いバージョンを使い続けることは可能です。そして提供がないというだけで、使えなくなるわけでもありません。

時々誤ってクリックして、バージョンアップしてしまった… なんていう例もちらほら聞きますが、あくまでも誤ってクリックでもしない限り自動的にはアップグレードしません。

ただしサポートが終了していなくても、サブスクリプションユーザー向けには、古いバージョンの提供が終了してしまうと、どんな事情にせよ一度削除してしまうと、古いバージョンはインストールできなくなってしまいます。

ですので何らかの事情で、古いものを使い続けないといけないといった状況であれば、この場合には、やはり買い切り版でないとダメということになります。

 

・Office 2013 と Office for Mac 2011 は、Office 365 サブスクリプションでインストールできない

実際、昨年2017年10月10日にサポートが終了した、Office for mac 2011 については、Office 365 Solo のユーザーはすでにダウンロードができなくなっています。

ただし法人ユーザー向けの Office 365 E3で確認してみると、Office 365 ProPlus をご利用の場合には、一時提供が終了してダウンロードできなくなっていましたが、先日確認したところでは、上記のように管理センターから、ソフトのインストールのところに入ると、Office for mac 2011 がダウンロードできるようになっていました。このあたりの詳細はわかりません。また、Mac版については、コンテンツ配信ネットワーク (CDN) からもダウンロードができるようになっているようです。

 

【やっぱり、Officeはサブスクリプションの方が管理しやすいのかな?】

とはいえ、古いソフトをいつまでも使い続けることは、セキュリティ的にも、推奨はされません。

さらにPCだって、何十年も使い続けられるようなものでもなく、HDDなどはある意味消耗品でもあるので、PCもある程度一定期間で買い替える必要が出てくるわけです。

そうなると、それに伴いOSも変わってきたりすると、そのOSで利用できるソフトも必然的に新しいものしか利用できなくなることもある…

そう考えていくとやはり、サブスクリプション版の様に一度契約してさえあれば、ライセンスの管理なども比較的わかりやすいので、便利なんじゃないかな?というのが個人的な見解です。

DVDがない… プロダクトキーがわからない…. そんな心配は必要ないわけですしね。

さて、皆さんはどちらを選択されますか??

 

<参照>

The next perpetual release of Office
Office 2013 と Office for Mac 2011 は、Office 365 サブスクリプションでインストールできない

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