Surface、Surface2、Surface Pro、Surface Pro2、Surface Pro3、Surface3、SurfacePro4、そして、Surface Book と続く Surface シリーズに新たな仲間が加わりました。
それが “Surface Laptop”。Surface Book と同じ、クラムシェルタイプのノートPCです。
その薄さ、軽さ、そして高級感あるアルミのボディ。触り心地のいいキーボード。これまでの Surface になかった斬新なデザインは、多くの人を虜にしています。
洗練されたアルミのボディが高級感を漂わせる
これまでの Surface とは一線を隔した筐体。高級感あふれるアルミボディ、そして肌触りのいい、Alcantara製の布地を使用したキーボード。
その一つ一つが Surface Laptop の大きな特徴ともいえます。
~ そのスペックは?
大まかにそのスペックをご紹介すると以下の通りです。
CPU : | 第7世代のCore i5またはCore i7を搭載 |
画面サイズ : | 13.5インチ、PixelSense ディスプレイを採用 |
記憶容量 : | 128Gb~512GbのSSD |
メモリ : | 最大 16Gb |
バッテリ : | 最大 14.5時間の動画再生が可能 |
重量 : | i5: 1,252g i7: 1,283g |
詳細は、ぜひ、”Surface Laptop の主な仕様“ をご覧ください。
~ Alcantara製の布地を採用したキーボード
Surface Pro のタイプキーボードとも違う、そして、Surface Bookとも違う肌触りのいいAlcantara製の布地でカバーされたキーボード。
新しいPCが到着して、開封の儀… ふたを開けて取り出した時の存在感は、やっぱりいいですね。
YouTubeで公開されている動画でも、その良さはよく伝わってきます。
~ Dolby® Audio™ Premium 装備した Omnisonic スピーカーを搭載
このコンパクトな筐体に採用されいるDolby Audio Premium 装備した Omnisonic スピーカー。その音質も侮れません。
ぜひ Microsoft Edge を利用して、そのデモサイトで体験してみてください。その臨場感あるれるサウンドは圧巻です。
Dolby Audio Experience – Microsoft Edge Development
~ そのソフト環境
Surface Laptop の特徴の一つでもあるのが、そのOSです。
Surface Laptop には、Windows 10 S が搭載されています。
その大きな特徴は、Windowsストアを介して提供されるアプリケーションしか実行できない点。Microsoft検証済みのアプリのみしか利用でいないわけですから、そのセキュリティは、通常のWindows 10 に比べると数段高くなります。
ただし一方で、それしか利用できないというデメリットもあるわけですが、以前にもこちらでご紹介しましたが、Surface Laptop ユーザーには、2018年3月末までの間、Windows 10 Pro への無償 Upgrade が用意されています。
Windows 10 Pro への Upgrade が、2018年3月31日までに延長!
~ Office Home and Business 2016 を搭載
さてもう一つ大切なのが、Office アプリ。他の Surface 同様に、当然ながら、Surface Laptop にも Office が搭載されています。
ただし、他のSurface Pro 製品では、通常 “Office Home and Business Premium” が搭載されていますが、こうした従来のSurface Proシリーズとは異なり、Surface Laptop に搭載されているものは、”Office Home and Business 2016” になります。
ここで注意したいのが、その製品の特長の違いです。
2つの製品には以下の様な違いがあります。
Office Home and Business Premium: 市販されている Office 365 Solo のようなサブスクリプション版と同じように、新機能が随時追加され、さらにバージョンアップも可能な永続ライセンス版です。通常はこれに、1年間有効な、Office 365サービス(2年目以降は有料にて更新する必要があるサブスクリプションサービス)がついてきます。
Office Home and Business 2016: こちらは、買い切り版ともいわれるもので、永続ライセンス版という点では一緒ですが、Office Premiumのような新機能の追加や、バージョンアップなどは行われません。
来年には、Office 2019 が登場しますが、従来の Surface Pro についてくる、Office Home and Business Premium の場合には、Office 2019 の提供が開始されれば、利用可能なわけですが、Office Home and Business 2016 では、利用できません。
こうしたバージョンアップの他にも、新機能が随時追加されるかどうか?といった製品自体にも違いが出てくるので、注意が必要です。
・Office に新機能が追加されるサブスクライバーって何?
もっともこうした製品の違いは把握した上でご使用になる分には、特に問題もないわけです。
~ 話題の WindowsMRは?
ここ最近、先日の、Fall Creators Update に合わせて、各メーカーから販売が始まった、Windows MRのヘッドセット。注目の技術ともいえる、Windows Mixed Reality への対応はいかなるものか?
さっそく、”Windows Mixed Reality PC check” で確認してみました。
当然ではありますが、確認した段階ではまだFall Creators Updateがインストールする前だったこともありますが、さすがにこちらはまだまだ登場し始めたばかりの新しい技術。PCに求められるスペックも高いので、CPU的にも、グラフィックス的にも、こちらの部分ではちょっと力不足のようです。
携帯性を重視している PC にそこまで求めるのも酷かもしれませんね。
~ 今後の Surface Laptop
当初 日本で販売が始まった Surface Laptop は、プラチナの一色でしたが、その後、バーガンディ、コバルトブルー、グラファイトゴールドが加わり、カラーバリエーションが出そろいました。
現在、Core i5 搭載の機種のみしか販売されていませんが、今後、Core i7 搭載の機種の販売も予定されているなど、さらにパワーアップした Surface Laptop が投入される日も間近です。
Surface の特徴 ともいえる Surface ペン。そして、私も昨年シアトルでちょっとだけ触ってきましたが、すでに国内でも販売されている話題のSurfaceダイヤル。Surface ドックや、Surface Arc Mouseなど、Surface をさらに便利に活用するための、パワフルなアクセサリも用意されています。
Surface の新しい仲間 ”Surface Laptop“。今後も注目していきたい Surface ですね。
<参照>
・Surface Laptop
・Surface Laptop の主な仕様
・Announcing Dolby Audio for high performance audio in Microsoft Edge
・Windows 10 S について
・Surface Laptop colors arriving in additional countries