Windows 10 のストアアプリ。
これまでにも、Anniversary Update や Creators Update があって、さらにこの秋には、Fall Creators Update が予定されています。
まだうちのPCにも、Creators Update さえ落ちてきていないので、Fall Creators Update のことを見てもピンときませんが、こうして新しくなった際、あるいは使っているうちに、何らかの理由でプログラムの動きが怪しくなることがあります。
Microsoft Edge の動きがおかしい(新しタブをクリックしてもタブができないなど)、フォトなどのアプリが何らかのエラーが出て、あるいはエラーも表示されず起動できずに終了してしまうなど様々なケースがあるかと思います。
そんな場合には、そうしたストアプリを削除して入れなおすことになります。
ただしストアアプリと呼ばれる、Windows 10 標準搭載のストアアプリの場合には、プログラムのアンインストールでは削除ができません。
慣れない方にとってはちょっと敷居が高いのですが、”Windows Power Shell” というプログラムを ”管理者として実行“ して行う必要があります。
今回はこの操作についてご紹介します。
— Windows Power Shell を管理者として起動する
1) スタートボタンの脇にある “ここに入力して検索“ のところに、”powershell” と入力すると、PowerShellのプログラムの検索結果が表示されますので、右クリックして、”管理者として実行“ を左でクリックして開きます
2) ”このアプリがデバイスへの変更を許可しますか?” と聞いてきますので、”はい” をクリックして進みます
3) Windows PowerShell が起動しました
— コマンドを入力
さてここからが本番です。コマンドを入力となると結構大変です。以下のMicrosoft コミュニティのWiki記事の中で、各アプリの削除用コマンドが表示されていますので、それをコピーして、Windows PowerShell の画面に貼り付けるだけで OK です。
—コマンドの一覧—
貼り付けるだけで OK と聞けば多少気持ちも軽くなるかもしれませんね。
1) まず、コマンドの一覧から該当のプログラムの、”削除用 PowerShell コマンド” をドラッグしてコピーします(以下は、メールアプリの場合の例)
2) 続いてPowerShell の画面に右クリックなどで、貼り付けます。あとは、Enterを押して、削除が終わるまで待ちます
3) 削除が終わったらいったん、PCを再起動。
4) 再起動後、ストアアプリを開いて、削除したアプリと同じ名前を検索して表示し、購入をクリックしてインストールを開始します
インストールが完了すれば終了。これで再度アプリを起動して動作を確認します。
Microsoft Edge もこうしたストアアプリと一緒ではありますが、実はちょっと面倒な部分もあります。事前にサービスを停止したり、フォルダを削除したりしたのち、PowerShellで削除する。
この Microsoft Edge の再インストールについては、 パソコンのツボ(本館) の方で紹介していますので、そちらの記事を参考にしてみてください。Microsoftコミュニティにも Wiki 記事として紹介されているものもありますので、併せてご参照ください。
・Microsoft Edge を再インストールする/パソコンのツボ
【参照】
・Windows 10 に搭載されているアプリを再インストールする方法/Microsoftコミュニティ
・Microsoft Edge の起動に失敗した場合の復旧方法
・Microsoft Edge を再インストールする/パソコンのツボ